WESTERポイント旅(1日目・2/3)
WESTERポイント旅(1日目・2/3)
◆北陸/山陽新幹線・各駅下車◆
(上越妙高~敦賀~新大阪)
上越妙高駅の滞在時間は20分。
ここから北陸新幹線の各駅下車旅をスタートします。
北陸新幹線・各駅(JR西日本管轄駅)
◆上越妙高 ◆糸魚川 ◆黒部宇奈月温泉 ◆富山 ◆新高岡 ◆金沢 ◆小松 ◆加賀温泉 ◆芦原温泉 ◆福井 ◆越前たけふ ◆敦賀 ◆
上越妙高駅
上越妙高駅は、JR西日本の新幹線駅では最北になり、管理はJR東日本です。
新幹線の乗務員は、長野駅で各社(JR西日本・JR東日本)が原則交代します。
(上越妙高駅では交代しません)
改札付近にはJR東日本の駅で見かけるコンビニが見えます。
上越妙高駅には、2~3度下車したことがあり、駅前のホテルに宿泊したこともあります。
新幹線改札口から西口方面の連絡通路には、旧信越線から移管された「妙高はねうまライン(えちごトキめき鉄道)」の改札が見えます。
西口を出ると東横イン、スーパーホテル(奥側)があります。
また、東口にはアパホテルが見え、駅前近くに上杉信玄像が見えます。
正面から見た上杉謙信像。
滞在時間は20分。
駅周辺を少し見ただけですが、1時間に1本の新幹線に乗り遅れず乗車して北陸新幹線の駅巡りを始めます。
★ 参考 ★
上越妙高駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置
◇階段・・・5号車~6号車付近
◇エレベーター・・・6号車~7号車付近
◇エスカレーター・・・8号車付近
10:40
上越妙高駅から「はくたか555号(金沢行)」に乗車。
<停車駅> 各駅
糸魚川・黒部宇奈月温泉・富山・新高岡・金沢
<座席> 8号車20番E席
車内混雑はありませんでしたが、上越妙高駅からの乗客は少しだけ見掛けました。
車両は、W7・JR西日本編成。(北陸新幹線はJR東日本車両(E7)も運行中)
WIFIの設定(JR_WEST_FREE_WI-FI)も行いました。
はくたか555号 8号車20番E席 (W7/JR西日本車両)
上越妙高【10:40発】→【10:52着】糸魚川
・移動距離 37km
・乗車時間 12分
・料金 3,080円
(乗車券680円、新幹線指定席2,400円)
【えちごトキめき鉄道利用の場合】
・移動距離 49.2km(直江津経由)
・料金 1,140円
・移動時間 2時間4分
上越妙高(10:53発)→(11:09着)直江津(12:14発)→(12:57着)糸魚川
10:52
上越妙高駅から12分の乗車で糸魚川駅に到着。
こちらの糸魚川駅は、ここ数年で4~5回来ています。
新潟県西部にあり、えちごトキめき鉄道とJR大糸線の乗換駅です。
この日の乗降客は少なく感じました。
糸魚川駅での滞在は45分。
改札を出て振り返ると「がんばろう!糸魚川」の大看板が掲げられてました。
2016年12月22日に起こった「糸魚川市大規模火災」の復興を願ってなのか分かりませんが、駅の北側から日本海側の南北方向エリアが焼失したニュースを見た記憶があります。
駅改札を出ると、右の山側・アルプス口(南口)と左の日本海側・日本海口(北口)を結ぶ自由通路があります。
自由通路の日本海口方面に進むと、えちごトキめき鉄道(JR大糸線)の改札があります。
今回は、日本海口へ向かいます。
階段を降りる手前にスマホゲームと共催しているパネルが置かれていました。
駅前には、ヒスイロードが日本海側に続きます。
1990年11月に命名された「ヒスイロード」には、宝玉を掲げる奴奈川姫の像、ヒスイの原石、勾玉のモニュメント、市内で採取された岩石、海望公園(旧糸魚川市庁舎跡地)の奴奈川姫と建御名方命の母子像などが配置されています。
Q:奴奈川姫とは?
A:「奴奈川姫(ぬなかわひめ)」は『古事記(こじき)』や『出雲国風土記(いずものくにふどき)』などの古代文献に登場する高志国(現在の福井県から新潟県)の姫であると言われています。
『古事記』では出雲国(今の島根県)の大国主命(おおくにぬしのみこと)が沼河比売(= ぬなかわひめ?)に求婚に来た、とあり、また、『出雲国風土記』では天の下造らしし大神(大国主命)が奴奈宜波比売(=ぬなかわひめ?)の命と結婚して御穂須々美(みほすすみ)命を生み、この神が美保に鎮座していると記されています。
あくまでも伝説ですが、それでも奴奈川姫を祭る神社が糸魚川・西頸城地方に多く、また、考古学的資料にも恵まれていること、さらには『万葉集(まんようしゅう)』の記述にある「沼名河の底なる玉…」との関係をみても、奴奈川姫は神秘的であり、姫にまつわる伝説がこの地方に多いのも興味深いものです。
(糸魚川市公式サイトより)
奴奈川姫と建御名方命の母子像の正面には日本海が見えます。
駅前からヒスイロードを直線に約6~7分歩きます。
広大な海が見えるように日本海展望台が設置されています。
以前も来ましたが、前回同様、荒々しい海の景色でした。
(到着時小雨の降る天候でした)
展望台から陸側を見ると正面奥に駅が見えます。
今回は、糸魚川市のマンホールカードが頂けるので、この近くの「キターレ」と言う施設に訪問。
大火の記憶を伝承する展示スペースと防火水槽を設けた復興まちづくりの拠点として2020年4月にオープンしましたが、配布場所が判かりません。
屋内にはイベントホールと飲食エリアが左右に分かれていました。
飲食エリアの喫茶の店員さんに聞くとマンホールカードを渡され、ここで配布されているようでした。
(入口などに一切表示されていません)
実際のマンホールは敷地内裏の隅に設置されていました。
滞在時間も少ないので駅へ戻ります。
新幹線発車まで10分あったので、アルプス口へ向かいます。
階段を降りると「ジオステーション ジオパル」があります。
今回で3度目の訪問です。
入場無料の施設。
糸魚川世界ジオパークのパネルなどがあります。
隣接場所には、鉄道実車両、模型、プラレールがあり、乗換待ちの時間に立ち寄るには、おすすめです。
館内には、平成22年3月12日まで大糸線で活躍していたキハ52-156が展示されています。
車内で休憩が出来ますが、この手前にはテーブルがあり、こちらで休んでいる方がいました。
また、大阪と札幌を走っていた「トワイライトエクスプレス」の再現車両があります。
展望A個室スイートと食堂車の一部を再現し、備品も置かれています。
車両は本物ではなく、糸魚川産の杉を使用した複製です。
車内の見学は15時まで。
最初に訪れた時は15時半で中は見れませんでしたが、その次に来た時は昼前だったので食堂車の備品などを見ました。
糸魚川駅のアルプス口駅舎の一部にレンガ倉庫が残されています。
この奥に先程の列車展示が行われています。
滞在時間は45分しかなく、実際は30分程で慌ただしく駅周辺を見た感じです。
駅前のヒスイロードの商店街にあった「ひすいラーメン」は今も気になっています。(次回機会があれば。。。)
新幹線ホームへ上がり、列車を待ちますが、こちらでもエスカレーターなどの場所を記載しておきます。
★ 参考 ★
糸魚川駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置
◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・7号車~8号車付近
◇エスカレーター・・・6号車付近
11:37
糸魚川駅から「はくたか557号(金沢行)」に乗車。
<停車駅> 各駅
黒部宇奈月温泉・富山・新高岡・金沢
<座席> 8号車20番E席
はくたか557号 8号車20番E席 (E7/JR東日本車両)
糸魚川【11:37発】→【11:51着】黒部宇奈月温泉
・移動距離 39.2km
・乗車時間 14分
・料金 3,080円
(乗車券680円、新幹線指定席2,400円)
【他鉄道利用の場合】
(えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道・富山地方鉄道)
・移動距離 64km(泊・新魚津経由)
・料金 1,730円
(糸魚川~市振・550円/市振~魚津・700円/新魚津~新黒部・480円)
・移動時間 2時間3分
糸魚川(11:49発)→(12:22着)泊(12:24発)→(12:46着)魚津/新魚津(13:26発)→(13:52着)新黒部
11:51
糸魚川駅から14分の乗車で黒部宇奈月温泉駅に到着。
次の列車まで69分待ちです。
こちらの駅近くには、宇奈月温泉方面に行く富山地方鉄道の新黒部駅があります。
このため、この日の新幹線から数組の団体客が降りてくる光景が見えました。
駅前には観光バスが数台停車していたので、宇奈月温泉へ行かれるのでしょうか。
1時間以上の列車待ちのため、周囲を散策。
そして昼食にします。
こちらの駅は、過去に2度程、宇奈月温泉に行った際に利用しています。
特に駅周辺はお店も無く、どのような雰囲気かは承知の上、1時間の滞在を過ごします。
新幹線の改札を出て正面を歩いて行きます。
建物を出て振り返えると遠くに新幹線の改札が見えています。
この先の道路を渡ると、富山地方鉄道の新黒部駅が見えてきます。
富山地方鉄道(地鉄)の駅は無人駅が多いですが、ここは新幹線の乗換駅だからなのか、駅舎があり有人でした。
駅舎の中では乗車券類を発売していました。
地鉄・新黒部駅周辺を探索。
電車到着時にはホームで乗車券を回収している光景が見えました。
(多くの駅は、車内清算です)
地鉄では、他社から購入した車両を走らせており、訪問時に偶然、旧京阪電車で使われていた車両(10030系)が到着していました。
また、2013年に東急テクノシステムから購入した17480系(デハ8692→17482)が、旧京阪電車が発車後に宇奈月方面から到着。
この車両は4枚扉ですが、中間2枚は使用されていない車両のようです。
地鉄は、1時間に1~2本運行していますが、新幹線・地鉄の到着以外の時間帯は、人ひとり居ないところです。
地鉄前の広場には、宇奈月から走っているトロッコ列車が展示されています。
駅周辺には、お店がありませんが、唯一目の前にレンタカー店と食事処(休業中)の建物が建っています。
また、駅のロータリー広場には「黒部の水」があります。
事前にペットボトルを用意していたので、ミネラル豊富な黒部の水を頂きました。
少し駅周辺を散策しましたが、やはり昼食が出来るお店は無いので、新幹線の駅舎にあるコンビニ(おみやげ処)で駅弁を購入します。
昼の時間だったので種類が豊富でした。
こちらでは、「ますのすし」で有名な源さんの商品が勢ぞろい。
その中で購入したのが「富山味づくし(税込1,350円)」。
ピンクの風呂敷に覆われた2段重のお弁当。
風呂敷を開けると2段が見えます。
中を見ると、お品書きが入っていました。
ますのすし・ほたるいか・白海老など富山の名産が味わえるお弁当でした。
食事をしたのは、新幹線の駅舎横に建つ「黒部市地域観光ギャラリー(2階)」です。
こちらでは、1階に4つ程のテーブルがありましたが既に着席済。
2階に上がると黒部の紹介ギャラリーになっていました。
こちらの2階にも1階より少し多めのテーブルがあり、ここで昼食を採ります。
ガラス越しのカウンターには充電できる席があり、ここで食べることにしました。(飲食可の表示あり)
最初は2階に誰も居なかったですが、食事中に私の充電や休憩できるのを知ってか、食事後に周囲を見ると多くの人が席に座っていました。
食事後に少し館内を見学。
黒部のジオラマなどが展示しています。
館内に「立山黒部フィールドカード」がありました。
種類が豊富で、一人10枚までと書かれています。
この横にカードを監視するためか、ガイドのような高齢の男性が居て、「10枚までですよ」と言ってきました。
適当に取っていると、「どこから来たの?」と声を掛けられ、返答はしましたが、時間も無いので足早にこの場を後にしました。
1階に降りると売店があり、こちらでも弁当が販売されていました。
そろそろ列車の時間が近づいてきたので、新幹線ホームへ向かいます。
新幹線構内の待合室はエアコンの故障中ですが、人が少ないので影響は無さそうです。
★ 参考 ★
黒部宇奈月温泉駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置
◇階段・・・4号車付近
◇エレベーター・・・5号車~6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近
13:00
黒部宇奈月温泉駅から「はくたか559号(金沢行)」に乗車。
<停車駅> 各駅
富山・新高岡・金沢
<座席> 9号車17番E席
はくたか559号 9号車17番E席 (W7/JR西日本車両)
黒部宇奈月温泉【13:00発】→【13:13着】富山
・移動距離 33.8km
・乗車時間 13分
・料金 2,990円
(乗車券590円、新幹線指定席2,400円)
【他鉄道利用の場合】(2ルート)
(富山地方鉄道・あいの風とやま鉄道)
(1)新黒部~新魚津/魚津~富山
<富山地方鉄道・あいの風とやま鉄道>
・移動距離 36km(魚津経由)
・料金 1,080円
(新黒部~新魚津・480円/魚津~富山・600円)
・移動時間 1時間3分
新黒部(12:09発)→(12:26着)新魚津/魚津(12:46発)→(13:12着)富山
(2)新黒部~電鉄富山
<富山地方鉄道>
・移動距離 40.7km
・料金 1,080円
・移動時間 1時間22分
新黒部(12:09発)→(13:24着)電鉄富山
13:13
黒部宇奈月温泉駅から13分の乗車で富山駅に到着。
富山駅での滞在時間は27分。
乗車した列車で富山駅を下車した方は少なかったです。
富山駅には、北陸本線時代のJR在来線があった頃から何度か来ています。
改札内には、「ますのすし」の自動販売機がありました。
地元の源さんが製造販売しているので商品は充実しています。
改札を出ると正面には路面電車が見えます。
この路面電車の電停は数年前までJR駅舎で分断されていましたが、現在は高架下に停車場ができ、市内を走る電車と海側を走る電車が繋がっています。
また、駅舎内には旧北陸本線から移管された第三セクターの「あいの風とやま鉄道」の改札があります。
富山駅からは、JR高山線の始発駅でもあります。
途中の猪谷駅までがJR西日本の営業駅です。
(こちらは最終日に訪問します)
富山駅南口から富山地方鉄道・電鉄富山駅へ乗換が出来ます。
駅はビルの中です。
ビルの中に駅があります。
こちらは現在工事中でした。
昔を知っている方は、同じようにビル内を進むと正面に改札がありましたが、現在は貸ロッカーが置かれ、壁で塞がれていました。
現在の改札は右に曲がり左手に改札口がありました。
こちらから宇奈月温泉や立山へ向かうことが出来ます。(別々路線)
滞在時間が27分なので、そろそろ新幹線ホームへ戻ります。
新幹線の改札に入ると先程見た「ますのすし」自販機の正面隅に「富山湾鮨」のサンプルが置かれていました。
美味しそうなお寿司(サンプル)が置かれ、「富山湾鮨」の説明文がありました。
写真を撮っていると数名の外国人の方も気付かれたようで写真を撮りに来られました。
★ 参考 ★
富山駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置
◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近
13:40
富山駅から「つるぎ25号(敦賀行)」に乗車。
(富山駅始発列車)
<停車駅> 各駅
新高岡・金沢・小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀
<座席> 8号車20番E席
つるぎ25号 8号車20番E席 (W7/JR西日本車両)
富山【13:40発】→【13:49着】新高岡
・移動距離 18.9km
・乗車時間 9分
・料金 2,730円
(乗車券330円、新幹線指定席2,400円)
【他鉄道利用の場合】
(あいの風とやま鉄道・JR城端線)
・移動距離 20.6km
・料金 530円(10円乗継割引)
(富山~高岡・390円/高岡~新高岡・150円)
・移動時間 31分
富山(13:20発)→(13:37着)高岡(13:47発)→(13:51着)新高岡
13:49
富山駅から9分の乗車で新高岡駅に到着。
こちらの駅の下車は2度目。
下車された方は、数名だけでした。
滞在時間は、15分。
改札を出る手前には、この駅の在来線である城端線・新高岡駅から乗車できる観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称:べるもんた)の椅子が置かれていました。(休日を中心に城端線・氷見線で運行)
新幹線の改札を出ます。
改札を出ると、左手すぐに「ますのすし」源さんの売店が見えます。
新高岡駅は、在来線である城端線の乗換駅です。
しかし在来線乗り場は離れているため、新幹線の改札を出て正面を歩きます。
この正面の建物内(100m以上)を進みます。
扉の右手前には、何やら兜のような高いオブジェが見えます。
説明を見ると、前田利長公が着用していたとされる銀鯰尾兜(春田勝光作)と書かれています。
この兜は、外鉢高が127.5cmあり、戦の際にこれを被った利長公は身の丈3mの大男となり威嚇効果があったようです。
ちなみに、前回ここから歩いて訪問した利長公の菩提寺・国宝「瑞龍寺」は境内が素晴らしくオススメな場所です。
話は戻りますが、城端線の新高岡駅。
長い通路を進むと外に出ます。
外に出て左手を見ると無人駅の新高岡駅です。
数段の階段を上がるとホームになります。
単線の駅ですが、新幹線から乗り換える方が多数見えます。
ここからは、隣駅の高岡駅方面と城端線の終点・城端駅に向かう列車が運行されています。
(城端駅からは路線バスに乗車して世界遺産の五箇山・白川郷に行くことが出来ます)
休日などは、観光列車が発着する駅でもあります。
この日は、時間がありませんでしたが、帰り際に高岡駅から到着したキハ40系の汽車がやってきていました。
新幹線駅は立派ですが、城端線の駅とのギャップがあるところです。
付近には飲食店などが見えませんが、北口から瑞龍寺方面に整備された道を進むと数店舗のお店があります。
また、南口から少し歩くと巨大なイオンモール(高岡店)があります。
滞在時間が15分と短かったので、急ぎ足で新幹線ホームへ戻ります。
★ 参考 ★
新高岡駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置
◇階段・・・5号車~6号車付近
◇エレベーター・・・7号車付近
◇エスカレーター・・・9号車付近
14:04
新高岡駅から「はくたか561号(敦賀行)」に乗車。
<停車駅> 各駅
金沢・小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀
<座席> 5号車17番E席
はくたか561号 8号車20番E席 (E7/JR東日本車両)
新高岡【14:04発】→【14:17着】金沢
・移動距離 39.7km
・乗車時間 13分
・料金 3,080円
(乗車券680円、新幹線指定席2,400円)
【他鉄道利用の場合】
(JR城端線・あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道)
・移動距離 42.4km
・料金 1,020円
(新高岡~高岡・150円/高岡~倶利伽羅・500円/倶利伽羅~金沢・370円)
・移動時間 1時間3分
新高岡(14:12発)→(14:15着)高岡(14:34発)→倶利伽羅→(15:15着)金沢
14:17
新高岡駅から13分の乗車で金沢駅に到着。
金沢は数えきれない程来ています。
コロナ禍に来た時は、人が居ませんでしたが、最近はコロナ禍前まで観光客が来ているようです。(外国人や関東方面からの観光客が多く見られます)
金沢駅の滞在時間は47分。
次の隣駅・小松駅に停車する新幹線がすぐに無いため、40分以上の待ち時間になります。
改札口手前には、子供さん向けの電車の遊び場が設けられています。
新幹線改札口は、いつ来ても人が多いです。
改札を出て正面には商業施設があります。
その一角に石川県の観光PRマスコット「ひゃくまんさん」やご当地のお相撲さんのパネルが置かれています。
金沢駅では、旧北陸線から移管されたIRいしかわ鉄道の駅があります。
こちらは、金沢駅始発のJR七尾線の在来線改札口も兼ねています。
(JR七尾線は、津幡駅から和倉温泉駅の区間ですが、金沢駅からIRいしかわ鉄道の東金沢駅・森本駅・津幡駅を経て七尾線に入ります)
金沢駅の滞在時間があるので、東口(兼六園口)側の鼓門(つづみもん)に向かいます。
鼓門(つづみもん)は、金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージして作られています。
高さが13.7m。
2本の太い柱に支えられた門です。
こちらは、観光名所の一つとなっているため、いつも写真を撮る方がいます。
夜になるとライトアップされるので、夜の鼓門も良いものです。
以前コロナ禍で人が少ない時期に、石川県の観光PRマスコット「ひゃくまんさん」がいたので、撮影協力して頂きました。
定番の鼓門の写真も良いですが、東口を出たすぐ見える覆いが続く光景も好きなスポットです。
東口からは、兼六園・金沢21世紀美術館・金沢城公園・ひがし茶屋街・近江町市場などに向かうバスのりばがあります。
東京や大阪方面の高速バス以外に1時間20分で世界遺産の白川郷行のバスも走っています。
一部のバス路線には「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の世界遺産名にある五箇山に停車便もあります。(事前予約が必要な便もあります)
白川郷から乗り継ぎ、飛騨高山までのバスもあるので世界遺産巡りが可能です。
東口を探索し、時間があるので反対の西口へ向かいます。
新幹線の改札口、IRいしかわ鉄道の改札の前を通りながら西口を出ます。
この入口付近にちょっと変わったポスト(郵太郎ポスト)がありました。
郵太郎(ゆうたろう)
昭和29年4月19日、日本国有鉄道金沢駅舎の落成を記念し、金沢の伝統工芸を代表する郷土色豊かな加賀人形を題材とした特殊郵便差出箱、通称「郵太郎ポスト」(制作者 長谷川 八十氏(1909~1982、金沢市生まれ))を駅構内に設置。
2014年に生誕60周年を記念し、また2015年3月の北陸新幹線金沢開業にあわせて、伝統的なオリジナルの郵太郎に加え、新デザインのキャラクターも誕生。
(金沢中央郵便局・郵太郎オフィシャルサイトより)
西口は、東口のような賑やかさはありませんが、大型モニュメントがあります。
これは、金沢市制百周年記念事業モニュメントで、題は「悠颺(ゆうよう)」。
1991年に建てられたステンレス製の大型モニュメントです。
作者は金沢出身の造型作家、蓮田修吾郎さん。
「悠颺」とは「ゆったりと風で舞い上がる」意味だそうです。
この日は奥の方で「3x3.EXE PREMIER JAPAN 2024」のイベントが開催。
3人制のバスケットの試合が行われていました。
まだ新幹線の出発時刻まで時間があるので、駅ビルにある飲食店を探索。
金沢で有名なゴーゴーカレーと8番ラーメンを見に行きました。
昼時間が過ぎていますが、店内には数名のお客さんが食事中でした。
いつ来ても来店客が多くて人気があるのがわかります。
(2日後訪問した際、カレーを食べました)
以前、ゴーゴーカレーは食べたことがありますが、8番ラーメンはまだなので機会があれば食べたいです。
滞在時間の47分を気にしながら、新幹線ホームへ向かいます。
★ 参考 ★
金沢駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置
◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近
15:04
金沢駅から「つるぎ29号(敦賀行)」に乗車。
<停車駅> 各駅
小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀
<座席> 6号車18番E席
つるぎ29号 6号車18番E席 (E7/JR東日本車両)
金沢【15:04発】→【15:15着】小松
・移動距離 27.1km
・乗車時間 11分
・料金 2,910円
(乗車券510円、新幹線指定席2,400円)
【IRいしかわ鉄道利用の場合】
・移動距離 28.4km
・料金 580円
・移動時間 32分
金沢(14:30発)→(15:02着)小松
15:15
金沢駅から11分の乗車で小松駅に到着。
小松駅での滞在時間は16分。
あまり時間がありませんが、駅周辺を探索します。
この駅で下車する方は少なかったようです。
エスカレーターで下に降りると目に付いたのが、待合室にある陶芸。
近づくと九谷焼の作品です。
こちらの作品は、新幹線開業の際に人間国宝の吉田美統さんら小松美術作家協会の九谷焼作家18人が制作したものです。
左右の柱に縦225cm、横35cmに飾られています。
金箔を焼き付ける「釉裏(ゆうり)金彩」や極細の文字を書き込む「毛筆細字」、赤絵や吉田屋風などさまざまな技法を使った作品のようです。
乗客が居なくなった改札を出ます。
小松駅は旧北陸線から移管されたIRいしかわ鉄道の乗換駅でもあります。
出口を出て右に行くとIRいしかわ鉄道の改札があります。
先を進むと従来からあった西口に出ますが、今回は新幹線駅側の東口へ向かいます。
東口を出ると目の前に「こまつの杜」(園内見学無料)があります。
こちらでは、世界最大級のダンプ「930E」の展示をはじめ、旧本社社屋を復元した「わくわくコマツ館」や、加賀地方の里山を再現した「げんき里山」などの施設があります。
あまり時間が無いので世界最大と言われるダンプを見学。
こちらは、特定日に運転席を見学できるようです。
(この日は休止していました)
16分の滞在時間なので、新幹線ホームへ戻ります。
ホームからも「こまつの杜」が見えます。
★ 参考 ★
小松駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置
◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近
15:31
小松駅から「はくたか563号(敦賀行)」に乗車。
<停車駅> 各駅
加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀
<座席> 6号車17番E席
はくたか563号 6号車17番E席 (W7/JR西日本車両)
小松【15:31発】→【15:38着】加賀温泉
・移動距離 14.5km
・乗車時間 7分
・料金 2,640円
(乗車券240円、新幹線指定席2,400円)
【IRいしかわ鉄道利用の場合】
・移動距離 13.9km
・料金 270円
・移動時間 15分
小松(15:52発)→(16;07着)加賀温泉
15:38
小松駅から7分の乗車で加賀温泉駅に到着。
こちらは、新幹線開業前のJR西日本のサイコロきっぷで来たところです。
滞在時間は、47分。
乗車してきた新幹線で、この駅に降りる人は10名足らず(?)です。
加賀温泉駅には、線路中央に通過線が設けられていました。
新幹線のホームからは商業施設が目の前に見えます。
ホーム階からエスカレーターで下に降りると屋根瓦が付いた待合室が見えます。
正面入口扉の左右には、九谷焼の陶壁が飾られています。
新幹線の改札出口に向かいますが、右手は工事中のようです。
改札を出ると周辺は工事中でした。
以前来た際も新幹線駅の工事中でしたが、今回は案内所も無くなり、カウンターだけの案内所(仮設)がありました。(列車到着時だけ人がいました)
改札の正面には、2024年11月に交流施設が完成し、お土産屋などが入るようです。
新幹線駅が開業までに入札などで色々あった話を聞きましたが、まだ出来上がっていないのが残念です。
しかも、駅コンビニが無くなり、駅構内には喫茶店だけがありました。
こちらの入口に駅弁と少しのお土産が置かれていました。
駅前に出ると以前と変わらない未整備の場所。
上の写真の場所は以前に来た際、山中温泉・山代温泉方面の路線バス乗り場でした。
現在は駅出口を出たすぐの商業施設側に新設されています。
商業施設前には温泉旅館の送迎バスのりばになっているようです。
駅出口から少し歩きます。
少し駅周辺の様子を記載しましたが、加賀温泉駅はJRから移管された「IRいしかわ鉄道」の駅に乗換できます。(新幹線の改札を出て右側)
この先はIRいしかわ鉄道の改札口があります。
在来線(IRいしかわ鉄道)の駅舎が新しくなる工事中のため、北側に通り抜け出来ないようです。
(工事の警備員が頻繁にこちらを見ていたので近くに寄らず撮影)
従来は、並行して地下自由通路がありましたが、にぎわい交流施設を建設中のため通行止めになり、一般の人は入場券を購入して通るしかないみたいです。
加賀市のサイトを見ると令和6年3月16日から交流施設完成予定の11月30日まで、鉄道利用者以外は通り抜けが出来ないようです。
(市に通行証の申請をすれば住民などは可能のようですが、観光客はダメみたいです)
相変わらず工事が続く加賀温泉駅。
駅名の加賀温泉は実在せず、当駅からバスで行ける片山津・山代・山中温泉を総称して呼ばれる名称です。(隣市の粟津温泉を含む)
駅前からバスに乗車して、十数分で片山津温泉へ行くことが出来ます。
また、駅から15分程で山代温泉、30分程乗車すると山中温泉に到着します。
山代温泉は山中温泉行のバスの途中を経由します。
駅から片山津温泉の行きは11分。
帰りは26分とバスは一方向の運行経路のため往復で乗車時間が違ってきます。
少し前に来た際に見ていた「観音像と駅舎」を撮影。
昔は新幹線の建物が無くて旧JRの駅舎から真上に観音像が見えていましたが、現在は少し離れた場所から撮影すれば、この光景を見ることが出来ます。
日差しの強い時間帯に周辺を探索していたので、隣接する商業施設で少し涼み、新幹線ホームへ戻ります。
商業施設では、お土産も販売しているので駅でお気に入り商品が無ければこちらで探してみるのも良いかも知れません。
(今後は、駅ビル内にお土産店が出来るようです)
★ 参考 ★
加賀温泉駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置
◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近
16:24
加賀温泉駅から「つるぎ33号(敦賀行)」に乗車。
<停車駅> 各駅
芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀
<座席> 6号車18番E席
つるぎ33号 6号車18番E席 (W7/JR西日本車両)
加賀温泉【16:24発】→【16:32着】芦原温泉
・移動距離 16.3km
・乗車時間 8分
・料金 2,730円
(乗車券330円、新幹線指定席2,400円)
【他鉄道利用の場合】
(IRいしかわ鉄道・ハピラインふくい)
・移動距離 16.7km
・料金 360円
・移動時間 16分
加賀温泉(16:08発)→大聖寺→(16:24着)芦原温泉
16:32
加賀温泉駅から8分の乗車で芦原温泉駅に到着。
こちらでの滞在時間は15分。
長いエスカーレーターを降りると木調の日除けが窓際に見えてきます。
二階コンコースの窓には、木調の格子をデザインしたすだれが見えます。
新幹線の改札を出ますが、人影がないです。
改札を出ると「金津まつり本陣飾り物」の作品が見えます。
この作品の新幹線はペットボトルキャップを約1万個使用して仕上げたようです。
また、あわら市マスコット「湯巡権三(ゆめぐりごんぞう)」が傍に置かれていました。
また、近くには顔パネルもありました。
芦原温泉駅は初めて下車しましたが、滞在時間(15分)が少ないため足早に東西自由通路から西口へ向かいます。
長い通路を進み、西口側には旧JR北陸線の駅舎があった現在の「ハピラインふくい」の列車のりばに向かう通路がありました。
新幹線から第三セクター「ハピラインふくい」の乗換は10分程かかりそうです。
連絡通路の下は、線路(旧北陸本線)が見えます。
西口を降りると前にはお店が並び、ハピラインふくいの駅前ではイベントが行われており、ここには大勢の人がいました。
西口側から新幹線駅が見えます。
(手前の貨物列車が見えるのは旧北陸本線)
滞在時間が少ないので足早に新幹線ホームへ戻ります。
★ 参考 ★
芦原温泉駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置
◇階段・・・5号車付近
◇エレベーター・・・6号車~7号車付近
◇エスカレーター・・・8号車~9号車付近
16:47
芦原温泉駅から「はくたか565号(敦賀行)」に乗車。
<停車駅> 各駅
福井・越前たけふ・敦賀
<座席> 6号車17番E席
はくたか565号 6号車17番E席 (E7/JR東日本車両)
芦原温泉【16:47発】→【16:55着】福井
・移動距離 18km
・乗車時間 8分
・料金 2,730円
(乗車券330円、新幹線指定席2,400円)
【ハピラインふくい利用の場合】
・移動距離 17.7km
・料金 380円
・移動時間 18分
芦原温泉(17:00発)→(17:18着)福井
16:55
芦原温泉駅から8分の乗車で福井駅に到着。
こちらでの滞在は43分。
新幹線が走り出して、外を見ると恐竜が見えます。
新幹線開業に伴い完成した西口の福井市観光交流センターの屋上にある恐竜が見えています。
長いエスカレーターを降りると改札出口階に到着します。
改札を出る(改札内)手前には越前そばのお店がありました。
北陸新幹線の改札内(上越妙高~敦賀)で食事ができるのは、今まで見た駅には無かったように思えます。
(長野駅上りホームにはあります)
今回は時間の都合上、立寄れませんでしたが、メニューだけ撮影しておきました。
また、その近くには自動販売機が置かれていました。
こちらでは、越前そばが購入できます。
蕎麦以外に福井のお土産(どらやき・水羊羹)がありました。
新幹線改札を出ます。
福井駅の新幹線改札は、A(1~6号車)、B(7~12号車)に分かれています。
ちなみに北陸新幹線は12両編成です。
かがやき号は、全車指定。
はくたか号は、自由席が1~3号車。
つるぎ号は、自由席が1~2号車です。
出た先は東西の自由通路になっています。
今回は新しくできた東口(一乗谷口)を探索します。
外に出る右手前に階段が見えます。
休憩場所として利用している感じです。
上には、福井が舞台の「千歳くんはラムネ瓶のなか」のパネルがありました。
『千歳くんはラムネ瓶のなか』とは?
『千歳くんはラムネ瓶のなか』は、福井を舞台にした青春ラブコメディー。
進学校「藤志高校」に通う高校生たちの青春や成長を描いたライトノベル作品です。
主人公はイケメンで友人にも恵まれた”リア充”という設定は、ライトノベル作品ではかなり変わっていると言っていいでしょう。
小学館ガガガ文庫の「第13回ライトノベル大賞」で優秀賞に輝き、既刊6巻。
さらに、コミカライズ作品が既刊3巻、ドラマCD、オーディオブック(既刊2巻)とメディアミックスも進められています。
※いずれも2021年11月時点
(福井市観光公式サイトより)
こちらの階段を上がるとカフェスペースがあり、その横から屋上に行ける通路が見えます。
先を進むと屋上広場が見えてきます。
さらに奥には、えちぜん鉄道福井駅の駅舎です。
(直接通ることは出来ません)
えちぜん鉄道の電車が停まっているのも見れます。
ここは、地元の人たちの休息場のようです。
(観光客には分かりづらいかも知れません)
この後は、エレベーターで1階に降り、東口から外に出ます。
正面には恐竜(トリケラトプス)と岡田啓介氏・松尾傳蔵氏像が見えてきます。
<岡田啓介氏・松尾傳蔵氏>
岡田啓介氏は福井県で唯一の総理大臣(第31代)になった方。
2.26事件の際は、義弟の松尾傳蔵氏が身代わりとなって九死に一生を得ました。
また、岡田氏は第二次世界大戦の早期終結に大きな功績を残した人です。
岡田氏と松尾氏の二人はJR福井駅東側に位置する旭地区で生まれ、中央公園と旭小学校に銅像がありましたが、福井駅東口が開業し度移設されました。
こちらは新幹線開業に伴い整備され、主に送迎車の乗り場の雰囲気です。
(タクシーは停まっていました)
そして、トリケラトプスの親子が設置されています。
<福井市公式サイトより>
東口の新たなランドマークとして、トリケラトプスの親子を設置しました。
地層造形の上に悠然とたたずむ親トリケラトプスは、実物大の恐竜ロボットで 高さ4.0m(地層造形を含めると7.6m)、全長8.1mあります。恐竜ロボットは毎時00分、10分ごと、30分のタイミングで動き出します。
子トリケラトプスのモニュメントは、愛くるしい表情で親を見つめており、直接触れることもできます。
※それぞれ違った動きをします。毎時00分と30分は声を聞くことができます。※親トリケラトプスの稼働時間は、午前9時から午後9時まで。ライトアップは、日没から午後11時まで。冬期間は雪の影響により稼働停止します。
その他、荒天やメンテナンス等により、稼働停止している場合があります。
東口を探索し終え、まだ新幹線の待ち時間があるので、以前からある西口側の恐竜を見に行きます。
東口の出入り口には、恐竜の骨格が展示されているのも見逃さないでください。
フクイラプトルの木製恐竜骨格標本は、全長8.4m・高さ3.4m。
東口の出入り口を歩いていると出会います。
東西自由通路の新幹線改札の前を再び通り過ぎると旧JR西日本福井駅の改札が、新幹線開業に伴い第三セクター「ハピラインふくい」の改札口に変わっていました。
ピンク色が特徴のハピラインふくい。
2024年3月16日開業時には、JR西日本から「521系」車両16編成(32車両)を譲り受け、開業時には1編成のみが新デザイン(ピンクが特徴)が運行していました。
(その後の3か月間で、新デザインに変更)
※デザインは、デザイン事務所「アーチザン&パートナーズ」(福井市)の景山直恵代表が監修し、広告企画制作会社「真空ラボ」(同)が制作。
ハピラインふくいの改札前を通り、西口へ。
以前は、JR福井駅のロゴがありましたが、ハピラインふくいに変更されていました。
福井駅前にある恐竜広場。
広場には、福井で発見された新種恐竜のうち、肉食恐竜として日本で初めて全身骨格が復元された「フクイラプトル」、鳥脚類の草食恐竜「フクイサウルス」、全長(頭の先から尾の先まで)約10mの竜脚類の草食動物「フクイティタン」の実物大モニュメントを見ることが出来ます。
9時〜21時の間に30分毎鳴き声があげて動きます。
福井は、恐竜王国として博物館があり、駅のベンチに恐竜が座っていたり、恐竜が街中でも目に付くところです。
福井駅での43分の滞在時間が少なくなったので新幹線ホームへ戻ります。
★ 参考 ★
福井駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置
◇階段・・・1号車~2号車付近
◇エレベーター・・・4号車~5号車付近と7号車~8号車付近
◇エスカレーター・・・6号車~7号車付近と9~10号車付近
17:38
福井駅から「つるぎ37号(敦賀行)」に乗車。
<停車駅> 各駅
越前たけふ・敦賀
<座席> 6号車17番E席
つるぎ37号 8号車20番E席 (W7/JR西日本車両)
福井【17:38発】→【17:46着】越前たけふ
・移動距離 19km
・乗車時間 8分
・料金 2,730円
(乗車券330円、新幹線指定席2,400円)
【他鉄道利用の場合】
・なし (越前たけふ駅・新幹線単独駅)
※他鉄道+バスを利用の場合
(ハピラインふくい+シャトルバス)
・移動距離 約23.7km
福井~武生・18.9km/武生駅~越前たけふ駅・約4.8km
・料金 880円
福井~武生・380円/武生駅~越前たけふ駅・500円
・移動時間 57分
福井(17:05発)~(17:25着)武生/武生駅(17:47)シャトルバス~(18:02着)越前たけふ駅
17:46
福井駅から8分の乗車で越前たけふ駅に到着。
敦賀駅の一つ手前の新幹線単独駅です。
下車する方は少なかったです。
こちらの駅での滞在時間は19分。
エスカレーターで改札階に降りると目に付いたのが、待合室。
待合室の壁面(幅10m、高さ4m)は、透かし技術を用いて越前市の花「菊」をデザインした越前和紙をガラスに挟み、バックライトで照らされています。
また、改札付近の天井には、越前市の鳥「コウノトリ」をモチーフとして、越前和紙の流し漉(す)きの技法の動きを曲線で表現しています。
越前たけふ駅は、新幹線単独駅です。
出口は東西にありますが、東口を出るとすぐに駐車場(無料)が広がっています。
旧北陸線の武生駅(ハピラインふくい)まで約3km離れており、西口からバスが出ています。
駅改札付近にはコンビニがありますが、周辺には道の駅とレンタカー店以外何も無いです。
西口には新幹線開業に伴い駅前に道の駅が出来ました。
観光案内所(8時~18時)があり、1階に物産販売所(9時~18時)、2階に食事処(11:00~15:00/17:00~22:00)があります。
到着が18時前だったので物産販売所は閉店準備をされていました。
また、二階には食事処がありますが、1組の家族が出てきた際に店内を見ると人が居ませんでした。
雰囲気的に乗降客が少ない新幹線駅前に道の駅ができましたが、メインは車で来る方の施設ですが、日曜の夕方でこの静けさは今後どのようになるか見守っていきたいです。
滞在時間が19分と言うことで、足早に新幹線ホームへ戻ります。
★ 参考 ★
越前たけふ駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置
◇階段・・・5号車~6号車付近
◇エレベーター・・・7号車付近
◇エスカレーター・・・8号車~9号車付近
18:05
越前たけふ駅から「はくたか567号(敦賀行)」に乗車。
<停車駅> 各駅
敦賀
<座席> 6号車18番E席
はくたか567号 6号車18番E席 (E7/JR東日本車両)
越前たけふ【18:05発】→【18:17着】敦賀
・移動距離 30.2km
・乗車時間 12分
・料金 2,000円
(乗車券590円、新幹線指定席1,410円)
【他鉄道利用の場合】
・なし (越前たけふ駅・新幹線単独駅)
※バス+他鉄道を利用の場合
(シャトルバス+ハピラインふくい)
・移動距離 約39.9km
越前たけふ駅~武生駅・約4.8km/武生~敦賀35.1km
・料金 1,280円
越前たけふ駅~武生駅・500円/武生~敦賀・780円
・移動時間 1時間2分
越前たけふ駅(18:15)シャトルバス~(18:28着)武生駅/武生(18:47発)~(19:17着)敦賀
18:17
越前たけふ駅から12分の乗車で敦賀駅に到着。
ここで、JR西日本の北陸新幹線・営業区間(上越妙高~敦賀)の各駅下車巡りは終了。
大阪から上越妙高駅まで行き、10時40分発の新幹線から順に下車。
富山駅までは「はくたか号」がメイン。
(かがやき号の各駅停車はありません)
富山駅から「つるぎ号」(富山駅始発)が加わり、約20分の後続「はくたか号」と交互に乗車し終点の敦賀駅に到着しました。
18時17分に到着したので、12駅を7時間半程で移動した結果になります。
ところで、敦賀駅では、新幹線駅が開業し大阪・名古屋方面の特急乗換駅になりました。
開業前のシュミレーション(テスト)では、新幹線と特急列車の乗換時間が12分(満席時)となり、8分乗換の時刻設定をしていましたが、乗客が乗り遅れる問題が発生。
テスト時には、満席近い乗客の大移動でエスカレーターや改札が混雑したようですが、開業後は、新幹線・特急列車の降車前に車内アナウンスで数回に渡り、特急乗換の案内することで現時点では問題がないようです。
(YouTube動画や新幹線・特急列車の座席前テーブルに「敦賀駅乗換の案内」として注意喚起しています)
今回の旅では、各駅での階段・エレベーター・エスカレーター位置を記載しましたので参考になれば良いかと思います。
また、2日後には再び北陸に来ますので、特急から新幹線の乗り継ぎの最適な予約号車・座席を確認します。
大阪からの9両編成のサンダーバードを乗車の場合、7号車前方座席。
敦賀からの新幹線の乗車は9号車付近に乗車すると近くにエスカレーターがあります。
エレベーター・階段の場所は違い、車両編成が12両の場合も異なってきます。
<敦賀駅到着の新幹線から特急・在来線に乗換方法>
敦賀駅3階新幹線ホームからエスカレーターで2階の改札フロアーに降ります。
2階には、JR線・「ハピラインふくい」に乗り継ぐための改札があります。
新幹線の改札を出ると左側に改札が見えます。
こちらは東口(やまなみ口)です。
新幹線開業に伴い、西口にあった「みどりの窓口」がこちらに移動しています。(西口は廃止)
東口を降りると、送迎車が使うロータリー広場です。
東口のロータリー広場には送迎車が多く見られました。
左側には大型車(バスなど)の駐車できるエリアが用意されています。
駅前の前方は、川(木ノ芽川)が流れ、芝生の堤防が整備された感じです。
一方、旧敦賀駅の改札があった西口ではJR西日本から新しく移管された「ハピラインふくい鉄道」が管理に変わりました。
みどりの窓口(閉鎖)やJR関係の券売機も縮小されています。
ここからは、2階新幹線改札から在来線ホーム(西口方面)の紹介です。
尚、今回は時間が無かったので写真は6月に撮影した写真を使用します。
新幹線改札から特急乗換の足元の通路を真っすぐ進むと右手に在来線のりば(西口出口)に進めます。(距離があります)
西口と書かれた案内板を見ながら、右手方向に進むとエスカレーターがあります。
エスカレーターの先には、福井県初の歩く歩道(ムービングウォーク)が続きます。
新幹線乗換改札からは約300m離れています。
在来線を使用して新幹線・特急に乗り換える際もムービングウォークとエスカレーターを使います。
ムービングウォークを歩き終えると従来のあった跨線橋に続きます。
跨線橋の上から電車が見えます。
ピンク色の車両は福井駅方面の「ハピラインふくい」の車両です。
跨線橋の突き当り右の階段を降りると1・2番線のりばと西口改札です。
改札周辺はJR時代の券売機などを失くし、改修作業が行われていました。
敦賀駅西口は、列車が到着する時以外は閑散としていました。
こちらからは、北陸道総鎮守 越前国一之宮 氣比神宮が徒歩15分で行くことが出来ます。(バスの場合約5分)
以上、敦賀駅の東口と西口を紹介しました。
ここからは、新幹線から特急列車へ乗換する場合の紹介です。
<北陸新幹線→特急サンダーバード・しらさぎ号>
改札を出ると足元に青と黄色の特急乗換案内が見えます。
改札を進んた左に最初のエスカーレーターが見えます。
特急サンダーバード号の1号車~6号車を乗車する方は、こちらが最短ルートです。それ以外は少し先のエスカレーターを利用します。
下に降りると特急列車が停車しています。
京都・関西方面に行く「サンダーバード号」と米原・名古屋方面に行く「しらさぎ号」の特急ホームは左右で分かれています。
尚、出発時(33/34番線)と到着時(31/32番線)のホームは異なります。
★ 参考 ★
敦賀駅(新幹線)の階段・エレベーター、エスカレーター位置
◇階段・・・8号車~9号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・3号車~5号車付近、9号車~10号車付近
ここからは、敦賀駅から特急サンダーバードに乗車してへ関西方面に向かいます。
18:44
敦賀駅からサンダーバード40号(大阪行)に乗車。
<座席> 4号車3番D席
<停車駅> 京都・新大阪・大阪
9両編成の車内は、発車(18:44発)8分前(18:36着)に新幹線(富山始発つるぎ39号)から到着した乗客の駆け込みで、発車前には窓側席を中心に多く埋まっていました。
列車は定刻(18:44)に発車。
敦賀駅で時間があったので2階の乗換フロアーにあるコンビニで駅弁を買おうと思ったら全て売り切れでした。
仕方なく、コンビニ弁当を購入して車内で食べます。
敦賀駅の特急発車ホームには駅弁の自動販売機がありますが、この日はお気に入りのものがありませんでした。
列車は、敦賀駅から湖西線を経由して54分後には京都(19:38~19:40)に到着します。この間の停車駅は無く、京都駅では多くの外国人が下車していきました。
京都駅で2分停車後、23分の乗車で新大阪(20:03~20:04)に到着です。
自宅に帰るには終点の大阪駅(20:09着)ですが、今回はここから先の山陽新幹線各駅下車旅を始めていきます。
隣のホームには新大阪駅始発の福知山行き・特急こうのとり23号(20:06発)が停車していました。
サンダーバードからの乗り換えができるようです。
この後は、新大阪駅から山陽新幹線に乗車します。
少しの乗換時間があるので、一旦改札を出て新幹線改札からスタートします。
<次 WESTERポイント旅(1日目・3/3)>