WESTERポイント旅(1日目・2/3)

WESTERポイント旅(1日目・2/3)
◆北陸/山陽新幹線・各駅下車◆
(上越妙高~敦賀~新大阪)

上越妙高駅の滞在時間は20分。

ここから北陸新幹線の各駅下車旅をスタートします。


北陸新幹線・各駅(JR西日本管轄駅)
上越妙高糸魚川黒部宇奈月温泉富山新高岡金沢小松加賀温泉芦原温泉福井越前たけふ敦賀


 

上越妙高駅


上越妙高駅は、JR西日本の新幹線駅では最北になり、管理はJR東日本です。
新幹線の乗務員は、長野駅で各社(JR西日本・JR東日本)が原則交代します。
(上越妙高駅では交代しません)

新幹線改札口

改札付近にはJR東日本の駅で見かけるコンビニが見えます。

コンビニ

上越妙高駅には、2~3度下車したことがあり、駅前のホテルに宿泊したこともあります。

新幹線改札口から西口方面の連絡通路には、旧信越線から移管された「妙高はねうまライン(えちごトキめき鉄道)」の改札が見えます。

えちごトキめき鉄道・改札口

西口を出ると東横イン、スーパーホテル(奥側)があります。

西口

また、東口にはアパホテルが見え、駅前近くに上杉信玄像が見えます。

上杉信玄像

正面から見た上杉謙信像。

上杉信玄像

滞在時間は20分。
駅周辺を少し見ただけですが、1時間に1本の新幹線に乗り遅れず乗車して北陸新幹線の駅巡りを始めます。

★ 参考 ★
上越妙高駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・5号車~6号車付近
◇エレベーター・・・6号車~7号車付近
◇エスカレーター・・・8号車付近

10:40
上越妙高駅から「はくたか555号(金沢行)」に乗車。

はくたか555号(金沢行)

<停車駅> 各駅
 糸魚川・黒部宇奈月温泉・富山・新高岡・金沢

案内板

<座席> 8号車20番E席

新幹線指定券(4列車目)

車内混雑はありませんでしたが、上越妙高駅からの乗客は少しだけ見掛けました。
車両は、W7・JR西日本編成。(北陸新幹線はJR東日本車両(E7)も運行中)
WIFIの設定(JR_WEST_FREE_WI-FI)も行いました。

上越妙高→糸魚川
はくたか555号 8号車20番E席 (W7/JR西日本車両)
上越妙高【10:40発】→【10:52着】糸魚川
・移動距離 37km
・乗車時間 12分
・料金 3,080円
(乗車券680円、新幹線指定席2,400円)

【えちごトキめき鉄道利用の場合】
・移動距離 49.2km(直江津経由)
・料金 1,140円
・移動時間 2時間4分
 上越妙高(10:53発)→(11:09着)直江津(12:14発)→(12:57着)糸魚川

 
糸魚川駅

10:52
上越妙高駅から12分の乗車で糸魚川駅に到着。

糸魚川駅

こちらの糸魚川駅は、ここ数年で4~5回来ています。
新潟県西部にあり、えちごトキめき鉄道とJR大糸線の乗換駅です。

この日の乗降客は少なく感じました。

糸魚川駅到着の「はくたか555号」

糸魚川駅での滞在は45分。

改札を出て振り返ると「がんばろう!糸魚川」の大看板が掲げられてました。
2016年12月22日に起こった「糸魚川市大規模火災」の復興を願ってなのか分かりませんが、駅の北側から日本海側の南北方向エリアが焼失したニュースを見た記憶があります。

新幹線改札口

駅改札を出ると、右の山側・アルプス口(南口)と左の日本海側・日本海口(北口)を結ぶ自由通路があります。

自由通路(日本海口から撮影)

自由通路の日本海口方面に進むと、えちごトキめき鉄道(JR大糸線)の改札があります。

改札口(JR大糸線・えちごトキめき鉄道)

今回は、日本海口へ向かいます。
階段を降りる手前にスマホゲームと共催しているパネルが置かれていました。

パネル

駅前には、ヒスイロードが日本海側に続きます。

糸魚川駅(北口)

1990年11月に命名された「ヒスイロード」には、宝玉を掲げる奴奈川姫の像、ヒスイの原石、勾玉のモニュメント、市内で採取された岩石、海望公園(旧糸魚川市庁舎跡地)の奴奈川姫と建御名方命の母子像などが配置されています。

Q:奴奈川姫とは?

A:「奴奈川姫(ぬなかわひめ)」は『古事記(こじき)』や『出雲国風土記(いずものくにふどき)』などの古代文献に登場する高志国(現在の福井県から新潟県)の姫であると言われています。
 『古事記』では出雲国(今の島根県)の大国主命(おおくにぬしのみこと)が沼河比売(= ぬなかわひめ?)に求婚に来た、とあり、また、『出雲国風土記』では天の下造らしし大神(大国主命)が奴奈宜波比売(=ぬなかわひめ?)の命と結婚して御穂須々美(みほすすみ)命を生み、この神が美保に鎮座していると記されています。

 あくまでも伝説ですが、それでも奴奈川姫を祭る神社が糸魚川・西頸城地方に多く、また、考古学的資料にも恵まれていること、さらには『万葉集(まんようしゅう)』の記述にある「沼名河の底なる玉…」との関係をみても、奴奈川姫は神秘的であり、姫にまつわる伝説がこの地方に多いのも興味深いものです。
(糸魚川市公式サイトより)

ヒスイロード

奴奈川姫と建御名方命の母子像

奴奈川姫と建御名方命の母子像の正面には日本海が見えます。
駅前からヒスイロードを直線に約6~7分歩きます。
広大な海が見えるように日本海展望台が設置されています。

日本海展望台

日本海展望台

以前も来ましたが、前回同様、荒々しい海の景色でした。
(到着時小雨の降る天候でした)

日本海展望台からの日本海

展望台から陸側を見ると正面奥に駅が見えます。

日本海展望台から駅方面の景色

今回は、糸魚川市のマンホールカードが頂けるので、この近くの「キターレ」と言う施設に訪問。

キターレ

大火の記憶を伝承する展示スペースと防火水槽を設けた復興まちづくりの拠点として2020年4月にオープンしましたが、配布場所が判かりません。
屋内にはイベントホールと飲食エリアが左右に分かれていました。
飲食エリアの喫茶の店員さんに聞くとマンホールカードを渡され、ここで配布されているようでした。
(入口などに一切表示されていません)

マンホールカード

実際のマンホールは敷地内裏の隅に設置されていました。

マンホール

滞在時間も少ないので駅へ戻ります。

新幹線発車まで10分あったので、アルプス口へ向かいます。
階段を降りると「ジオステーション ジオパル」があります。
今回で3度目の訪問です。

ジオステーション ジオパル

入場無料の施設。
糸魚川世界ジオパークのパネルなどがあります。
隣接場所には、鉄道実車両、模型、プラレールがあり、乗換待ちの時間に立ち寄るには、おすすめです。

キハ52待合室

館内には、平成22年3月12日まで大糸線で活躍していたキハ52-156が展示されています。
車内で休憩が出来ますが、この手前にはテーブルがあり、こちらで休んでいる方がいました。
また、大阪と札幌を走っていた「トワイライトエクスプレス」の再現車両があります。

トワイライトエクスプレス再現車両

展望A個室スイートと食堂車の一部を再現し、備品も置かれています。
車両は本物ではなく、糸魚川産の杉を使用した複製です。
車内の見学は15時まで。
最初に訪れた時は15時半で中は見れませんでしたが、その次に来た時は昼前だったので食堂車の備品などを見ました。

糸魚川駅のアルプス口駅舎の一部にレンガ倉庫が残されています。
この奥に先程の列車展示が行われています。

糸魚川駅(アルプス口)

滞在時間は45分しかなく、実際は30分程で慌ただしく駅周辺を見た感じです。
駅前のヒスイロードの商店街にあった「ひすいラーメン」は今も気になっています。(次回機会があれば。。。)

ひすいラーメンのお店

ヒスイラーメンのメニュー

新幹線ホームへ上がり、列車を待ちますが、こちらでもエスカレーターなどの場所を記載しておきます。

★ 参考 ★
糸魚川駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・7号車~8号車付近
◇エスカレーター・・・6号車付近

11:37
糸魚川駅から「はくたか557号(金沢行)」に乗車。

はくたか557号(金沢行)

<停車駅> 各駅
 黒部宇奈月温泉・富山・新高岡・金沢

案内板

<座席> 8号車20番E席

新幹線指定券(5列車目)
糸魚川→黒部宇奈月温泉
はくたか557号 8号車20番E席 (E7/JR東日本車両)
糸魚川【11:37発】→【11:51着】黒部宇奈月温泉
・移動距離 39.2km
・乗車時間 14分
・料金 3,080円
(乗車券680円、新幹線指定席2,400円)

【他鉄道利用の場合】
(えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道・富山地方鉄道)
・移動距離 64km(泊・新魚津経由)
・料金 1,730円
 (糸魚川~市振・550円/市振~魚津・700円/新魚津~新黒部・480円)
・移動時間 2時間3分
 糸魚川(11:49発)→(12:22着)泊(12:24発)→(12:46着)魚津/新魚津(13:26発)→(13:52着)新黒部

 
黒部宇奈月温泉駅

11:51
糸魚川駅から14分の乗車で黒部宇奈月温泉駅に到着。
次の列車まで69分待ちです。

黒部宇奈月温泉駅

こちらの駅近くには、宇奈月温泉方面に行く富山地方鉄道の新黒部駅があります。
このため、この日の新幹線から数組の団体客が降りてくる光景が見えました。

下車する乗客

駅前には観光バスが数台停車していたので、宇奈月温泉へ行かれるのでしょうか。

黒部宇奈月温泉駅

1時間以上の列車待ちのため、周囲を散策。
そして昼食にします。
こちらの駅は、過去に2度程、宇奈月温泉に行った際に利用しています。
特に駅周辺はお店も無く、どのような雰囲気かは承知の上、1時間の滞在を過ごします。

新幹線の改札を出て正面を歩いて行きます。

新幹線改札口

建物を出て振り返えると遠くに新幹線の改札が見えています。

黒部宇奈月温泉駅

この先の道路を渡ると、富山地方鉄道の新黒部駅が見えてきます。

新黒部駅

新黒部駅

富山地方鉄道(地鉄)の駅は無人駅が多いですが、ここは新幹線の乗換駅だからなのか、駅舎があり有人でした。

駅舎内で乗車券を販売

駅舎の中では乗車券類を発売していました。

新黒部駅

地鉄・新黒部駅周辺を探索。
電車到着時にはホームで乗車券を回収している光景が見えました。
(多くの駅は、車内清算です)

新黒部駅ホーム

地鉄では、他社から購入した車両を走らせており、訪問時に偶然、旧京阪電車で使われていた車両(10030系)が到着していました。

旧京阪電車・車両(10030系)

また、2013年に東急テクノシステムから購入した17480系(デハ8692→17482)が、旧京阪電車が発車後に宇奈月方面から到着。

旧東急17480系

この車両は4枚扉ですが、中間2枚は使用されていない車両のようです。

中間扉が塞がる車両

地鉄は、1時間に1~2本運行していますが、新幹線・地鉄の到着以外の時間帯は、人ひとり居ないところです。

地鉄前の広場には、宇奈月から走っているトロッコ列車が展示されています。

展示のトロッコ列車

駅周辺には、お店がありませんが、唯一目の前にレンタカー店と食事処(休業中)の建物が建っています。

駅前のお店

また、駅のロータリー広場には「黒部の水」があります。

黒部の水

事前にペットボトルを用意していたので、ミネラル豊富な黒部の水を頂きました。

少し駅周辺を散策しましたが、やはり昼食が出来るお店は無いので、新幹線の駅舎にあるコンビニ(おみやげ処)で駅弁を購入します。

駅の売店

昼の時間だったので種類が豊富でした。

駅弁

こちらでは、「ますのすし」で有名な源さんの商品が勢ぞろい。
その中で購入したのが「富山味づくし(税込1,350円)」。

ピンクの風呂敷に覆われた2段重のお弁当。

富山味づくし

風呂敷を開けると2段が見えます。

富山味づくし

中を見ると、お品書きが入っていました。

お品書き

ますのすし・ほたるいか・白海老など富山の名産が味わえるお弁当でした。

富山味づくし

食事をしたのは、新幹線の駅舎横に建つ「黒部市地域観光ギャラリー(2階)」です。
こちらでは、1階に4つ程のテーブルがありましたが既に着席済。
2階に上がると黒部の紹介ギャラリーになっていました。

黒部市地域観光ギャラリ

こちらの2階にも1階より少し多めのテーブルがあり、ここで昼食を採ります。
ガラス越しのカウンターには充電できる席があり、ここで食べることにしました。(飲食可の表示あり)

黒部市地域観光ギャラリー2階

最初は2階に誰も居なかったですが、食事中に私の充電や休憩できるのを知ってか、食事後に周囲を見ると多くの人が席に座っていました。
食事後に少し館内を見学。

黒部市地域観光ギャラリー2階

黒部のジオラマなどが展示しています。

黒部のジオラマ

館内に「立山黒部フィールドカード」がありました。
種類が豊富で、一人10枚までと書かれています。

立山黒部フィールドカード

この横にカードを監視するためか、ガイドのような高齢の男性が居て、「10枚までですよ」と言ってきました。
適当に取っていると、「どこから来たの?」と声を掛けられ、返答はしましたが、時間も無いので足早にこの場を後にしました。

1階に降りると売店があり、こちらでも弁当が販売されていました。

店頭の駅弁

そろそろ列車の時間が近づいてきたので、新幹線ホームへ向かいます。

新幹線構内の待合室はエアコンの故障中ですが、人が少ないので影響は無さそうです。

エアコン故障中の待合室

★ 参考 ★
黒部宇奈月温泉駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・4号車付近
◇エレベーター・・・5号車~6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近

13:00
黒部宇奈月温泉駅から「はくたか559号(金沢行)」に乗車。

はくたか559号(金沢行)

<停車駅> 各駅
 富山・新高岡・金沢

案内板

<座席> 9号車17番E席

新幹線指定券(6列車目)
黒部宇奈月温泉→富山
はくたか559号 9号車17番E席 (W7/JR西日本車両)
黒部宇奈月温泉【13:00発】→【13:13着】富山
・移動距離 33.8km
・乗車時間 13分
・料金 2,990円
(乗車券590円、新幹線指定席2,400円)

【他鉄道利用の場合】(2ルート)
(富山地方鉄道・あいの風とやま鉄道)
(1)新黒部~新魚津/魚津~富山
 <富山地方鉄道・あいの風とやま鉄道>
 ・移動距離 36km(魚津経由)
 ・料金 1,080円
 (新黒部~新魚津・480円/魚津~富山・600円)
 ・移動時間 1時間3分
 新黒部(12:09発)→(12:26着)新魚津/魚津(12:46発)→(13:12着)富山
(2)新黒部~電鉄富山
 <富山地方鉄道>
 ・移動距離 40.7km
 ・料金 1,080円
 ・移動時間 1時間22分
 新黒部(12:09発)→(13:24着)電鉄富山

 
富山駅

13:13
黒部宇奈月温泉駅から13分の乗車で富山駅に到着。

富山駅での滞在時間は27分。

富山駅

乗車した列車で富山駅を下車した方は少なかったです。

新幹線ホーム

富山駅には、北陸本線時代のJR在来線があった頃から何度か来ています。

改札内には、「ますのすし」の自動販売機がありました。

ますのすしの自動販売機

地元の源さんが製造販売しているので商品は充実しています。

充実した駅弁

改札を出ると正面には路面電車が見えます。

路面電車の電停

この路面電車の電停は数年前までJR駅舎で分断されていましたが、現在は高架下に停車場ができ、市内を走る電車と海側を走る電車が繋がっています。
また、駅舎内には旧北陸本線から移管された第三セクターの「あいの風とやま鉄道」の改札があります。

「あいの風とやま鉄道」の改札

富山駅からは、JR高山線の始発駅でもあります。
途中の猪谷駅までがJR西日本の営業駅です。
(こちらは最終日に訪問します)

JR富山駅(南口)

富山駅南口から富山地方鉄道・電鉄富山駅へ乗換が出来ます。
駅はビルの中です。

電鉄富山駅が入るビル

ビルの中に駅があります。

電鉄富山駅

こちらは現在工事中でした。

工事中の案内

昔を知っている方は、同じようにビル内を進むと正面に改札がありましたが、現在は貸ロッカーが置かれ、壁で塞がれていました。

旧改札口(正面)

現在の改札は右に曲がり左手に改札口がありました。

現在の改札口

こちらから宇奈月温泉や立山へ向かうことが出来ます。(別々路線)
滞在時間が27分なので、そろそろ新幹線ホームへ戻ります。

新幹線の改札に入ると先程見た「ますのすし」自販機の正面隅に「富山湾鮨」のサンプルが置かれていました。

「富山湾鮨」のサンプル

美味しそうなお寿司(サンプル)が置かれ、「富山湾鮨」の説明文がありました。

富山湾鮨の説明

写真を撮っていると数名の外国人の方も気付かれたようで写真を撮りに来られました。

★ 参考 ★
富山駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近

13:40
富山駅から「つるぎ25号(敦賀行)」に乗車。
(富山駅始発列車)

つるぎ25号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 新高岡・金沢・小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 8号車20番E席

新幹線指定券(7列車目)
富山→新高岡
つるぎ25号 8号車20番E席 (W7/JR西日本車両)
富山【13:40発】→【13:49着】新高岡
・移動距離 18.9km
・乗車時間 9分
・料金 2,730円
(乗車券330円、新幹線指定席2,400円)

【他鉄道利用の場合】
(あいの風とやま鉄道・JR城端線)
・移動距離 20.6km
・料金 530円(10円乗継割引)
(富山~高岡・390円/高岡~新高岡・150円)
・移動時間 31分
 富山(13:20発)→(13:37着)高岡(13:47発)→(13:51着)新高岡

 
新高岡駅

13:49
富山駅から9分の乗車で新高岡駅に到着。

新高岡駅

こちらの駅の下車は2度目。
下車された方は、数名だけでした。

滞在時間は、15分。

改札を出る手前には、この駅の在来線である城端線・新高岡駅から乗車できる観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称:べるもんた)の椅子が置かれていました。(休日を中心に城端線・氷見線で運行)

べるもんたの模型席

新幹線の改札を出ます。

新幹線改札(改札内より撮影)

改札を出ると、左手すぐに「ますのすし」源さんの売店が見えます。

「ますのすし」源さんの売店

新高岡駅は、在来線である城端線の乗換駅です。
しかし在来線乗り場は離れているため、新幹線の改札を出て正面を歩きます。

城端線へのルート

この正面の建物内(100m以上)を進みます。
扉の右手前には、何やら兜のような高いオブジェが見えます。

高岡大兜

説明を見ると、前田利長公が着用していたとされる銀鯰尾兜(春田勝光作)と書かれています。
この兜は、外鉢高が127.5cmあり、戦の際にこれを被った利長公は身の丈3mの大男となり威嚇効果があったようです。
ちなみに、前回ここから歩いて訪問した利長公の菩提寺・国宝「瑞龍寺」は境内が素晴らしくオススメな場所です。

話は戻りますが、城端線の新高岡駅。
長い通路を進むと外に出ます。

進んだ先を振り返った光景(新幹線駅入口)

外に出て左手を見ると無人駅の新高岡駅です。

城端線・新高岡駅

数段の階段を上がるとホームになります。

城端線・新高岡駅改札口

単線の駅ですが、新幹線から乗り換える方が多数見えます。

城端線・新高岡駅ホーム

ここからは、隣駅の高岡駅方面と城端線の終点・城端駅に向かう列車が運行されています。
(城端駅からは路線バスに乗車して世界遺産の五箇山・白川郷に行くことが出来ます)
休日などは、観光列車が発着する駅でもあります。
この日は、時間がありませんでしたが、帰り際に高岡駅から到着したキハ40系の汽車がやってきていました。

入線するキハ40(城端行)

新幹線駅は立派ですが、城端線の駅とのギャップがあるところです。

新高岡駅(東口)

付近には飲食店などが見えませんが、北口から瑞龍寺方面に整備された道を進むと数店舗のお店があります。

新高岡駅(北口)

また、南口から少し歩くと巨大なイオンモール(高岡店)があります。

滞在時間が15分と短かったので、急ぎ足で新幹線ホームへ戻ります。

★ 参考 ★
新高岡駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・5号車~6号車付近
◇エレベーター・・・7号車付近
◇エスカレーター・・・9号車付近

14:04
新高岡駅から「はくたか561号(敦賀行)」に乗車。

はくたか561号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 金沢・小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 5号車17番E席

新幹線指定券(8列車目)
新高岡→金沢
はくたか561号 8号車20番E席 (E7/JR東日本車両)
新高岡【14:04発】→【14:17着】金沢
・移動距離 39.7km
・乗車時間 13分
・料金 3,080円
(乗車券680円、新幹線指定席2,400円)

【他鉄道利用の場合】
(JR城端線・あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道)
・移動距離 42.4km
・料金 1,020円
(新高岡~高岡・150円/高岡~倶利伽羅・500円/倶利伽羅~金沢・370円)
・移動時間 1時間3分
 新高岡(14:12発)→(14:15着)高岡(14:34発)→倶利伽羅→(15:15着)金沢

 
金沢駅

14:17
新高岡駅から13分の乗車で金沢駅に到着。

金沢駅

金沢は数えきれない程来ています。
コロナ禍に来た時は、人が居ませんでしたが、最近はコロナ禍前まで観光客が来ているようです。(外国人や関東方面からの観光客が多く見られます)

金沢駅の滞在時間は47分。

次の隣駅・小松駅に停車する新幹線がすぐに無いため、40分以上の待ち時間になります。

改札口手前には、子供さん向けの電車の遊び場が設けられています。

特急・能登かがり火/観光列車「花嫁のれん」

新幹線改札口は、いつ来ても人が多いです。

新幹線改札口

改札を出て正面には商業施設があります。
その一角に石川県の観光PRマスコット「ひゃくまんさん」やご当地のお相撲さんのパネルが置かれています。

ひゃくまんさんとご当地のお相撲さん

金沢駅では、旧北陸線から移管されたIRいしかわ鉄道の駅があります。

IRいしかわ鉄道の改札口

こちらは、金沢駅始発のJR七尾線の在来線改札口も兼ねています。
(JR七尾線は、津幡駅から和倉温泉駅の区間ですが、金沢駅からIRいしかわ鉄道の東金沢駅・森本駅・津幡駅を経て七尾線に入ります)

金沢駅の滞在時間があるので、東口(兼六園口)側の鼓門(つづみもん)に向かいます。

金沢駅・東口(兼六園口)

鼓門(つづみもん)は、金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージして作られています。
高さが13.7m。
2本の太い柱に支えられた門です。

鼓門

こちらは、観光名所の一つとなっているため、いつも写真を撮る方がいます。
夜になるとライトアップされるので、夜の鼓門も良いものです。

以前コロナ禍で人が少ない時期に、石川県の観光PRマスコット「ひゃくまんさん」がいたので、撮影協力して頂きました。

ひゃくまんさんと鼓門

定番の鼓門の写真も良いですが、東口を出たすぐ見える覆いが続く光景も好きなスポットです。

金沢駅東口

東口からは、兼六園・金沢21世紀美術館・金沢城公園・ひがし茶屋街・近江町市場などに向かうバスのりばがあります。
東京や大阪方面の高速バス以外に1時間20分で世界遺産の白川郷行のバスも走っています。
一部のバス路線には「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の世界遺産名にある五箇山に停車便もあります。(事前予約が必要な便もあります)
白川郷から乗り継ぎ、飛騨高山までのバスもあるので世界遺産巡りが可能です。

東口を探索し、時間があるので反対の西口へ向かいます。
新幹線の改札口、IRいしかわ鉄道の改札の前を通りながら西口を出ます。
この入口付近にちょっと変わったポスト(郵太郎ポスト)がありました。

郵太郎ポスト

郵太郎(ゆうたろう)
昭和29年4月19日、日本国有鉄道金沢駅舎の落成を記念し、金沢の伝統工芸を代表する郷土色豊かな加賀人形を題材とした特殊郵便差出箱、通称「郵太郎ポスト」(制作者 長谷川 八十氏(1909~1982、金沢市生まれ))を駅構内に設置。
2014年に生誕60周年を記念し、また2015年3月の北陸新幹線金沢開業にあわせて、伝統的なオリジナルの郵太郎に加え、新デザインのキャラクターも誕生。
(金沢中央郵便局・郵太郎オフィシャルサイトより)

西口は、東口のような賑やかさはありませんが、大型モニュメントがあります。

金沢駅西口(左側にモニュメント)

これは、金沢市制百周年記念事業モニュメントで、題は「悠颺(ゆうよう)」。
1991年に建てられたステンレス製の大型モニュメントです。
作者は金沢出身の造型作家、蓮田修吾郎さん。
「悠颺」とは「ゆったりと風で舞い上がる」意味だそうです。

この日は奥の方で「3x3.EXE PREMIER JAPAN 2024」のイベントが開催。
3人制のバスケットの試合が行われていました。

3x3.EXE PREMIER JAPAN 2024

まだ新幹線の出発時刻まで時間があるので、駅ビルにある飲食店を探索。
金沢で有名なゴーゴーカレーと8番ラーメンを見に行きました。

ゴーゴーカレー・8番ラーメン

昼時間が過ぎていますが、店内には数名のお客さんが食事中でした。
いつ来ても来店客が多くて人気があるのがわかります。
(2日後訪問した際、カレーを食べました)
以前、ゴーゴーカレーは食べたことがありますが、8番ラーメンはまだなので機会があれば食べたいです。

滞在時間の47分を気にしながら、新幹線ホームへ向かいます。

★ 参考 ★
金沢駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近

15:04
金沢駅から「つるぎ29号(敦賀行)」に乗車。

つるぎ29号(敦賀行)

つるぎ29号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 6号車18番E席

新幹線指定券(9列車目)
金沢→小松
つるぎ29号 6号車18番E席 (E7/JR東日本車両)
金沢【15:04発】→【15:15着】小松
・移動距離 27.1km
・乗車時間 11分
・料金 2,910円
(乗車券510円、新幹線指定席2,400円)

【IRいしかわ鉄道利用の場合】
・移動距離 28.4km
・料金 580円
・移動時間 32分
 金沢(14:30発)→(15:02着)小松

 
小松駅

15:15
金沢駅から11分の乗車で小松駅に到着。

小松駅

小松駅での滞在時間は16分。
あまり時間がありませんが、駅周辺を探索します。
この駅で下車する方は少なかったようです。

小松駅新幹線ホーム

エスカレーターで下に降りると目に付いたのが、待合室にある陶芸。

待合室

近づくと九谷焼の作品です。

花火をイメージした九谷焼

こちらの作品は、新幹線開業の際に人間国宝の吉田美統さんら小松美術作家協会の九谷焼作家18人が制作したものです。
左右の柱に縦225cm、横35cmに飾られています。
金箔を焼き付ける「釉裏(ゆうり)金彩」や極細の文字を書き込む「毛筆細字」、赤絵や吉田屋風などさまざまな技法を使った作品のようです。

乗客が居なくなった改札を出ます。

新幹線改札出口

小松駅は旧北陸線から移管されたIRいしかわ鉄道の乗換駅でもあります。

新幹線改札口(改札外から撮影)

出口を出て右に行くとIRいしかわ鉄道の改札があります。

小松駅構内(改札外)

先を進むと従来からあった西口に出ますが、今回は新幹線駅側の東口へ向かいます。

小松駅(東口)

東口を出ると目の前に「こまつの杜」(園内見学無料)があります。

駅前の「こまつの杜」

こちらでは、世界最大級のダンプ「930E」の展示をはじめ、旧本社社屋を復元した「わくわくコマツ館」や、加賀地方の里山を再現した「げんき里山」などの施設があります。

あまり時間が無いので世界最大と言われるダンプを見学。
こちらは、特定日に運転席を見学できるようです。
(この日は休止していました)

こまつの杜

16分の滞在時間なので、新幹線ホームへ戻ります。
ホームからも「こまつの杜」が見えます。

小松駅ホームから見たこまつの杜

小松駅ホームから見たこまつの杜

★ 参考 ★
小松駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近


15:31
小松駅から「はくたか563号(敦賀行)」に乗車。

はくたか563号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 6号車17番E席

新幹線指定券(10列車目)
小松→加賀温泉
はくたか563号 6号車17番E席 (W7/JR西日本車両)
小松【15:31発】→【15:38着】加賀温泉
・移動距離 14.5km
・乗車時間 7分
・料金 2,640円
(乗車券240円、新幹線指定席2,400円)

【IRいしかわ鉄道利用の場合】
・移動距離 13.9km
・料金 270円
・移動時間 15分
 小松(15:52発)→(16;07着)加賀温泉

 
加賀温泉

15:38
小松駅から7分の乗車で加賀温泉駅に到着。

加賀温泉駅

こちらは、新幹線開業前のJR西日本のサイコロきっぷで来たところです。

滞在時間は、47分。

乗車してきた新幹線で、この駅に降りる人は10名足らず(?)です。

加賀温泉駅

加賀温泉駅には、線路中央に通過線が設けられていました。

中央に通過線が設置

新幹線のホームからは商業施設が目の前に見えます。

商業施設

ホーム階からエスカレーターで下に降りると屋根瓦が付いた待合室が見えます。

加賀の赤瓦を使った待合室

正面入口扉の左右には、九谷焼の陶壁が飾られています。

待合室入口の九谷焼陶壁

新幹線の改札出口に向かいますが、右手は工事中のようです。

改札出口

改札を出ると周辺は工事中でした。
以前来た際も新幹線駅の工事中でしたが、今回は案内所も無くなり、カウンターだけの案内所(仮設)がありました。(列車到着時だけ人がいました)

改札口周辺

改札の正面には、2024年11月に交流施設が完成し、お土産屋などが入るようです。

2024年11月完成予定の案内板

新幹線駅が開業までに入札などで色々あった話を聞きましたが、まだ出来上がっていないのが残念です。
しかも、駅コンビニが無くなり、駅構内には喫茶店だけがありました。
こちらの入口に駅弁と少しのお土産が置かれていました。

喫茶店入口の販売品

駅前に出ると以前と変わらない未整備の場所。

未整備の駅前

上の写真の場所は以前に来た際、山中温泉・山代温泉方面の路線バス乗り場でした。
現在は駅出口を出たすぐの商業施設側に新設されています。

加賀温泉駅

商業施設前には温泉旅館の送迎バスのりばになっているようです。
駅出口から少し歩きます。

少し駅周辺の様子を記載しましたが、加賀温泉駅はJRから移管された「IRいしかわ鉄道」の駅に乗換できます。(新幹線の改札を出て右側)

IRいしかわ鉄道のりば

この先はIRいしかわ鉄道の改札口があります。

IRいしかわ鉄道の改札口

在来線(IRいしかわ鉄道)の駅舎が新しくなる工事中のため、北側に通り抜け出来ないようです。
(工事の警備員が頻繁にこちらを見ていたので近くに寄らず撮影)
従来は、並行して地下自由通路がありましたが、にぎわい交流施設を建設中のため通行止めになり、一般の人は入場券を購入して通るしかないみたいです。
加賀市のサイトを見ると令和6年3月16日から交流施設完成予定の11月30日まで、鉄道利用者以外は通り抜けが出来ないようです。
(市に通行証の申請をすれば住民などは可能のようですが、観光客はダメみたいです)

相変わらず工事が続く加賀温泉駅。
駅名の加賀温泉は実在せず、当駅からバスで行ける片山津・山代・山中温泉を総称して呼ばれる名称です。(隣市の粟津温泉を含む)

駅前からバスに乗車して、十数分で片山津温泉へ行くことが出来ます。
また、駅から15分程で山代温泉、30分程乗車すると山中温泉に到着します。
山代温泉は山中温泉行のバスの途中を経由します。
駅から片山津温泉の行きは11分。
帰りは26分とバスは一方向の運行経路のため往復で乗車時間が違ってきます。

少し前に来た際に見ていた「観音像と駅舎」を撮影。

観音像と駅舎

昔は新幹線の建物が無くて旧JRの駅舎から真上に観音像が見えていましたが、現在は少し離れた場所から撮影すれば、この光景を見ることが出来ます。

日差しの強い時間帯に周辺を探索していたので、隣接する商業施設で少し涼み、新幹線ホームへ戻ります。
商業施設では、お土産も販売しているので駅でお気に入り商品が無ければこちらで探してみるのも良いかも知れません。
(今後は、駅ビル内にお土産店が出来るようです)

★ 参考 ★
加賀温泉駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近

16:24
加賀温泉駅から「つるぎ33号(敦賀行)」に乗車。

つるぎ33号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 6号車18番E席

新幹線指定券(11列車目)
加賀温泉→芦原温泉
つるぎ33号 6号車18番E席 (W7/JR西日本車両)
加賀温泉【16:24発】→【16:32着】芦原温泉
・移動距離 16.3km
・乗車時間 8分
・料金 2,730円
(乗車券330円、新幹線指定席2,400円)

【他鉄道利用の場合】
(IRいしかわ鉄道・ハピラインふくい)
・移動距離 16.7km
・料金 360円
・移動時間 16分
 加賀温泉(16:08発)→大聖寺→(16:24着)芦原温泉

 
芦原温泉駅

16:32
加賀温泉駅から8分の乗車で芦原温泉駅に到着。

芦原温泉駅

こちらでの滞在時間は15分。
長いエスカーレーターを降りると木調の日除けが窓際に見えてきます。

新幹線ホームのエスカレーター

二階コンコースの窓には、木調の格子をデザインしたすだれが見えます。

コンコースの窓格子

新幹線の改札を出ますが、人影がないです。

新幹線改札出口(改札内から撮影)

新幹線改札口(改札外から撮影)

改札を出ると「金津まつり本陣飾り物」の作品が見えます。

「金津まつり本陣飾り物」の作品

この作品の新幹線はペットボトルキャップを約1万個使用して仕上げたようです。
また、あわら市マスコット「湯巡権三(ゆめぐりごんぞう)」が傍に置かれていました。
また、近くには顔パネルもありました。

顔パネル

芦原温泉駅は初めて下車しましたが、滞在時間(15分)が少ないため足早に東西自由通路から西口へ向かいます。

東西自由通路(西口から撮影)

長い通路を進み、西口側には旧JR北陸線の駅舎があった現在の「ハピラインふくい」の列車のりばに向かう通路がありました。

自由通路から通じるハピラインふくいのりば

新幹線から第三セクター「ハピラインふくい」の乗換は10分程かかりそうです。
連絡通路の下は、線路(旧北陸本線)が見えます。

線路

西口を降りると前にはお店が並び、ハピラインふくいの駅前ではイベントが行われており、ここには大勢の人がいました。

西口駅前

西口側から新幹線駅が見えます。
(手前の貨物列車が見えるのは旧北陸本線)

芦原温泉駅

滞在時間が少ないので足早に新幹線ホームへ戻ります。

★ 参考 ★
芦原温泉駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・5号車付近
◇エレベーター・・・6号車~7号車付近
◇エスカレーター・・・8号車~9号車付近


16:47
芦原温泉駅から「はくたか565号(敦賀行)」に乗車。

はくたか565号(敦賀行)

はくたか565号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 福井・越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 6号車17番E席

新幹線指定券(12列車目)
芦原温泉→福井
はくたか565号 6号車17番E席 (E7/JR東日本車両)
芦原温泉【16:47発】→【16:55着】福井
・移動距離 18km
・乗車時間 8分
・料金 2,730円
(乗車券330円、新幹線指定席2,400円)

【ハピラインふくい利用の場合】
・移動距離 17.7km
・料金 380円
・移動時間 18分
 芦原温泉(17:00発)→(17:18着)福井

 
福井駅

16:55
芦原温泉駅から8分の乗車で福井駅に到着。
こちらでの滞在は43分。

福井駅

新幹線が走り出して、外を見ると恐竜が見えます。

新幹線ホームから見える恐竜

新幹線開業に伴い完成した西口の福井市観光交流センターの屋上にある恐竜が見えています。

長いエスカレーターを降りると改札出口階に到着します。

長いエスカレーター

改札を出る(改札内)手前には越前そばのお店がありました。

越前そば店

北陸新幹線の改札内(上越妙高~敦賀)で食事ができるのは、今まで見た駅には無かったように思えます。
(長野駅上りホームにはあります)
今回は時間の都合上、立寄れませんでしたが、メニューだけ撮影しておきました。

メニュー

また、その近くには自動販売機が置かれていました。
こちらでは、越前そばが購入できます。

自動販売機

蕎麦以外に福井のお土産(どらやき・水羊羹)がありました。

自動販売機内の商品

新幹線改札を出ます。
福井駅の新幹線改札は、A(1~6号車)、B(7~12号車)に分かれています。

新幹線改札はA(1~6号車)

ちなみに北陸新幹線は12両編成です。
かがやき号は、全車指定。
はくたか号は、自由席が1~3号車。
つるぎ号は、自由席が1~2号車です。

B(7~12号車)

出た先は東西の自由通路になっています。

東西自由通路

今回は新しくできた東口(一乗谷口)を探索します。
外に出る右手前に階段が見えます。

階段広場

休憩場所として利用している感じです。
上には、福井が舞台の「千歳くんはラムネ瓶のなか」のパネルがありました。

「千歳くんはラムネ瓶のなか」のパネル

『千歳くんはラムネ瓶のなか』とは?
『千歳くんはラムネ瓶のなか』は、福井を舞台にした青春ラブコメディー。
進学校「藤志高校」に通う高校生たちの青春や成長を描いたライトノベル作品です。
主人公はイケメンで友人にも恵まれた”リア充”という設定は、ライトノベル作品ではかなり変わっていると言っていいでしょう。

小学館ガガガ文庫の「第13回ライトノベル大賞」で優秀賞に輝き、既刊6巻。
さらに、コミカライズ作品が既刊3巻、ドラマCD、オーディオブック(既刊2巻)とメディアミックスも進められています。
※いずれも2021年11月時点
(福井市観光公式サイトより)

こちらの階段を上がるとカフェスペースがあり、その横から屋上に行ける通路が見えます。

屋上広場へ向かう通路

先を進むと屋上広場が見えてきます。

屋上広場

さらに奥には、えちぜん鉄道福井駅の駅舎です。
(直接通ることは出来ません)

えちぜん鉄道福井駅

えちぜん鉄道の電車が停まっているのも見れます。

えちぜん鉄道福井駅

ここは、地元の人たちの休息場のようです。
(観光客には分かりづらいかも知れません)

この後は、エレベーターで1階に降り、東口から外に出ます。
正面には恐竜(トリケラトプス)と岡田啓介氏・松尾傳蔵氏像が見えてきます。

<岡田啓介氏・松尾傳蔵氏>
岡田啓介氏は福井県で唯一の総理大臣(第31代)になった方。
2.26事件の際は、義弟の松尾傳蔵氏が身代わりとなって九死に一生を得ました。
また、岡田氏は第二次世界大戦の早期終結に大きな功績を残した人です。
岡田氏と松尾氏の二人はJR福井駅東側に位置する旭地区で生まれ、中央公園と旭小学校に銅像がありましたが、福井駅東口が開業し度移設されました。

福井駅東口

こちらは新幹線開業に伴い整備され、主に送迎車の乗り場の雰囲気です。
(タクシーは停まっていました)
そして、トリケラトプスの親子が設置されています。

トリケラトプスの親子

<福井市公式サイトより>
東口の新たなランドマークとして、トリケラトプスの親子を設置しました。
地層造形の上に悠然とたたずむ親トリケラトプスは、実物大の恐竜ロボットで 高さ4.0m(地層造形を含めると7.6m)、全長8.1mあります。恐竜ロボットは毎時00分、10分ごと、30分のタイミングで動き出します。
子トリケラトプスのモニュメントは、愛くるしい表情で親を見つめており、直接触れることもできます。
※それぞれ違った動きをします。毎時00分と30分は声を聞くことができます。※親トリケラトプスの稼働時間は、午前9時から午後9時まで。ライトアップは、日没から午後11時まで。冬期間は雪の影響により稼働停止します。
その他、荒天やメンテナンス等により、稼働停止している場合があります。

東口を探索し終え、まだ新幹線の待ち時間があるので、以前からある西口側の恐竜を見に行きます。

東口の出入り口には、恐竜の骨格が展示されているのも見逃さないでください。

フクイラプトルの木製恐竜骨格標本

フクイラプトルの木製恐竜骨格標本は、全長8.4m・高さ3.4m。
東口の出入り口を歩いていると出会います。

東西自由通路の新幹線改札の前を再び通り過ぎると旧JR西日本福井駅の改札が、新幹線開業に伴い第三セクター「ハピラインふくい」の改札口に変わっていました。

ハピラインふくいの改札口

ピンク色が特徴のハピラインふくい。
2024年3月16日開業時には、JR西日本から「521系」車両16編成(32車両)を譲り受け、開業時には1編成のみが新デザイン(ピンクが特徴)が運行していました。
(その後の3か月間で、新デザインに変更)
※デザインは、デザイン事務所「アーチザン&パートナーズ」(福井市)の景山直恵代表が監修し、広告企画制作会社「真空ラボ」(同)が制作。

ハピラインふくいの改札前を通り、西口へ。
以前は、JR福井駅のロゴがありましたが、ハピラインふくいに変更されていました。

福井駅西口

JR西日本時代(2021年8月3日撮影)

福井駅前にある恐竜広場。

恐竜広場

広場には、福井で発見された新種恐竜のうち、肉食恐竜として日本で初めて全身骨格が復元された「フクイラプトル」、鳥脚類の草食恐竜「フクイサウルス」、全長(頭の先から尾の先まで)約10mの竜脚類の草食動物「フクイティタン」の実物大モニュメントを見ることが出来ます。
9時〜21時の間に30分毎鳴き声があげて動きます。

福井は、恐竜王国として博物館があり、駅のベンチに恐竜が座っていたり、恐竜が街中でも目に付くところです。

福井駅での43分の滞在時間が少なくなったので新幹線ホームへ戻ります。

★ 参考 ★
福井駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・1号車~2号車付近
◇エレベーター・・・4号車~5号車付近と7号車~8号車付近
◇エスカレーター・・・6号車~7号車付近と9~10号車付近

17:38
福井駅から「つるぎ37号(敦賀行)」に乗車。

つるぎ37号(敦賀行)

つるぎ37号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 6号車17番E席

新幹線指定券(13列車目)
福井→越前たけふ
つるぎ37号 8号車20番E席 (W7/JR西日本車両)
福井【17:38発】→【17:46着】越前たけふ
・移動距離 19km
・乗車時間 8分
・料金 2,730円
(乗車券330円、新幹線指定席2,400円)

【他鉄道利用の場合】
・なし (越前たけふ駅・新幹線単独駅)
※他鉄道+バスを利用の場合
(ハピラインふくい+シャトルバス)
・移動距離 約23.7km
 福井~武生・18.9km/武生駅~越前たけふ駅・約4.8km
・料金 880円
 福井~武生・380円/武生駅~越前たけふ駅・500円
・移動時間 57分
 福井(17:05発)~(17:25着)武生/武生駅(17:47)シャトルバス~(18:02着)越前たけふ駅


 
越前たけふ駅

17:46
福井駅から8分の乗車で越前たけふ駅に到着。

越前たけふ駅

敦賀駅の一つ手前の新幹線単独駅です。

下車する方は少なかったです。

越前たけふ駅

こちらの駅での滞在時間は19分。

エスカレーターで改札階に降りると目に付いたのが、待合室。

待合室

待合室

待合室の壁面(幅10m、高さ4m)は、透かし技術を用いて越前市の花「菊」をデザインした越前和紙をガラスに挟み、バックライトで照らされています。

また、改札付近の天井には、越前市の鳥「コウノトリ」をモチーフとして、越前和紙の流し漉(す)きの技法の動きを曲線で表現しています。

改札口

越前たけふ駅は、新幹線単独駅です。

東西自由通路(正面は東口)

出口は東西にありますが、東口を出るとすぐに駐車場(無料)が広がっています。

越前たけふ駅(東口)

旧北陸線の武生駅(ハピラインふくい)まで約3km離れており、西口からバスが出ています。

西口広場

駅改札付近にはコンビニがありますが、周辺には道の駅とレンタカー店以外何も無いです。

駅改札付近

西口には新幹線開業に伴い駅前に道の駅が出来ました。

道の駅

観光案内所(8時~18時)があり、1階に物産販売所(9時~18時)、2階に食事処(11:00~15:00/17:00~22:00)があります。

案内所

1階物産販売所(2階から撮影)

2階食事処

到着が18時前だったので物産販売所は閉店準備をされていました。
また、二階には食事処がありますが、1組の家族が出てきた際に店内を見ると人が居ませんでした。

雰囲気的に乗降客が少ない新幹線駅前に道の駅ができましたが、メインは車で来る方の施設ですが、日曜の夕方でこの静けさは今後どのようになるか見守っていきたいです。

滞在時間が19分と言うことで、足早に新幹線ホームへ戻ります。

★ 参考 ★
越前たけふ駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・5号車~6号車付近
◇エレベーター・・・7号車付近
◇エスカレーター・・・8号車~9号車付近

18:05
越前たけふ駅から「はくたか567号(敦賀行)」に乗車。

はくたか567号(敦賀行)

はくたか567号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 敦賀

案内板

<座席> 6号車18番E席

新幹線指定券(14列車目)
越前たけふ→敦賀
はくたか567号 6号車18番E席 (E7/JR東日本車両)
越前たけふ【18:05発】→【18:17着】敦賀
・移動距離 30.2km
・乗車時間 12分
・料金 2,000円
(乗車券590円、新幹線指定席1,410円)

【他鉄道利用の場合】
・なし (越前たけふ駅・新幹線単独駅)
※バス+他鉄道を利用の場合
(シャトルバス+ハピラインふくい)
・移動距離 約39.9km
 越前たけふ駅~武生駅・約4.8km/武生~敦賀35.1km
・料金 1,280円
 越前たけふ駅~武生駅・500円/武生~敦賀・780円
・移動時間 1時間2分
 越前たけふ駅(18:15)シャトルバス~(18:28着)武生駅/武生(18:47発)~(19:17着)敦賀


 
敦賀駅

18:17
越前たけふ駅から12分の乗車で敦賀駅に到着。

敦賀駅

ここで、JR西日本の北陸新幹線・営業区間(上越妙高~敦賀)の各駅下車巡りは終了。

大阪から上越妙高駅まで行き、10時40分発の新幹線から順に下車。
富山駅までは「はくたか号」がメイン。
(かがやき号の各駅停車はありません)
富山駅から「つるぎ号」(富山駅始発)が加わり、約20分の後続「はくたか号」と交互に乗車し終点の敦賀駅に到着しました。
18時17分に到着したので、12駅を7時間半程で移動した結果になります。

ところで、敦賀駅では、新幹線駅が開業し大阪・名古屋方面の特急乗換駅になりました。
開業前のシュミレーション(テスト)では、新幹線と特急列車の乗換時間が12分(満席時)となり、8分乗換の時刻設定をしていましたが、乗客が乗り遅れる問題が発生。
テスト時には、満席近い乗客の大移動でエスカレーターや改札が混雑したようですが、開業後は、新幹線・特急列車の降車前に車内アナウンスで数回に渡り、特急乗換の案内することで現時点では問題がないようです。
(YouTube動画や新幹線・特急列車の座席前テーブルに「敦賀駅乗換の案内」として注意喚起しています)

今回の旅では、各駅での階段・エレベーター・エスカレーター位置を記載しましたので参考になれば良いかと思います。
また、2日後には再び北陸に来ますので、特急から新幹線の乗り継ぎの最適な予約号車・座席を確認します。
大阪からの9両編成のサンダーバードを乗車の場合、7号車前方座席
敦賀からの新幹線の乗車は9号車付近に乗車すると近くにエスカレーターがあります。
エレベーター・階段の場所は違い、車両編成が12両の場合も異なってきます。

<敦賀駅到着の新幹線から特急・在来線に乗換方法>
敦賀駅3階新幹線ホームからエスカレーターで2階の改札フロアーに降ります。
2階には、JR線・「ハピラインふくい」に乗り継ぐための改札があります。

2階新幹線改札出口

新幹線の改札を出ると左側に改札が見えます。
こちらは東口(やまなみ口)です。
新幹線開業に伴い、西口にあった「みどりの窓口」がこちらに移動しています。(西口は廃止)

東口(改札外から撮影)

東口を降りると、送迎車が使うロータリー広場です。

東口出口へ続くエスカレーター

下から撮影

東口のロータリー広場には送迎車が多く見られました。
左側には大型車(バスなど)の駐車できるエリアが用意されています。

敦賀駅東口

駅前の前方は、川(木ノ芽川)が流れ、芝生の堤防が整備された感じです。

左側は木ノ芽川

敦賀駅東口

一方、旧敦賀駅の改札があった西口ではJR西日本から新しく移管された「ハピラインふくい鉄道」が管理に変わりました。
みどりの窓口(閉鎖)やJR関係の券売機も縮小されています。

ここからは、2階新幹線改札から在来線ホーム(西口方面)の紹介です。
尚、今回は時間が無かったので写真は6月に撮影した写真を使用します。

新幹線改札から特急乗換の足元の通路を真っすぐ進むと右手に在来線のりば(西口出口)に進めます。(距離があります)

在来線のりば方向

西口と書かれた案内板を見ながら、右手方向に進むとエスカレーターがあります。

西口へのエスカレーター

エスカレーターの先には、福井県初の歩く歩道(ムービングウォーク)が続きます。

西口へ続くムービングウォーク

新幹線乗換改札からは約300m離れています。
在来線を使用して新幹線・特急に乗り換える際もムービングウォークとエスカレーターを使います。

在来線側から見たムービングウォーク

ムービングウォークを歩き終えると従来のあった跨線橋に続きます。

跨線橋

跨線橋の上から電車が見えます。
ピンク色の車両は福井駅方面の「ハピラインふくい」の車両です。

跨線橋からの在来線ホーム

跨線橋の突き当り右の階段を降りると1・2番線のりばと西口改札です。

1・2のりば・西口改札方面

改札周辺はJR時代の券売機などを失くし、改修作業が行われていました。

西口改札

敦賀駅西口は、列車が到着する時以外は閑散としていました。
こちらからは、北陸道総鎮守 越前国一之宮 氣比神宮が徒歩15分で行くことが出来ます。(バスの場合約5分)

左側が敦賀駅(西口)

以上、敦賀駅の東口と西口を紹介しました。

ここからは、新幹線から特急列車へ乗換する場合の紹介です。

<北陸新幹線→特急サンダーバード・しらさぎ号>
改札を出ると足元に青と黄色の特急乗換案内が見えます。

足元の案内シール

改札を進んた左に最初のエスカーレーターが見えます。
特急サンダーバード号の1号車~6号車を乗車する方は、こちらが最短ルートです。それ以外は少し先のエスカレーターを利用します。

最初のエスカーレーター

下に降りると特急列車が停車しています。
京都・関西方面に行く「サンダーバード号」と米原・名古屋方面に行く「しらさぎ号」の特急ホームは左右で分かれています。
尚、出発時(33/34番線)と到着時(31/32番線)のホームは異なります。

特急列車

★ 参考 ★
敦賀駅(新幹線)の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・8号車~9号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・3号車~5号車付近、9号車~10号車付近


ここからは、敦賀駅から特急サンダーバードに乗車してへ関西方面に向かいます。

敦賀駅

18:44
敦賀駅からサンダーバード40号(大阪行)に乗車。

案内板

<座席> 4号車3番D席

指定券(15列車目)

<停車駅> 京都・新大阪・大阪

9両編成の車内は、発車(18:44発)8分前(18:36着)に新幹線(富山始発つるぎ39号)から到着した乗客の駆け込みで、発車前には窓側席を中心に多く埋まっていました。

列車は定刻(18:44)に発車。
敦賀駅で時間があったので2階の乗換フロアーにあるコンビニで駅弁を買おうと思ったら全て売り切れでした。
仕方なく、コンビニ弁当を購入して車内で食べます。

コンビニ弁当

敦賀駅の特急発車ホームには駅弁の自動販売機がありますが、この日はお気に入りのものがありませんでした。

特急のりばホームに設置の駅弁自販機

列車は、敦賀駅から湖西線を経由して54分後には京都(19:38~19:40)に到着します。この間の停車駅は無く、京都駅では多くの外国人が下車していきました。
京都駅で2分停車後、23分の乗車で新大阪(20:03~20:04)に到着です。
自宅に帰るには終点の大阪駅(20:09着)ですが、今回はここから先の山陽新幹線各駅下車旅を始めていきます。

新大阪駅

隣のホームには新大阪駅始発の福知山行き・特急こうのとり23号(20:06発)が停車していました。

特急こうのとり23号

サンダーバードからの乗り換えができるようです。

新大阪駅案内板

この後は、新大阪駅から山陽新幹線に乗車します。
少しの乗換時間があるので、一旦改札を出て新幹線改札からスタートします。

<次 WESTERポイント旅(1日目・3/3)>

WESTERポイント旅(1日目・1/3)

WESTERポイント旅(1日目・1/3)
◆北陸/山陽新幹線・各駅下車◆
(大阪~上越妙高)
~2024年9月8日(日)~

今回は、JR西日本が期間限定販売「WESTERポイント全線フリーきっぷ」を使って北陸新幹線と山陽新幹線の各駅・隣駅下車旅をします。

WESTERポイント全線フリーきっぷ

この切符は、7月に兵庫県を旅した際に付与されたWESTERポイントを利用します。
9,000ポイントで3日間乗り放題の他、1,000ポイントと14,000円を使用する一部ポイント(1日有効)の2種類が発売。

「一部ポイント」と「全ポイント」の比較表(鉄道コムより)

普通車指定席交付に制限が無いきっぷは最近見掛けず、この機会に今回はJR西日本管轄の新幹線駅を順に下車(隣駅)していきます。

事前準備として指定券の予約が必要です。
ルートは、大阪から北陸新幹線(JR西日本管轄)の最北営業駅・上越妙高駅まで行き、順に隣駅を北陸新幹線の各駅に下車し、敦賀まで行きます。
そして、敦賀から新大阪まで特急サンダーバードに乗車し、新大阪からは博多までの山陽新幹線・隣駅を順に下車します。

北陸新幹線・各駅(JR西日本管轄駅)
◆上越妙高◆糸魚川◆黒部宇奈月温泉◆富山◆新高岡◆金沢◆小松◆加賀温泉◆芦原温泉◆福井◆越前たけふ◆敦賀◆

山陽新幹線・各駅
◆新大阪◆新神戸◆西明石◆姫路◆相生◆岡山◆新倉敷◆福山◆新尾道◆三原◆東広島◆広島◆新岩国◆徳山◆新山口◆厚狭◆新下関◆小倉◆博多◆


初日の予定は、大阪~上越妙高~敦賀~新大阪~岡山。
2日目は、岡山~博多・博多南~大阪です。

切符の予約はネットから9区間のみが可能です。
全部で40以上予約しますが、10区間目からは駅にある指定席券売機で1枚づつ発行する必要があります。

発券した切符(一部)

10区間目から駅の指定席券券売機で発券する際には、台数の少ない券売機の駅は行列ができる場合もあります。
今回は数日掛けて最寄駅・旅先の駅で発券しました。

前日までに準備が整い、旅へ向かいます。

2024年9月8日(日)初日
自宅は6時頃に出発し電車で大阪駅へ。

大阪駅

06:30
大阪駅から特急サンダーバード1号(敦賀行)に乗車。

案内板

大阪駅始発の9両編成の列車は、発車7分前(06:23)に入線。

特急サンダーバード1号

指定券(1列車目)

車内は、全車指定ですが、窓側席は新大阪駅・京都駅に停車後には満席近くになっていました。
大阪駅出発後には、いつも旅の朝に食べるサンドウィッチを車内で食べます。

朝食

湖西線を経由し、定刻の7時54分に敦賀駅に到着。

敦賀駅

敦賀駅からは、北陸新幹線に乗車します。
乗換駅である敦賀駅は、3階に新幹線ホーム・2階に新幹線改札口・1階に特急列車のりばです。

2階新幹線乗換口改札

北陸新幹線の延伸開業で新たに出来た新幹線駅の1階に特急専用のホームを完成させましたが、事前のシュミレーション(満員の場合)では、8分乗換(最短)の列車に乗車できない結果となったようです。(結果は約12分)
その後に改善され、現在は問題はないようです。

今回行く上越妙高駅が停まる敦賀発の新幹線は、この時間帯には本数が少なく、2時間後の9時58分発の「はくたか560号」になります。
乗り換えなしで行くには2時間待ちになりますが、途中の金沢駅始発の新幹線に乗車すれば金沢駅で数分待つだけで上越妙高駅に行くことが出来ます。
(上越妙高駅は、1時間に1本程度の「はくたか号」が停車)

新幹線改札内(2F)

そのため、金沢駅始発の新幹線に乗車するため、先発の8時6分発(つるぎ2号)の列車ではなく、次発の全車指定「かがやき506号」でも可能なので、こちらに乗車。
どちらに乗車しても構いませんが、万一特急サンダーバードが遅延したことを考えて次発にしています。
次発にすると金沢駅の待ち時間が短く済みます。

今回、特急から8時6分の新幹線への乗換時間は12分間あり、余裕で先発(08:06「つるぎ2号」)に乗車することも可能でした。

この時間のホームには、富山駅始発のつるぎ5号(富山06:37発)が7時59分に11番線に到着し、4ホーム全てに新幹線が停車しています。

4列車が停車する敦賀駅新幹線ホーム

敦賀駅

08:15
8時4分。
乗車する「かがやき506号(東京行)」が入線。

かがやき506号(東京行)

敦賀駅の案内板はモニターを採用しています。

案内板

サンダーバードから乗換する方は先発の「はくたか号」に乗車する方が多く、次発(かがやき506号)の新幹線は全車指定と言うこともあり、乗車する方は少ない感じです。

新幹線指定券(2列車目)

乗車は8号車・普通車指定席ですが、9号車はグリーン車。
入る際にちらっと、グリーン車を撮影しました。

グリーン車車内

普通車指定席(8号車)では、数名の方が座っていました。

8号車指定席

敦賀駅から福井・芦原温泉・加賀温泉を停車し、金沢には9時5分に到着。
金沢駅手前で雲行きが怪しくなり、金沢駅到着時には大雨になっていました。

雲行きが怪しい金沢駅手前風景

金沢駅入線時には豪雨。

金沢駅入線時には豪雨

09:05
金沢駅到着。
駅の外は豪雨で雨音がホームにも聞こえてきます。
ホーム後方へ車両写真を撮りに行こうとすると、沢山の駅員が集まっていました。

転勤車掌を見送る職員達

話を聞くと、先程乗ってきた新幹線の乗務員が大阪に転勤になり、最後の勤務だったようです。

金沢駅

09:17
乗車してきた新幹線「かがやき号」が発車後、金沢駅始発の「はくたか558号(東京行)」が同一ホームに9時9分入線。

はくたか558号(東京行)

入線した「はくたか558号(東京行)」ですが、4~5分間扉が開きません。
発車3分前にドアが開き、乗客は車内に入れました。

案内板

出発時の金沢駅は豪雨でしたが、定刻(09:17)に発車。

新幹線指定券(3列車目)

新幹線は、11駅先の軽井沢駅まで各駅に停車していきます。
富山駅を過ぎた頃には、天気が良ければ車窓から立山連峰が見えますが、この日は雲で見えませんでした。

車窓・立山連峰

金沢から約1時間。
定刻10時20分に上越妙高駅に到着。

上越妙高駅

上越妙高駅の滞在時間は20分。
ここからJR西日本管轄の北陸新幹線各駅下車旅をスタートします。

<次 WESTERポイント旅(1日目・2/3)>

阪神・山陽電車の旅②(大阪梅田~三宮・明石・姫路)

阪神・山陽電車旅②
<姫路~明石・神戸~大阪>

~2021年12月11日(土)~

書写山ロープウェイ(11:49発)からバスで姫路方面へ。
始発のバスには、乗客が2名。
駅に近づくにつれて立ち客が出るほど土曜日の昼でも混雑していたバス。
バスは、姫路城の前を通り、駅前の通りへ。
姫路駅一つ手前の大手前通りで下車。(12:11)
お城に行く方は、一つ手前の姫路城大手門前がベストですが、ちょっと寄り道。

その寄り道先・射盾兵主神社に行く途中に、イーグレひめじ(コンベンション施設)の5階から姫路城のビュースポットと書かれていたので行ってみました。(無料)


 
西の丸から天守閣まで姫路城が見えるビュースポットでした。

ここから3分程。
ビルから見えていた朱色の立派な総社御門がある播磨國總社・射楯兵主神社へ参拝。
(12:34-12:50)

姫路城の近くにあり、総社御門から本殿へ。



境内には多くの社があり、鬼石、長生泉・長生殿などがありました。
朱色の総社御門には、神使みみづくが両側に飾られて出迎えていました。



この門は車が通れて、車の祈祷ができる車祓所がありました。



本殿には、祈祷されている方など参拝客が頻繁に訪れていました。



本殿横の総社会館・社務所にて御朱印を拝受。(直書き・300円)

~御朱印~



~射楯兵主神社~
(いたてひょうずじんじゃ)
主祭神 射楯大神(五十猛尊)
    兵主大神(伊和大神、大国主命)  
社格等 式内社(小)
    播磨国総社
    旧県社
    別表神社  
本殿の様式 二間社流造

続いては、すぐ近くの姫路城に隣接する兵庫縣姫路護國神社に参拝。
(12:57~13:05)



こちらは兵庫県西部の戦没者が祀られています。



一方、県東部の戦没者を祀られる場所は、神戸市にある兵庫縣神戸護國神社です。
戦時中、姫路城の別名の白鷺城に因んで「白鷺宮」と改称していましたが、その後現社名に復称。



本殿は、祈祷中でした。



ここで、御朱印を拝受。(直筆・500円)

~御朱印~



また、冬限定御朱印も拝受。(書置き・見開き、800円)

~御朱印(冬限定)~



~兵庫縣姫路護國神社~
(ひょうごけんひめじごこくじんじゃ)
主祭神 兵庫県西部地区出身の戦没者
社格等 内務大臣指定護国神社
    別表神社
創建  昭和13年(1938年)
メモ  兵庫県西部地区出身(播州・但馬地区十二市十五郡)の戦没者56988柱を祀る。姫路城の中曲輪内の敷地に当たり(現:姫路公園)、かつては武家屋敷。

13:15
昼食が遅くなり、姫路おでんが食べれるお店へ。

姫路城の手前の公園に、いくつか屋敷の名前がついたお店があり、 その中の「ろの屋敷」高田の馬場さんへ。



店内は、お土産屋とレストランが併用。
お城入口の交差点付近にあり、お客さんも頻繁に出入りし、40~50人が座れるテーブル席が帰るときには満席状態になっていました。

今回は、しょうが醤油でいただく姫路おでん定食(950円税込)。



ご飯と播磨名物・揖保乃糸(?)にゅうめん、お新香、おでん。
料理が来る前に、お土産コーナーで販売している「雲丹しいたけ」の小皿を持って来られました。
 (雲丹の味はしませんでしたが、しいたけの触感はありました)

姫路おでんには、厚揚げ・コンニャク・ちくわ・はんぺんの4種類。



薄味で生姜を付けて食べますが、煮込まれていないのか全て味がしみ込んでいませんでした。

まあ、多客時間で観光客向け商品なので、こんな感じなのは仕方ないかと思いました。

13:42~15:10
姫路城に入城。



この日は、世界遺産に登録された記念日で無料開放日。
毎年12月11日に姫路城文化遺産登録記念日で無料。
通常は、1,000円の入城料金が必要です。

2016年にも無料開放日に来ていますが、やはり大混雑。
大天守閣6階最上段には、人数制限がされ、5階のフロアーで数分待ち。
結果的に、最上階を経由して戻るだけでゆっくり他の階が見れる状況ではなかった感じでした。
姫路城は、5重6階天守台地下1階(計7階)の大天守と3重の小天守3基(東小天守・西小天守・乾小天守)。
料金ゲートから天守閣最上階までクネクネ回りながら、しかも小天守に入ってから大天守に向かうので25分程要しました。

(天守閣最上階から正面に、JR姫路駅が見えます。)



時間的には、大天守閣だけで1時間は必要です。
さらに、横に広がる西の丸を見学すると、さらに30分以上の見学時間が必要です。
(今回は行きませんでした)

今回は、大天守1階と2階で武具庫が公開されていました。



火縄銃や刀(模造品)の展示などが帰りの道順にあったので見学できました。

晴天で白いお城。



姫路城を撮影するには、真正面に見えるJR姫路駅2階(キャッスルビュー)、姫路城公園前にあるイーグレひめじ(コンベンション施設)5階屋上庭園、お城に隣接する姫路市立動物園内からも見えます。

(姫路市立動物園からの姫路城)



もちろん、城内・西の丸からの天守閣も綺麗です。
 
姫路城を見学後、偶然、城内にゆるキャラに遭遇!



姫路市のイメージキャラクター「しろまるひめ」のようです。

お城をバックに子供さんと撮影会をしていました。
案内の人のはっぴにも描かれていたので撮影させていただきました。

◇プロフィール◇
<性別> 女の子
<誕生日>
  4月6日(しろの日)
<生誕地・住所>
  姫路市本町68番地 姫路城内
 (西の丸で産湯につかりました)
<性格>
  体と同じく柔軟で優しい
<チャームポイント>
  色白のもち肌
<トレードマーク>
  姫路城の帽子、桜の髪飾り
<趣味>
  城内・城下のお散歩、好古園でお茶すること
<とっておきの特技>
  歌
<好きな食べ物>
  和菓子(特にお団子には目がない)
  ただし現在ダイエット中。
<デザイン>
  田口 友子さん
  姫路市在住の会社員


姫路城に来たので、御城印を購入。(300円)



~姫路城入城記念書(御城印)~
7月31日迄は、異なったデザインが販売されていたようです。
有料エリア内限定販売なので1枚購入。
転売禁止など書かれ、一人3枚までと売店に貼紙がされていました。
<デザイン>
姫路藩主榊原忠次公によって再建された増位山随願寺の本堂天井に残る狩野探幽作と伝わる天井画より抽出。
増位山随願寺には榊原忠次公、政邦公の墓所もあり、本尊の木造薬師如来座像は兵庫県指定文化財、脇侍の木造毘沙門天立像は国指定重要文化財でその他にも本堂、経蔵、開山堂などが国指定重要文化財に指定。
家紋は姫路藩主であった榊原家の家紋「源氏車」。
■販売時期:令和3年8月1日(日)~令和4年1月31日(月)
■販売場所:姫路城内売店(姫路観光コンベンションビューロー直営売店)
■販売価格:1枚300円(税込)


15:15~15:26
姫路城を後にして、場内北東にある姫路神社に参拝。



江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀った神社のひとつ。



境内には、姫路藩(酒井家)第2代藩主、酒井忠以(宗雅)の胸像が飾られています。



祭神は、姫路藩の後半を統治した酒井家に縁のある酒井正親と姫路藩酒井家歴代藩主。



御朱印は、社務所で拝受。(直書き、300円)

~御朱印~



コロナで、ずっと書置きだったようです。
箱に書置きの御朱印がありました。



この日は人が居たので書いて頂きました。

<姫路神社>
(ひめじじんじゃ)
主祭神 酒井正親・姫路藩酒井家歴代藩主
社格等 県社
創建 明治12年1月

続いて、姫路神社境内にある寸翁神社に参拝。



姫路藩家老の河合道臣(寸翁)を祀る霊社。



河合寸翁は姫路藩を経済の面から救った人物。
創建は、昭和32年(1957)。
 (姫路の商工業者によって創建)

姫路神社の境内にあり、社の前には河合寸翁像があります。



御朱印は、姫路神社社務所にて拝受。(直書き300円)

~御朱印~



 ◇河合寸翁◇
河合道臣(寸翁:1767~1841)は、姫路藩主酒井家の家老。
諱は道臣。寸翁は号。
河合家はもともと徳川家康の直臣で、家康の命で譜代筆頭酒井家に家老としてつけられてからは、代々酒井家の家老職を世襲していました。
天明7年(1787年)、道臣は父の死により21歳で家督を相続し家老職に就任。
ときの藩主は酒井忠以で、百姓一揆で荒れ果て傾いていた姫路藩政を立て直すため、道臣を改革に当たらせます。
寛政2年(1790年)、忠以の死により頓挫し失脚。
文化元年(1808年)、藩主酒井忠道が改めて道臣を諸方勝手向に登用、改革に当たらせます。
道臣は質素倹約を進めた他、豪農や裕福な商人たちから米や麦を集めて飢饉の際の庶民の食料となる固寧倉を設け、農民に低金利で米を貸し出すなどして貧農を救います。また、姫路城下の商人たちと共に木綿会所を作り、特産品である姫路木綿を藩の特売品として大坂の商人を介さずに販売、同様に皮、絹、藍、塩、砂糖、東山焼などを次々と藩が直接販売を手掛ける専売品として収入源を増やし、大規模な新田開発を行います。
道臣は27年かけて藩の借金をなくします。
文政4年(1821年)、54歳の時、邸内に私塾・仁寿山校を開校。
姫路には藩校としてすでに好古館がありましたが、道臣の私塾では藩外から頼山陽を講師に招くなど多彩な講義を行いました。
69歳で隠居、75歳で死去。

<寸翁神社>
(すんのうじんじゃ)
主祭神 河合寸翁 (姫路藩を経済の面から救った人)
創建 昭和32年

姫路神社、寸翁神社を参拝後、姫路駅方面へ。
途中、本日無料の姫路市立動物園内を通過。
 
数年前に来た時も姫路城の無料日に併せて動物園も無料でした。
今回も無料でしたが、前回園内に居たゾウの姫子(メス、43歳)が2020年10月24日に亡くなり、ゾウ舎内に献花がみられました。



<アジアゾウの「姫子」>
名前(愛称):二代目「姫子」
年齢:43歳
性別:メス
体長等:
体長2メートル、体高3メートル、体重約3,375キログラム
(2015年に測定)
これまでの経歴
昭和52年(1977年)生まれ(出生地タイ王国)
当園での飼育年数26年
アジアゾウ「姫子」の2代目として、平成6年(1994年)10月に17歳で来園
好きな食べ物:
人参、黒砂糖
特徴・性格:優しく温厚な性格

 

また、キリン舎の「コウスケ」(アミメキリン)右前足には、「ハート」マークの模様があります。



ここでは有名。
見に来られる方はハートを探していました。

園内から姫路城も見れます。

姫路城を後にして、駅方向へ。

駅から少し歩いたところにある十二所神社へ参拝。



医薬の神様で、神徳は病気平癒など。



(社殿内部)



境内末社に、播州皿屋敷の主人公お菊を祀ったお菊神社があります。
御朱印は、社務所で拝受。(直書き300円)

~御朱印~



境内には参拝客など居なく、社務所と書かれた木造建物のベル鈴を鳴らして頂きました。
玄関口に椅子が置かれ、そこで数分待って御朱印を頂きました。

<十二所神社>
(じゅうにしょじんじゃ)
主祭神 少彦名大神
創建 928年(延長6年)
【由来】
昔、この姫路で平安時代に疫病が大流行したときに一夜にして12本のよもぎが生えたそう。
少彦名大神(すくなびこなのかみ)という神さまが現れ、「このよもぎを煎じて飲めば、病はたちどころに治る」と仰っしゃった事から、教え通りによもぎを飲ませると疫病はなくなり村人は感謝したことから、少彦名大神(すくなびこなのかみ)を御祭神として神社を創建したそうです。
十二所とは「12本のよもぎ」にちなんでいるといわれており、御神紋がよもぎの葉です。


さらに、境内末社のお菊神社に参拝。



姫路城にまつわる伝説の中での怪談話「播州皿屋敷」の主人公の「菊姫命」が祀られています。



お皿に願い事を書いてこちらの神社で御祈願すると、叶えて下さるそうです。

(社殿内部)



ちなみに、お菊が身を投じた井戸は姫路内にあります。



十二所神社の境内には、1月9日・10日に「えびす祭り」の為か、露天店の骨組みが2か所程置かれていました。

御朱印は、十二所神社社務所で拝受。(直書き300円)

~御朱印~



十二所神社の御朱印と同時に直書きしていただきました。

<お菊神社>
主祭神 、三菊大明神,菊姫命
【由緒】
播州皿屋敷「お菊物語」の菊女は、姫路二代目城主小寺則職の奥女中として仕え、主君則職若くして病床に伏し、菊女病気平癒祈願のため、当十二所神社に参籠し、心願叶い則職全復す。
病気全快に事よせて、悪家老青山鉄山は町坪弾四郎等一味と語り、天正二年増位山に観桜の宴を催し、則職に鳩毒を盛った酒を勧め、主家を横領せんとしたが、菊女の内通により衣笠靭貞介等忠臣の知るところとなり、危く難をのがれ則職は、家島に渡り再起を計る。 生家を横領した鉄山は、小寺家の家宝「赤絵の皿」十枚に珍味を盛り祝杯を上げた。皿の管理を命じられた菊女は、弾四郎の奸計により皿一枚をかくされ、皿改めの場に引き出され、日夜はげしい折檻を受け、古井戸に吊され、二十一才の妙令を一期に無惨な最后を遂げました。
菊女の霊は、主君則職を家島より導き、青山鉄山・町坪弾四郎等、悪の一味を滅亡し本懐を遂げました。 小寺加賀守則職は菊女の忠節に感じ、神徳あつき十二所神社の境内に祠を建て、霊をまつりて、ねんごろに慰めたと云う。
(お菊神社 看板より写記)


姫路駅に到着。
駅前から真正面に見える姫路城。



山陽姫路駅に到着。



16:38発の直通特急に乗車。



16:38
山陽姫路駅から直通特急・阪神大阪梅田行きに乗車。



30分程乗車し、山陽明石駅で下車(17時9分)。



駅前を少し歩き、魚の棚商店街にある明石名物玉子焼・たこ磯のお店へ。



直前に車内でネット検索して、ここに訪問。
人気店なので17時の入店時でほぼ満席。 (帰りには行列が数組)



注文は、15個入りの玉子焼。(700円税込)



明石では、明石焼きと呼ばず玉子焼と言い、出汁に付けて食べるスタイル。
傾斜のある下駄に置かれて来た玉子焼。



店員さんが置くと下の1個が転げましたがセーフ。
中には小さなタコが入り、薬味を入れた出汁に漬けながら食べましたが、ソースもあったので味変。



やはり、出汁の方が美味しく感じました。



15個ありましたが、ぺろっと頂きました。

18:08
山陽明石駅から直通特急・阪神大阪梅田行きに乗車。



舞子公園付近からは明石海峡大橋が見え、18時42分西元町で下車。



ここから神戸ハーバーランドが近いので元町の一つ手前で下車。
徒歩10分程で夜の神戸港が見えてきました。
久しぶりの神戸。



ポートタワーは、工事中でしたが、神戸港の夜景は綺麗。



ハーバーランドに帰港したコンチェルト (レストラン船) には、大きなサンタクロースが屋上に見えました。



(モザイク・観覧車の夜景)



その後、メリケンパークの「BE KOBE」のモニュメントへ。



19時半頃でしたが、写真撮影に数組の行列。
オブジェに乗りかかる変なグループが今日もいました。

その後、神戸・南京町(中華街)へ。(20:00~20:15)



南京町一帯に400個以上の中国提灯が吊るランタン祭りが開催。

夜に中華街に訪問したのは初めてですが、数店が営業中でした。
オープンしている店頭では、列が出来るお店もあり、20時頃でも人の往来がありました。(半分のお店は閉店)

中央の南京町広場でもランタンが吊るされ、若者たちが飲食していました。



いつも定番のフカヒレラーメン(350円)を購入。



中華麺を少し茹でて、餡をかけるラーメン。
名前はフカヒレですが、具材は椎茸・筍が少々。フカヒレ微量。
いつも食べる広場近くのお店が閉まっていたので別の空いていたお店で購入。
餡の味も薄く、値段に応じた感じがこのラーメン。
他店は400円~500円と書いてありますが、殆ど同じです。
少し寒い中、小腹に入れるには丁度良かった感じでした。
 
今回は、この時期に毎年行われている神戸ルミナリエが中止の代替で過去に使用したローソーネを見学するため、元町・三宮周辺を訪れました。

◆ロソーネ◆
イタリア語で“バラ窓”の意味。
神戸ルミナリエのメイン作品として、毎年、旧居留地の仲町通を彩るアーケード状の作品「ガレリア」。
多くの方々が1995年を思い起こし、そして未来に想いをはせつつ見上げて歩くその先に、いつも「ロソーネ」がありました。
明るく輝く未来からの灯りが射し込む希望のシンボルです。


以下は、この日に見た「ロソーネ」。

・ロソーネ(1995)
 <作品名> AUGURIO「希望」

 @東遊園地ロソーネ



・ロソーネ(1997)
<作品名> SOLE DEL SUD「南の太陽」

@三宮センター街



・ロソーネ(2006)
<作品名> FLORENTIA「繁栄」

@南京町



・ロソーネ(2011)
<作品名> QUADRIFOGLIO「 四つ葉のクローバー 」

@メリケンパーク



・ロソーネ(2015)
<作品名> ZAFFIRO「 サファイア 」

@神戸朝日ビル



・ロソーネ(2016)
<作品名> ZAFFIRO「 サファイア 」

@神戸朝日ビル



・ロソーネ(2018)
<作品名> OCCHIO DI DIO「 神の目 」

@メリケンパーク



20:59
阪神三宮駅から大阪梅田まで乗車。



21時31分。阪神・大阪梅田駅に到着。

最後は、名物・元祖ミックスジュースで、〆。
21時半を過ぎてもまだ営業していました。



これで、阪神・山陽電車の旅は終了です。


«阪神・山陽電車の旅①(大阪梅田~三宮・明石・姫路)

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