大阪・関西万博体験(テストラン)

大阪・関西万博!テストラン

大阪・関西万博のテストラン(2025年4月5日土曜日)に参加してきました。
以下に当日の様子を記録致しました。
気付いた点を纏めています



テストラン概要

大阪・関西万博が2025年4月13日に開幕する前の運用試行(テストラン)が、4月4日から4月6日の3日間行われます。
4月4日は、協賛企業や関西周辺の議員。4月5日~6日は大阪府民を中心に実施。
<開催日時>
 1.令和7年4月5日(土曜日) 午前9時~午後6時
 2.令和7年4月6日(日曜日) 午前9時~午後9時 
<募集人数>
 2日間合わせて、4万人程度。
 ・4月5日(土)
  09:00 5,700名(西ゲート)
  10:00 1,800名(西ゲート)
  11:00 500名(東ゲート)
  12:00 10,000(東ゲート)
 ・4月6日(日)
  09:00 1,000(東ゲート)
  10:00 1,000名(東ゲート)
  11:00 10,000名(東ゲート)
  12:00 10,000名(東ゲート)
<申込状況・結果>
 応募人数:349,675人(申請件数:120,714件)
 当選人数:40,745人
<テストラン参加人数>
 5日は3万人。6日は5万人。
※抽選で選ばれた大阪府民や学校の遠足の下見をする教員などが含まれます。
(一部引用先:大阪府公式サイト)



参加方法

今回は、大阪府(大阪市行政オンラインシステムからの応募)の抽選には落選しましたが、「大阪まちボランティア」枠で参加。



入場・会場予約方法

入場券
 入場券は、原則万博IDに事前に登録したQRコードで入場ゲートを通過します。


入場券

 (開幕直前に紙での入場は可能になりました)
会場(パピリオン・イベント)予約
 ※会場内の一部場所で予約が可能。(スマホ不慣れな方向け)
 抽選により予約可能。
 ※抽選は事前に2回(2か月前・7か前)あります。
 ・2か月前抽選
  来場日時予約をした日の3か月前から2か月前の前日まで
 ・7日前抽選
  来場日時予約をした日の1か月前から8日前まで
 ・空き枠先着
  来場日時予約をした日の3日前から前日の午前9時まで
 ・当日登録
  会場に入場して10分後からパビリオンやイベント観覧の予約可能
 ★詳しくは、公式サイト(予約・抽選ガイド)御参照
 (テストランは、空き枠先着(1枠)から可能でした)
 ■!Point!■
 パピリオン予約は、2か月前抽選から始まります。
 入場券は行く日程が2か月前に決定していたら1回の抽選権が増えますが、事前の予定が不明の方も多いと思います。
7日前予約が抽選に外れた場合、当日(00:00)から当日の空席があれば予約できます。
・・・>テストランで当日予約(0時以降)に1枠(日本館)が予約できましたが、入場ゲート通過後10分にさらに1枠(NTTパピリオン)を忘れないように。
午後になるにつれ、来場者が増えると枠がありません。
テストランでは、4つの予約ができましたが、4つ目(14:40入館)時点では何度予約枠があっても即満員で予約ができませんでした。
しかし、複数の予約が出来ないので予約できる可能性があります。
ここで注意ですが、事前に予約しているものをキャンセルした場合、事前抽選で確定しているものもキャンセルされる可能性があるので注意が必要です。
(遅い予約時間帯がある場合、それ以前の予約は慎重に)
また、予約可能時間は制限時間があるようです。入館後にある程度の時間を置いた時間しか予約できないケースもあります。



当日の様子

この日は、大阪府民で当選された方(朝9時西ゲート)が入場できますが、東ゲートにも沢山の方が来ていました。
(私のような別枠の人がいるようです)

08:32
地下鉄夢洲駅に到着。
予想通りに大勢の人がコンコースにいますが、スムーズに改札を通過。


夢洲駅改札内

地下鉄中央線は、万博開催のため3~5分間隔で運用されているため、土曜日朝でも後方車両は空席がありました。
大阪メトロのサイト(アプリ)から運行状況が確認できます。


運行状況

08:35
夢洲駅の改札を出ると左側に広いエントランス。
こちらから上に行くと東ゲートが見えます。


東ゲート

地下鉄中央線夢洲駅が延伸開業してから一度訪問していますが、その時はこの辺りは柵で行くことが出来ませんでした。

入場ゲートは、見る限り25ゲートあるようです。
到着した8時半頃にはゲート14までのオープンで前には大行列。
誘導はされていませんでしたが、奥(GATE14)に行っている最中に隣が準備できたとの案内で、GATE15へ向かいました。


入場ゲート(15)

ラッキーにも先頭へ。

09:00
20分位並んで、一番に会場内に入ることが出来ました。
入場ゲートでは、空港の保安検査場同様の荷物検査があります。
(荷物をX線で検査。金属探知機、ペットボトル検査)
その後、入場券のQRコードを右手にある機械にかざします。


荷物検査後のQRコード入場周辺

ゲートを通過すると先は万博会場内です。
東ゲートは、地下鉄利用者の方向専用です。


東ゲート(会場内から撮影)

西ゲートもありますが、こちらは、バスや車で来る方専用のようです。


西ゲート(会場内から撮影)

■!注意!■ <Attention>
この時点で気付いた注意事項!
①東ゲートと西ゲート間は外から徒歩で行き来できないようです。
②入場ゲートで大型荷物は持ち込み不可。
③会場へのロッカー無しと言われていたが、入場口右にあるようです。


東ゲート入口・右手前にあるロッカー施設

入場後に最初に向かった先は、左に見える「オフィシャルショップ」です。


オフィシャルショップ

こちらでは、会場内で押すスタンプ帳(1,100円)を購入。


スタンプ帳

開場すぐなので、店内は店員ばかりですが、スタンプ帳だけ購入しました。
左側にあるローソンの店前には5‐6名の店員が入口前に並んで、暇そうですが、帰る間際には、西ゲートや東ゲート付近のオフィシャルショップ入口にも行列が見えました。

この後は、パピリオン予約している日本館ですが、全体地図(MAP)が欲しくて、入場ゲート正面に案内所らしき建物があったので入ってみると、スタッフが談笑中で、入口をブロック。(テストランなので。。。)
奥にいる係員に言うと、MAPを貰えました。
→念のため、会場マツプは最初に頂いた方が良さそうです。


MAP

09:18
!次の予約!
■!Point!■
入場ゲートから10分が経過したので、当日予約が可能です。
次は、1時間半から2時間後の(予約可能パピリオン・イベント)空席予約するのがおすすめです。
→今回は、ラッキーにも「NTTパピリオン」が予約できました。


2つ目「NTTパピリオン」が予約

★日本館★


本日最初の見学先は日本館。


予約状況


こちらは、当日深夜0時すぎに予約で来たスクリーンショットです。
「空き枠先着」として来場日0時から予約できます。
(深夜から可能です。空席がある所が予約可能)

日本館は、「E:東ゲートゾーン」にあります。


日本館への道のり

東ゲートから大屋根リング方向に進みます。


正面にある撮影スポット

左手には、「住友館」・「電力館」の建物が見えます。


電力館

大屋根リングの下を左に進むと「ウーマンズパピリオン」があります。


ウーマンズパピリオン

その先が日本館です。


日本館

日本館の入口が分かりませんが、右に進むとスタンプ台がポツンと置いていました。(傍には係員がいます)


日本館スタンプ台

こちらで先程購入したスタンプ帳に押印。
(日本館では、見学後に別種類のスタンプがあります)
入口を探していると前に行列が見え、ここが入場口のようです。


日本館入口

!ここで・・・

日本館の行列に並ぶ際に係員の方が、予約されているか、確認画面を要求されました。
この日訪問したパピリオンでは、このアクションを行った所は、ここ(日本館)だけです。
係員もまだ初めだから仕方ないですが、公式発表では入場QRコードをゲートで提示するだけで、スキャンされ確認できるのに、ここで数分ロス。
スクショを撮っていたので、再度アプリを起動して操作する時間は軽減できました。
(この時点では、予約しなくても入館できる案内を列でしていたり、的確な指示ができていませんでした・・・後ろの予約者もクレームが聞こえてました)
→深夜に当日予約したのが、意味ないでしょ。!!!


<日本館のコンセプト>
人間だけではありません。すべての動物や植物は、あらゆるモノは、そして社会でさえも、ひとつの役目を終える瞬間に何かが受け継がれ、カタチを変えながら新たな役目を獲得する、というつながりの中に存在します。そんな「いのちといのちのあいだ」に目を向けてみると、この世界は無数の「小さな循環」によって成り立っていることに気づくはずです。
これからの豊かさとは、すべてのいのちに敬意を払いながらその意味や価値を見つめ、大きなつながりの一部となることで生まれるはず。そしてそれは、この国に息づいてきた自然観や美意識に他なりません。
「いのちと、いのちの、あいだに」
はじまりもおわりも存在しないひとつの循環の中で、あなたは何を感じ、何を考え、何を受け継ぐでしょうか。

<開館時期>
 2025年4月13日〜2025年10月13日
<開館時間>
 9:30–21:00(万博会場の開場時間は9:00–22:00)
<会場エリア>
 東ゲートゾーン
<所要時間>
 約40分
<予約方法>
 事前予約制
(EXPO2025 デジタルチケットサイトチケット購入済みの方)

<日本館クリエイティブチーム>
・総合プロデューサー/総合デザイナー
 佐藤オオキ
・コピーライター
 渡辺潤平
・アートディレクター/グラフィックデザイナー
 色部義昭
・建築デザイン(基本設計・実施設計)
 日建設計
(引用先:日本館公式サイト)



09:30
予約していた見学者列には、20名程。
周辺には黒い服を着たスタッフの方が異常に多い中、QRコードを提示し、携帯端末でスキャンされ入場。

日本館は、「Factoryu」「Plant」「Farm}の3エリアがあるようです。


日本館MAP

入場口から建物に沿って進みます。
Factoryの前を進みます。


Factory前

案内の無いまま、先へ進みます。ここには人が居ませんでした。
この先は、Plantです。ここから入るようです。


入口

 


<Plant Area>
プラントエリア┃「ごみ」から「水」へ
ちいさないのちが、ささやく

Plant Areaの主役、残念ながら彼らの姿を目にすることはできません。見どころは彼らの大仕事。肉眼では見られない微生物、そのはたらきそのものが展示物なのです。会場で出たごみは、このエリアで微生物によって分解され、電気を生み、きれいな水を生み出します。日本館から万博会場全体へ、循環の輪はつながっています。ちいさないのちの営みが作り出す展示の数々は、やがて訪れる循環型社会の未来像でもあります。あなたの五感で、思いきり味わってみてください。(引用先:日本館公式サイト)



09:33
Plant Areaへ入るとすぐにモニターがあり、こちらで3分程案内を受けます。(15名程度の1グループ毎、後続の方はPlantと書かれた通路で待機)


Plant Area入口での案内説明

案内が終わると薄暗い通路を進みます。

ごみは、いのちのはじまりだ」と書かれた先には、ごみが。。。


ごみは、いのちのはじまりだ

左右には、ごみがコンベアーの上に流れるコーナー。


コンベアーとごみ

!何でしょうか・・・

公式サイトを見ると。。。
ごみが生まれ変わる、魔法のような道のりを歩こうPlant Areaを歩くあなたが最初に出会うのは、万博会場で出たごみ。消費され、役目を終え、ごみとなったものが、微生物によって分解され、エネルギーを生み、次なるいのちの源へ。そのはじまりを目撃します。

続いて進むと

発酵で 発光中?


発酵で 発光中?

この先には、暗黙に点在する光が見えます。


Plant-03

通路の左右に光が点いたり、消えたり。


Plant-03

!何でしょうか・・・

公式サイトを見ると。。。
いのち瞬く光の草原。循環が作り出すやさしい絶景に目をこらして

目の前に広がる暗闇に、突然現れる無数の光の瞬き。光の道を流れていたごみが、光の粒となって泳ぎ、飛び跳ね、集まり、広がって。生きものの秘めたチカラ、再生への胎動に包まれる、日本館の絶景スポットです。

へぇ~
続いて進むと

⽇本館、
 ただいま
 お食事中

!何でしょうか・・・

案内の方が前方で居ますが、案内もされず、何なんでしょ?と思ってしまいます。


Plant-05

先の水中には器が並んでいます。


Plant-05

じっくり見ると水中に器が入っています。


Plant-05

公式サイトを見ると。。。
目が離せない、微生物の無限の可能性

微生物が彫り上げる、いのちの移ろい。はかなく美しい桜の彫刻
水中の器に、幻のように現れる桜のかたち。それは微生物によって分解され、もとの姿をはかなく消失させていく過程で見いだされる、かりそめの姿でもあります。循環をつなぐ「分解」の営みそのものの美しさに、静かに向き合う空間です。

このエリアには、他にも展示物(Plant-04)があります。

「⽇本が誇る
隠れた料理⼈、
その名も麹菌」


Plant-04

公式サイトを見ると。。。
微生物の世界をアートに? 主役は日本生まれ、日本育ちの「麹菌」

循環を支える微生物の世界を、そっとのぞいてみましょう。そこにいるのは、日本の食文化を支えてきた「麹菌」。おなじみの味の向こうに、歴史と神秘の物語が見えてきます。

近づいて見ますが。


Plant-04

Plant-04

この辺りには、他にも展示物が見えます。。。


Plant-05


Plant-05

<Plant Area>は、ここで終わりのようです。
次に行くには中央の水辺を周り次へ進みます。


中央の水辺

09:39
次は、<Farm Area>のようです。


<Farm Area>
ファームエリア┃「水」から「素材」へ
見えないものを、つなぐ

Farm Areaは、物質やエネルギーが、ものづくりの素材や原材料へと転換される場所。微生物が生ごみを分解することで生まれた水やCO₂は、ここでものづくりの素材として生まれ変わり、目には見えない存在から、さまざまな「かたち」となってあなたの前に現れます。Farm Areaの主役となって所狭しと活動するのは、ここでも微生物たち。「分解」だけでなく、「生産」でも発揮される彼らの無限の可能性をご紹介します。そんな「分解」とものづくりの「あいだ」にある世界を、存分にお楽しみください。
(引用先:日本館公式サイト)



入るとすぐに、何かが展示されています。


Farm Area

何か皆さん触っているので近づきます。


Farm Area

石のような何かが埋められています。


Farm Area

硝子の中にあるので凹凸感は無く、どれを触っても同じです。


Farm Area

さらみ進むと何やら大きな石の前に行列が。


Farm Area

これが、噂の「火星の石」のようです。


火星の石

~火星の石~
日本の南極観測隊が00年に昭和基地近くで採取した火星の石。
(初めて広く一般公開)
火星の石は、国立極地研究所(東京都立川市)が保管。かつて火星に水が存在していたことを示すほか、生命の起源を解明する貴重な試料とされる。
政府が出展するパビリオンの日本館はテーマを「循環」と設定している。経産省は「地球環境を超えた宇宙大での循環を示唆するもの」だと説明する。
火星の石は、幅29センチ、奥行き16センチ、高さ17.5センチとラグビーボールほどの大きさで、火星由来としては世界最大級の隕石(いんせき)とされる。極地研によると、約1300万年前に火星から飛来し数万年前に地球へ到達したと推測する。
(引用先:2025年1月14日 日本経済新聞WEB)



行列が出来て、正面からしか見ることが出来ず、撮影すると周囲の人が映るなど展示方法が非常に悪い!
超・貴重なものであれば、周囲から全体が見えるなどの工夫が必要だと感じました。

まあ、ガラス越しに見るだけで、行列が出来て、ゆっくり見れませんでした。

次へ進みます。

いのちといのちの
あいだを見つめる砂時計


Farm-01

すべてのいのちは、みずからの役目を見つけ、「循環」の輪に飛び込んでいく
(引用先:日本館公式サイト)


Farm-01

ちょっと、この辺りは分からないので、先に進みます。

リレーはめぐる
姿を変えて


Farm-02

Farm-02

ごみから続く、次なる冒険。その先には、どんなワクワクが待っている?

Plant Areaからやってきた、水、熱、電気、CO₂、養分。生ごみを微生物が分解することで生み出された物質やエネルギーが、別の微生物によって、あたらしい姿に生まれ変わります。社会の未来像、心躍るキャラクター、そして、日本の技術力。道中に発見とワクワクが転がる旅が、はじまります。
(引用先:日本館公式サイト)

CO₂で
なに作ろう?


Farm-03

ごみを再生し、化石資源を使わず、自然に還る。そんな素材を、CO₂から作り出す
より良い未来を叶えるため、CO₂を資源に変える。その技術は、人々のひたむきな挑戦の末に実現しました。トンネルから運ばれてくるのは、生ごみ由来のCO₂を詰めたボンベ。希望や期待もいっぱいに詰めて、新たなものづくりがはじまります。
(引用先:日本館公式サイト)


ここは水族館
住んでいるのは、誰?


Farm-04

空っぽの水槽? いえいえ、中でぐんぐん育っているのは、無限の可能性を秘める藻類たち
おや、生きものがいない水槽で世話をしている人たちが…? ここは「見えない水族館」。体長1mmにも満たない、ちいさな藻類が、水槽の中でいきいきと育っています。
(引用先:日本館公式サイト)


個性いろいろ
藻類のフシギ

次のエリアには、ハローキティが沢山(32種類)います。


Farm-05

ロー、顕微鏡の世界! 「藻類×ハローキティ」が登場

肉眼では見えないものから、みんなにおなじみのものまで。さまざまな藻類に姿を変えた「ハローキティ」。かわいいキティちゃんを眺めるうちに、藻類の個性や魅力に引き込まれる、楽しい展示です。
32種類の「藻類×ハローキティ」
(引用先:日本館公式サイト)

左右に32種類のハローキティ。


Farm-05

藻類を覆っています。


Farm-05

一口に「藻類」といっても、ミカヅキモやクロレラといった顕微鏡でしか見ることのできないものから、ワカメやヒジキといったいつもおいしくいただいているものまで、さまざまな種類があります。この展示では、その多種多様なかたちに着目。実在する藻類をモチーフに、32通りに変身したハローキティが誕生しました。
ずらりと並んだハローキティと向き合うと、個性豊かな藻類たちのことがもっと好きになる。それぞれの特徴を捉えたかわいらしいフォルムが、これまでのぞくことのできなかった藻類の世界をぐっと身近なものにしてくれるはずです。
(引用先:日本館公式サイト)


比べてナットク、
藻類の秘めるポテンシャル


Farm-06

Farm-06

藻類の潜在能力が切り拓く、未来のものづくりを目撃しよう

ここであなたが目にするのは、持続可能な社会を実現するために欠かせない、藻類のチカラ。生産効率や環境への影響といった観点での指標をもとに、その特長を明らかにして、藻類を活用した未来の産業の姿を想像してみましょう。
(引用先:日本館公式サイト)

いのちみなぎる
藻のカーテン


Farm-07

チューブの中でぐんぐん育つ無数の藻、これが未来の「森」の姿
穏やかな春の日差しのような、やさしい光に包まれて。藻類が光合成しながら、あたらしいエネルギーへ。緑のチューブが織りなす幻想的な空間を、森林浴を楽しむように散策してみましょう。
(引用先:日本館公式サイト)


Farm-07


おみやげに
「循環」をどうぞ


Farm-08

あなたの中ではじまる、あたらしい「循環」
Farm Areaの最後は…おみやげショップ ? 日本館からはじまる循環を、あなたの暮らしにおすそ分け。新たないのちのリレーのはじまりです。
(引用先:日本館公式サイト)


09:52
次は、<Factory Area>です。


Factory Area

Factory Area


いのちといのちの
あいだを見つめる砂時計


Factory-01

「もの」を作り、使い、自然に還す。「ひと」の手が受け継ぐ循環のリレー
初めてなのに、どこか懐かしい感覚を覚える不思議な空間。Factory Areaの主役は、「ひと」。そう、あなたもその一人。果てなき循環から生まれた「もの」は、「ひと」の手を介して形作られ、「ひと」の営みの中で使われ、いくつもの時代をめぐってきました。さあ、あなたも時を超え、その足跡をたどってみましょう。
(引用先:日本館公式サイト)


かたちになって
かたちを変えて
こんにちは


Factory-02

未来の工場見学へようこそ! 循環する素材と設計が出会うクリエイティブラボ
日本館のもうひとつの姿、それは製品の「製造工場」。Farm Areaで育てられていた藻類を原料に加えた植物由来のプラスチックで、日本館の中で使われるプロダクトを製造中。その工程をじっくりとご覧に入れましょう。
(引用先:日本館公式サイト)


やわらかなギャラリー


Factory-03

「やわらかく」は、新たないのちのリレーだった
常識的に考えたら、丈夫なほうがいい。けれど、あえて「やわらかく」作る。ここは生まれ変わることを前提に作られたものたちを紹介するギャラリーです。やわらかいということは、こわれても簡単に直せたり、チカラをしなやかに受け止めたり。古くなったら、あたらしいものに作り替えることができます。素敵な考えかただと思いませんか ? 昔から日本には、ものを循環させる工夫があふれていました。現代まで受け継がれてきた、日本のものづくりの知恵と技術をご覧ください。
(引用先:日本館公式サイト)


やわらかく作ることで、
日本館も「次へ生かす」


Factory-03H

万博が終わったら、日本館は何に生まれ変わる?
巨大な建造物である日本館も、「循環」を前提に細部に至るまで工夫がこらされています。壁に使われているのは、間伐材から作られたCLT(直交集成板)。万博終了後に解体され、再利用されることを見据えて、可能な限り加工を抑えた工法が採用されています。
建物だけでなく、アテンダントが着用するユニフォーム、ショップの販売品用の段ボール製パッケージ、パーツを3つの座面に分解できるスツールなども、リサイクルしやすい素材や構造を採用。「次へ生かす」ために、すでに新たな一歩を踏み出しています。
(引用先:日本館公式サイト)


やわらかく作ることで、
「長持ちする」


Factory-03A

交換しやすく、地球にやさしく。持続可能な思考は日本の伝統
あえて丈夫に作らないから、長く使える。一瞬、あれ ? と考えてしまう、不思議な因果の組み合わせですが、それが、日本古来の循環型ものづくりの特長のひとつ。展示されているのは日本の伝統的な「桶」と、日本の「竹かご」からヒントを得た特別なサッカーボールです。どちらも釘や接着剤を使わず組み立てられる、パズルのような構造。こわれたら、その一部分だけを取り替えて、修理できるように作られているのです。弱く作るのは、ものを大切にするため。昔から日本人が持っていた美意識が「長持ちする」ための秘訣なのです。(引用先:日本館公式サイト)

二度と見られない
はかなすぎる芸術


Factory-04

Factory-04

これは芸術? それとも魔法?
巨大な珪藻土のキャンバスに、現れては消えていく「水のアート」
目の前に現れる円盤は、太古に生きた藻類の化石。その表面に、水滴が、静かに跡をつけていきます。かつてのいのちがひととき現れ、また時の彼方に消えていく。死と生を閃光のように味わう一瞬一瞬に、まばたきさえ、忘れてしまいそう。(引用先:日本館公式サイト)

日本館の体験を、
日常に持ち帰ろう

この先は、日本館内限定商品が販売されています。
購入目的がある方は、キャッシュレス決済でカバンなどを購入できます。


Factory-05

オリジナルグッズが買えるショップ&未来の日用品に出会えるショーケース
3つのエリアをひとめぐりしてご体感いただいた「循環」の物語は、あなたの暮らしの中でも続いていきます。オリジナルグッズの販売や、未来の日用品となるかもしれない試作品が展示されるコーナーです。
(引用先:日本館公式サイト)


10:00
日本館の3エリアの所要時間は、30分でした。
公式では40分位と記載されていましたが、少し早く回った感じです。

感想ですが、
基本的に万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に準じた展示物だったかも知れませんが、目玉と言われる火星からの隕石は、ゆっくり見ることが出来ず撮影にはガラスが反射して綺麗に残せなかった。
また、館内の案内人は随所に居ましたが、説明などが殆どなく、話される方の声が小さいなど、興味を抱かす仕草は一切なしでした。
この日はテストラン2日目で、殆どが日本人で大阪府民の方。
海外から来日された方への案内はガイダンス(QRコード読込)があるようですが、各表示は日本語と英語のみでした。

広い館内を30分間歩き、最後は外に出て外周から出口へ向かいます。


パピリオン外周道

歩いていると外周からプラントが見えます。

バイオガスプラント┃ごみを食べるパビリオン


バイオガスプラント

バイオガスプラント

隠れた見せ場「バイオガスプラント」で新たないのちが誕生中
万博会場で出た生ごみを、微生物のチカラで水やバイオガスへと分解。さらにバイオガスを使って電気を生み出し、プラントを動かすエネルギーとして生かしていく。(引用先:日本館公式サイト)


さらに進むと前の女性が何やらモニターで何か行われています。
案内の方からは何の説明の無く、立っていましたが、前には外国人らしき顔が映し出されていました。

NTT ふれあう伝話┃タッチでハロー! 「伝話」でつながろう


NTT ふれあう伝話

手のひらでつながる、未来の「伝話」
手のひらマークをトントンとたたくと、それが相手に伝わる。だから電話ではなく「伝話」。通話先は、関西国際空港。相手は海外からやってきた観光客かもしれません。言葉を超えて、ハートでタッチ。やさしい気持ちも、循環させることができるはずです。
(引用先:日本館公式サイト)

上の説明を見ると関西空港との電話のようです。

以上が日本館の見学レポートでした。
この後に、日本館見学者限定スタンプ・NFTが置かれていました。


日本館見学者限定スタンプ・NFT

また、出口手前には、コンテナ風の日本館限定ショップがありました。

<日本館 ★★☆☆☆>



日本館は、約30分(09:30~10:00)の滞在でした。
次は、11時半に予約している「NTTパピリオン」です。
会場は広いので20~30分の移動時間が必要な場合もあります。
余裕時間を考慮して移動と予約するのがおすすめです。

次まで約1時間半。
日本館からNTTパピリオンまでは、徒歩7~10分です。


MAP

時間があるので、大屋根リングの内側を少し探索します。


探索ルート

日本館から時計回りに隣接する場所に円形ドームのような建物が見えます。
「EXPOホール」です。


EXPOホール

さらに時計回りに歩いて行くと建物が見えます。


ギャラリーEAST

「ギャラリーEAST」です。


ギャラリーEAST

ここから大屋根リングの下を歩きます。


大屋根リングの下

前方には、踏切のようなバーが見えます。
こちらは、工事車両などが通過するためです。
時折警備員が周辺を見ながら規制をしていました。

ここから、リング内側を探索します。


■カナダ(未公開)
パビリオンのコンセプトは『再生(Regeneration)』。


カナダ

氷の外観とは対照的に、内部ではカナダの人々の温かさや創造性、多様性を体感できる展示や文化プログラムを用意。
6月はジャズピアニストのオスカー・ピーターソンを称える音楽イベント、7月21日〜26日はストリートダンスイベント、8月は先住民のアーティストによるライブなどが予定されています。
シェフによる実演などカナダの多彩な食の紹介と体験メニューもあるようです。


■ポルトガル(未公開)
パビリオンのテーマは「海洋:青の対話」です。


ポルトガル

ダイナミックな大海を表現された外観。
世界的な日本人建築家・隈研吾さんの事務所がデザインを手がけたようです。

ポルトガル館から大屋根リングの内側に向かいます。
正面には、リング上に向けてエスカレーターが見えます。


大屋根リング(左)

右に曲がると順にコロンビア、スイス、オーストリアのパピリオンが並んでいます。
何れも未公開で工事作業されている所もありました。


■コロンビア(未公開)


コロンビア

 ■スイス(未公開)
パビリオンのテーマは「生命(ライフ)」、「地球(プラネット)」、「人間拡張(オーグメンテッド・ヒューマン)」の3つです。


スイス

 ■オーストリア(未公開)
パビリオンのテーマは「オーストリア:未来を作曲」。


オーストリア

さらに、内側に進みます。
団体休憩所を挟み、3つの海外パピリオンが並んでいます。(未公開)


 ■ブラジル(未公開)


ブラジル

テストランに参加する前日(2025年4月4日(金)19時20分頃)パピリオンで発煙・発火を発見。19時33分には、ブラジルパビリオン関係者による初期消火により消火済みだったようです。


 ■クエート(未公開)


クエート

 

 ■中華人民共和国(未公開)
パビリオンのテーマは「自然と共に生きるコミュニティの構築ーグリーン発展の未来社会ー」。


中華人民共和国

中国パピリオンの横から「X:シグネチャーゾーン」になります。

「シグネチャーパビリオン」とは
「シグネチャープロジェクト」は、大阪・関西万博会場の真ん中に位置する 8 人のプロデューサーが主導するパビリオンを起点に展開されます。このパビリオンを「シグネチャーパビリオン」と命名いたしました。「シグネチャーパビリオン」および「シグネチャーイベント」を通じて、リアルとバーチャルをインクルージョンした多様な体験により、訪れるすべての人々が「いのち」について考え、その概念をアップデートする場所になることと考えます。
(引用先:公式サイト)

隣には「いのちの未来」館が見え、スタンプ台がありました。


「いのちの未来」スタンプ台

 


■いのちの未来(予約制)
・プロデューサー:石黒 浩大阪大学教授
(ロボット工学の第一人者、ATR 石黒浩特別研究所客員所長)


いのちの未来

「いのち未来館」の前には、「いのちの遊び場クラゲ館」が見えます。


■いのちの遊び場 クラゲ館(予約制)
・プロデューサー:中島 さち子
(音楽家、数学研究者、STEAM 教育家)


いのちの遊び場 クラゲ館

さらに、茅葺屋根の建物「EARTH MART(アースマート)」が見えます。


■EARTH MART
プロデューサー:小山 薫堂
(放送作家、京都芸術大学副学長)


EARTH MART

茅葺き屋根の建物の中にスーパーマーケットのような空間が広がり、人間のいのちをつないできた食材の背景や、培った知恵と工夫に触れ、食を通じたより良い未来を考えるようです。

10:27
この辺りから北側(右)に進みます。
道の左側には、「Dialogue Theater–いのちのあかし–」の建物が見えます。


■Dialogue Theater –いのちのあかし–(予約制)
プロデューサー:河瀨 直美
(映画作家)


Dialogue Theater –いのちのあかし–

館内にはスクリーンがあり、来場者一人とスクリーンに向こうに居る見知らぬ人と対話するようです。

この向かいには、Better Co-Beingの建物がありましたが、人が居た為、スルーしました。
■Better Co-Being(予約制)
プロデューサー:宮田 裕章
(慶応義塾大学教授)


この先は、「F:静けさの森ゾーン」です。

10:33
静けさの森には、大きな池が1か所、水盤3か所の水景施設と約1,500本の樹木が植えられています。
・樹種:アラカシ、イロハモミジ、エゴノキ、クヌギ、コナラ、ヤブツバキなど
・移植元公園:万博記念公園、服部緑地、久宝寺緑地、大泉緑地、鶴見緑地、大阪城公園など
(引用先:公式サイト)

中央エリアから再び東側に向かいます。
先には、コモンズA館(共同館)が左側に見え、右側にも建物が見えます。


コモンズA館

コモンズ-A館(共同館)は24年6月28日竣工。
建屋内では、各国ブースの位置を示す垂れ幕が用意され、出展国が展示物設置。イエメンやウガンダなど28か国が出展予定。

少し時間があるので入りましたが、狭いスペースに各国ブースがあるようで、スタンプも各国ありましたが、あまりにも多いため次回にゆっくり来たいと思います。


コモンズ-A館(内部)

コモンズ-A館の向かい側には、数か国が入る建物が並んでいます。


数か国が入る建物

右からヨルダン・ペルー・モザンビークのようです。

10:45
現在の位置は、下の地図(黄色のマーカー)付近です。


MAP

コモンズ-A館の大屋根リング側には、マレーシア館が見えます。


■マレーシア館(未公開)
パビリオンのテーマは「調和の未来を紡ぐ」。


マレーシア館

マレーシアを象徴する織物であるソンケットの流麗な優雅さを彷彿とさせる、絡み合った「リボン」の魅惑的な模様が特徴です。夜になると、パビリオンは金色と銀色の糸がきらめくような豪華さを映し出されます。
(引用先:公式サイト)


10:47
再び、大屋根リング下へ戻ってきました。
リング下には、椅子が沢山あり、休憩が自由に出来ます。
さらに自動販売機がありますが、値段は定価+αの感じです。


自動販売機

■!注意!■ <Attention>
万博会場内は、現金は使用できません。
すべてが、キャッシュレス決済のようです。
そのため、自動販売機のコイン投入口も塞がれています。


塞がれているコイン投入口

しかし、近くにマイボトル対応の無料の水が頂ける装置が置かれていました。


マイボトル対応の水装置

10:51
まもなく、2館目の見学時間なので、NTTパピリオン館前に到着。


予約状況

案内板があったので、受付に行きますが、建物の狭いバックヤードに誘導される手前にテント下でQRコードを提示して、奥へ進みます。


NTT館入場受付付近

奥に入口があるようですが、入り込んだスペースで待機。
(人数が限定されているので混雑はMAXにならないですが待機場所には、・・・? 日差しもあり、夏場は?)

外観は立派です。


NTT Pavilion(外観)

「NTT Pavilion」の建築的な特徴は大きく2つあります。
1つは、小さな布材を何枚も並べてパビリオンを覆い、日よけにすること。
もう1つはカーボンファイバー(炭素繊維)のワイヤを用いて、パビリオンを支えることです。

11:00
■NTTパビリオン(予約制)
パビリオンの体験テーマはPARALLEL TRAVEL、
それは「時空を旅するパビリオン」。
次世代情報通信基盤「IOWN」による空間伝送技術で、
離れた場所と空間そのものを繋ぎます。

~体験・演出内容~
<パビリオン内の体験概要>
 NTT パビリオンの体験テーマは“PARALLEL TRAVEL”(時空を旅するパビリオン)です。
Zone1から Zone3 までの 3 つの異なるゾーンを回遊することで、来場者を時間と空間をこえる旅へと誘います。 *ツアー形式: 体験の所要時間 約 20 分


こちら(下の公式サイト)では、PerfumeのIOWNを活用した3D・LIVE映像が体験できます。
NTT公式サイトでは、撮影風景(2D)を見ることが出来ますが、現地では振動も含め、3Dメガネを使用して体験できます。

<公式サイト>
IOWN×Perfume 特設サイト | NTTパビリオン | EXPO2025 | NTT

2025年4月2日に、スペシャルパフォーマーPerfumeによる
IOWNを活用した世界初のパフォーマンスを実施&生配信しました。
2025年のNTTパビリオンと1970年の電気通信館、
ふたつの“万博会場”の時間と空間を自由にいきかう
スペシャルパフォーマンスのアーカイブを公開中。
さらに、大阪・関西万博のNTTパビリオンでは、
三次元のPerfumeのデータ、振動、照明演出を含めて、
空間まるごと伝送。4月2日のパフォーマンスを、
時間を超えて、皆さまに追体験いただけます。


NTTパピリオンでは、3つのゾーンに分けられ、各ゾーンでは映像・体験(各7~8分)が行われます。

最初は、Zone1。
こちらでは、前方の大スクリーンで映像が流れます。
(前方席は着席可能)


Zone1

左右に電話機が置かれ、呼鈴とスポットライトを照らしながら世界の人達の映像が流れ、コミュニケーションが表現されています。


Zone1

当日撮影した「Zone1」映像は、こちら→ https://youtu.be/mDaMuWB4l4A


●Zone1:Prologue コミュニケーションの進化と、こえられない隔たり
最初のゾーンでは、コミュニケーションの進化の歴史と普遍の価値、これまでの通信では埋めきれない隔たりを過去から現在に至る通信デバイスとパビリオン内の巨大スクリーンに投影される映像で表現します。
これから始まる新しい未来のコミュニケーション体験のプロローグとして、通信の根源である「離れた場所にいる人と人とのコミュニケーションへの渇望、世界とつながりたい、という思い」が描かれていきます。



続いては、Zone2。
こちらでは、Zone2入口手前で配布される3Dメガネを使用してPerfumeさんのパフォーマンスを楽しめるエリアです。
前述したとおり、次世代情報通信基盤「IOWN」による空間伝送技術を使用したライブ映像です。
3D映像と館内床の振動、音響効果で迫力のあるステージが体験できます。
当日撮影した「Zone2」映像は、こちら→ https://youtu.be/aqJfhfq2fYc


●Zone2:Main Experience 隔たりをこえて生まれる躍動
メイン体験となる Zone2 においては、スペシャルパフォーマーに世界的ユニット、Perfume を迎え、2025 年の夢洲の大阪・関西万博会場と吹田市の万博記念公園(電気通信館跡地)、更にはバーチャルで再現する 1970 年の大阪万博会場と、三つの空間を行き来する 3D 空間伝送により時空を超えるような体験を提供します。
*史上初のリアルタイム3D空間伝送を 4 月 2 日に実施し、会期中は収録したデータを活用した演出を体験いただきます。
来場者は 3D グラスを装着し、バーチャルで再現された遠隔地と眼前のパビリオンとが空間でつながる演出(映像や振動)を、Perfume によるパフォーマンスを通じ体験することで、未来のコミュニケーションの可能性を感じることができます。




最後は、Zone3。
こちらでは、もうひとりの自分が全面スクリーンに映し出されます。
Zone3に入り、自分のショットを撮影(スキャン)します。


Zone3

スキャンすると、奥に広がるモニターに皆さんの映像が流れます。


Zone3

スキャン時にしたポーズが、そのまま映像になります。
この後、一コマ毎に右に人が移動していきます。


Zone3

さらに、自動で色々なポーズに変形したり、新しい自分を見ることが出来ます。


●Zone3:Epilogue 新しい「私たち」の可能性
Zone3 では、来場者一人ひとりの「Another Me®」(もうひとりの自分)が登場します。入場時にスキャンし生成された来場者個々の「Another Me®」が、来場者の前面スクリーンに投影されるとともに、自律的に歩き出し、容姿を様々に変えながら、言葉や文化の違いを超えて、他の来場者の Another Me®とともに希望の歌を奏でます。
来場者は、自分の「Another Me®」を通して自分の新たな可能性に気付くことができます。


以上、三つのゾーンは、約20分で回れます。
出口付近には、電話機が並んでいます。


<せかいがきこえる伝話>
昔の公衆電話のような外見を持つ筐体の受話器をあげ 3 ケタの番号をおすと、誰もが共感するような日常のワンシーンが受話器越しに聞こえてきます。
急な雨で駅からのお迎えを頼んだり、自宅の電話を部屋に引っ張りこんで、こっそり恋人との電話を楽しんだり、現在、過去の電話を介したコミュニケーションを身近なものとして感じることができます。


出口にある電話機(三台)

良く見ると宇宙人に通話(#720)することが出来るようです。


電話機

#720で宇宙人と会話しました。
→日本語で話してくれたので、理解できました。

場所は出口ですが、そのまま前方に進むと分からない(案内されなければ)ので出口を出たら、左を見ましょう。


出口付近

三台の電話の右にもモニター(黄緑色)があります。
<いのちふれあう伝話>
こちらも人が居たのでスルーしました。


<いのちふれあう伝話>
大阪・関西万博会場内の「いのち動的平衡館」と IOWN-APN で接続された伝話(電話)です。利用者は、「いのち動的平衡館」の利用者と、音と映像に加えて触覚(お互いの心拍)を送りあう、いのちの尊さを感じる体験が可能です。 

事前告知を目にしませんでしたが、本日見たパピリオンの中で一番インパクトがあった感じです。

<NTT館 ★★★★☆>


 11:30
NTT館を入り、受付すぐに「次の予約」をするタイミングが無く、観覧終了後に次を予約しました。
この時間帯から、入場者が多くなるので、空席のあるパピリオンが少なく必死になって(集中して)スマホから予約チャレンジします。

!次の予約!
■!Point!■
パピリオン入場後に次の予約が可能
次の予約は、次のパピリオン・イベント入場後ですが、入場して観覧中に予約する状況でない所もあります。
昼頃からは来場者が多くなるので当日予約はしづらくなります。
仮に空いていても操作中に埋まる(満員)ことがあり、時間が経つほどさらに厳しくなります。
その中、今回は「大阪ヘルスケアパピリオン」が偶然空いていたので予約が出来ました。


予約状況

大阪ヘルスケアパピリオンは、NTT館の隣です。
30分程時間があるので、周辺を散策します。
(下記の地図写真の黄色マーカー辺り)


MAP

隣の「大阪ヘルスケアパピリオン」の入口には行列が出来ています。


大阪ヘルスケアパピリオン

この後に入りますが、この先にも行列が出来ている関西パピリオンがあります。
■関西パピリオン(予約制)
パビリオンのテーマは「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」。


関西パピリオン

関西パビリオンは、「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」をテーマに、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、徳島、福井、三重の9府県が出展に参加します。
六角形と白い膜による灯篭をイメージした建物の外観には関西各地を象徴した切り絵をデザインします。また、内部は出展参加府県による独自展示エリアを設け、関西各地の歴史や文化、観光などの多彩な魅力を発信します。
(引用先:公式サイト)


続いて、横にプレハブ小屋のような建物があり、トイレ?案内所かと思いましたが、何やら行列が出来ています。
中を覗いて、傍に居た人に聞くと「スマホで予約できない方」の為の、パピリオン・イベント予約スペースのようです。


現地での当日予約スペース

端末1台で十数名以上の方が、予約をしようとしているようです。

さらに、横の建物から食事が出来る場所のようです。
(後でこちらで食事をします)
この日は、カレー店・うどん店が開店していました。
価格は、非常に高い設定です。


うどん店のメニュー

カレー店のメニュー

食事スペースの席は店内の他に大屋根リング下付近までテーブル席(休憩席)が沢山あります。
大屋根リングの下から内側には、韓国間が見えました。


■大韓民国(未公開)


大韓民国

建物外観側面は、スクリーンになっており、映像が流れていました。


大韓民国

30分程の時間で、そろそろ「大阪ヘルスケア館」へ戻ります。
大屋根リング下には、移動用のパーソナルモビリティが駐機していました。
ここは、駐機場のようです。


モビリティ

韓国間の横には、ドイツ館が見えます。


■ドイツ館(未公開)
ドイツパビリオンのテーマは、「循環経済(サーキュラーエコノミー)」、タイトルは「わ! ドイツ」です。
「わ!」には、循環の「環(わ)」、調和の「和(わ)」、 感嘆の「わ!」の3つの意味を込めています。
パビリオン自体が循環型・持続可能な建築の出展作品となっており、建築・景観・展示を一体化し、他ではできない体験を提供します。その体験を通し、循環型未来へと続く道を歩んでいただけます。


ドイツ館

準備されている方は居ましたが、この日は未公開でした。


ドイツ館

12:00
大阪ヘルスケアパピリオンへ向かいます。


■大阪ヘルスケアパビリオン(予約制)
Nest for Reborn
地元大阪がREBORNをテーマに、未来に実現を目指すヘルスケアや都市生活の体験や、iPS細胞をテーマにした再生医療の可能性の発信、屋外ステージでのイベントやなどさまざま情報を発信。

12時10分の予約でしたが、10分前にはゲート(QRコード読込)を通過できました。
入口は左右に分かれており、何故分けられているか分かりません。
沢山居た係員に予約と言うと「右へ」と言われ、入館。


入口

後で調べると、3つのコースがあるようです。
■リボーン体験ルート (パビリオン予約対象)
オフィシャルアプリで事前登録して、25年後の自分(アバター)と一緒にミライのヘルスケアや都市生活を最大限に楽しもう!
■XD HALL モンスターハンター ブリッジ (パビリオン予約対象)
360度シアターに入り全身で感じる体験型コンテンツ
■ミライの食と文化
おいしく健康的なフード等を提供し、食と文化の魅力を発信

今回は、リボーン体験ルートの予約です。
リボーン体験は、複数のセンサーやカメラを用いて、ご自身の「髪」や「肌」、「心血管」など、7つの項目を測定して健康データが取得され、年齢が表示されます。さらに、そのデータを用いて25年後の自分が次のコーナーで見ることが出来ます。


入館すると、専用アプリ「大阪ヘルスケアパビリオン公式アプリ」の導入(インストール)をされる方が集まっていました。
!事前に大阪ヘルスケアパビリオンの公式アプリ(スマートフォン向けサービス)が必要です。
→登録に5分程は掛かります。事前にサイトから準備しておくのがおすすめ。

私は、事前に大阪ヘルスケアパビリオンのカラダ測定ポッドStation版を利用したのでインストール済みです。
<カラダ測定ポッドStation版>
JR西日本の各駅設置場所(5か所)
・大阪駅:
 中央コンコース「DotHealth Osaka」内
 うめきた地下口(改札内)
・新大阪駅:
 在来線コンコース(改札内)
・天王寺駅:
 阪和線こ線橋1,2番線階段付近(改札内)
・岸辺駅:
 改札口外


アプリを導入されている方は、先のブースで「リボーンバンド」を発行します。


「リボーンバンド」発行エリア

画面に従い、アプリのQRコードを利用します。


「リボーンバンド」発行

紙バンドが出てくるので、手に付けておきます。


リボーンバンド

ここから先は、カラダ測定ポッドに入り、7項目を測定します。


カラダ測定ポッド待ち行列

左右に個室が沢山並んでいます。


カラダ測定ポッド

モニターで空室が分かるので、案内の方に指示された所へ向かいます。


カラダ測定ポッド

カラダ測定ポッド内に入ると正面画面の指示に従い、進めていきます。
(所要約5~7分)


カラダ測定ポッド内

7項目の測定が終わると、「カラダ測定年齢」が表示されます。
(詳細はアプリに記録・保存されます)


結果

この後、3基ある未来のライド(エレベータ)に乗車して上の階に進みます。
こちらは、「ミライのじぶん」エリア


「ミライのじぶん」エリア

各モニターの横にある場所にリボーンバンドをかざせて25年後の自分(アバター)と出会うことができます。


25年後の自分

さらに進むと「ミライのヘルスケア1」エリアに到着します。
こちらでは、栄養・身体に関するミライのヘルスケアを体験が出来るようです。
誘導されたのは、「パーソナルスタンド」です。
→説明が無いので、ここで何が出来る・するのか不明でした。
(案内する方の指示が少なく仁王立ちする方も居ました。)


ミライのヘルスケア1

何か知りませんが、リボーンバンドをモニター前にかざし、画面のアンケートを操作。
何か、結果が出て来てますが、これで終わりかどうか判らずです。
画面が動かなくなったので、下から最適な景品が出てきました。


結果後の景品

こちらでの後方に数社の体験ブースがありますが、順番・列も不規則で、株式会社椿本チエインの「カラダ拡張スーツ」の列に並ぼうとしていたら係員の方から不愛想な態度で制止されました。満員だと。


不愛想な態度のブース

こちらには、4つのブースがありました。
椿本チエイン以外は、見ることが出来ました。
<展示ブース>
・一般社団法人日本MA-T工業会
「地球とカラダに親切な除菌」
・江崎グリコ株式会社
「細胞ケア研究所」
・株式会社ファーマフーズ
「ひとと地球にやさしい繊維」
・株式会社椿本チエイン
「カラダ拡張スーツ」


さらに進むと「ミライのヘルスケア2」エリアです。


ミライのヘルスケア2

先程と同じようなブースが並んでいます。
株式会社サイエンス「宇宙シャワー」だけ体験しました。
霧状のシャワーが数秒噴射し、体を綺麗にしてくれるようです。
<展示ブース>
・ロート製薬株式会社
「アイケアステーション」
・SyncMOF株式会社
「ヒーローになる二酸化炭素」
・ニプロ株式会社
「次世代を創る医療技術」
・森永乳業株式会社
「ビフィズス菌で超人間」
・株式会社ミルボン
「自分らしく美しく生きる美容室」
・株式会社サイエンス
「宇宙シャワー」
・タカラベルモント株式会社
「量子飛躍する美の世界」


さらに進むと「ミライの都市」エリアです。
2050年頃を想定した「ミライの都市」を体験できるようです。
どこも人がいっぱい並び、空いている大阪メトロ(大阪市高速電気軌道株式会社)の未来の映像を5分程待って見ました。


大阪メトロの未来の映像

大阪メトロの未来の映像

大阪メトロの未来の映像

<展示ブース>
・公益社団法人全日本不動産協会
「みんな暮らしの街」
・株式会社コラントッテ
「磁力で健やかに暮らす」
・主催者展示
「家庭で作る霜降り肉」
・エア・ウォーター株式会社
「ネオライフスタイルLDK」
・大阪市高速電気軌道株式会社
「ニューモビリティ・ニューライフ」
・ロート製薬株式会社
「細胞デザインステーション」
・株式会社竹中工務店
「空から広がる都市」
・東京書籍株式会社
「時空をこえる学び場」
・SBIホールディングス株式会社
「街のネオホスピタル」
・日本生命 保険相互会社
「人生ゲーム REBORN in 2050」



1階風景

この後、1階に降りると「ミライ人間洗濯機」が見えましたが、何かデモンストレーション(?)についてクレーム(大声)を言われている方が居ましたが、こちらは予約不要エリアで人がいっぱいです。


ミライ人間洗濯機



出口方向に進むと「ミライの食の文化」ゾーンでした。
こちらは飲食店が並び、あの弁当屋さんも出店しており、のり弁当のの値段も高めです。


弁当屋のメニュー

最後は、予約不要エリアと混同するので人が多く、食事を購入する方の行列も含め、足早にパピリオンを脱出しました。

13:20
大阪ヘルスケアパピリオンは、1時間以上の滞在でした。
(滞在時間:12:00~13:20)

こちらの見学の感想ですが、自分の健康データを測る目的と未来の自分が分かりましたが、その後の個々のブースがどのような関係性があるのか不明。
見たくても行列が出来、時間が非常にかかります。
殆どスルーしても1時間以上かかり、少し細かすぎる(不明な)ブースが気になりました。
<大阪ヘルスケアパピリオン ★★☆☆☆>


次の予約は、スマホ操作をしますが、殆どが満員。
空いていても操作中に満員になり予約が困難になる状態。
しかし、唯一予約できたのは「ブルーオージャンドーム」の14時40分から枠。


予約できた「ブルーオージャンドーム」

13:25
1時間以上の時間があるので、食事をするため先程見ていたカレー店へ。
うどん店の隣にカレーショップがあるので入ってみると満員。


店内

メニューを見ると2000円近くの商品が並んでいます。


メニュー

13:34
注文は「ベジコフタカレー」(税込2,000円)。
オーダーの列に10名位並び、セルフで注文を操作。
「お会計待ち」のレシートが出力され、隣のレジカウンターへ向かいます。


「お会計待ち」のレシート

対面には、日本人でない方が対応され、万博専用のキャッシュレス決済「ミャクペ!」を使用。


ミャクペ!

当日の朝に急遽2000円チャージしていたのが、カレーを2,000円分支払ったので0円に。

13:55
店内は満員で一時的に店内の入場制限をしている中、カタコトで注文番号が聞こえたので店員さんが席まで持って来てくれました。
ベジコフタカレーは、初めて。


ベジコフタカレー

調べてみると。
ベジコフタカレーは、北インドのカリーらしく、じゃがいも、野菜、パニール(インドのカッテージチーズ)の揚げボールが入っているようです。
コフタは、団子ということで、ベジタリアン、ヴィーガンの方にもお勧めのようです。


コフタ(団子)

お米は、インド米(バスマティライス)で細長く丸みの無いお米。


インディカ米

インド北部とパキスタンで古くから生産されてきたインディカ米(長粒種)の一品種です。

味は、スパイス感がなく、まろやか。
ふわっとしライスと茄子・彩り野菜が少し入り、コフタ(団子)が2個入り。
日本人でも美味しく味わえるカレーでした。

14:10
食事を終えて次の予約パピリオンまで30分あるので周辺を散策。


散策MAP

近くには、扉が解放され、色彩豊かなトイレが建っていました。


トイレ

開放感のあるトイレ

ドアはありますが、使用している方は殆ど居ませんでした。


トイレ

大屋根リングの外側にありますが、この先に進むと連なった建物(リングサイド マーケットプレイス西)が見えます。
この日はまだ営業前で閉鎖されていました。


リングサイド マーケットプレイス西

大屋根リングの内側に行くとパピリオンが見えます。


■トルコ(未公開)
パビリオンのテーマは「文明の黄金時代」。


トルコ

入口上部にある「三日月と星」のイルミネーションは国家の誇りを強調し、入口と内部は月と太陽を表す「キュン・アイ」のシンボルで飾り付けられています。
パピリオンは、当初「タイプA(独自で設計・建設)」の計画でしたが、簡易パビリオンの「タイプX」に変更されています。


■タイ(未公開)
コンセプトは「タイの知恵に根ざした「SMILE」」。
パピリオンは、「ヴィマン・タイ」(VIMANA THAI)と名付けられています。


タイ

■スペイン王国(未公開)
海と太陽、この二つの要素がパビリオンの建築を形作るシンボルです。
地球上の生命をつかさどり、そしてスペインと日本の両国のアイデンティティの根幹を成すこれらのシンボルが、スペインの地理、文化、人生観を表しています。


スペイン王国

■サウジアラビア王国(未公開)
サウジアラビアのパビリオンでは、サウジアラビアのアイデンティティの基盤となっている独自の遺産、伝統、価値観を探求することができます。
デザインは、サウジアラビアの伝統的な都市構造物から着想を得ています。王国の歴史、文化、遺産を反映しながら、よりよい未来へのコミットメントを体現する持続可能なデザインとなっています。


サウジアラビア王国

■オーストラリア連邦
パビリオンのテーマは『Chasing the Sun ― 太陽の大地へ』。


オーストラリア連邦

オーストラリア連邦

■飯田グループ×大阪公立大学共同出展館(予約制)
外観のコンセプトは「サステナブル・メビウス」。


飯田グループ×大阪公立大学共同出展館

世界最大級の西陣織建築(2023年5月から建設)


■ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』
パビリオンでは、あたらしい外食のあり方を、世界に「宴~UTAGE~」として定着させていくとともに、5つのアクションである、おもてなし、食体験、新境地、賑わい、外食産業の発展を「宴~UTAGE~」の中で目指します。


ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』

14:21
宴の建物横には、e-Mover「リング西ターミナル」があります。


e-Mover「リング西ターミナル」

万博会場内・外周バスです。


万博会場内・外周バス

利用料金は、1回利用:400円。1日乗り放題:1,000円です。
まだ利用されている方は少なかったですが、頻繁に電気バスが往来していました。


電気バス

なお、のりば付近には、天井に石を吊るした休憩所があります。


休憩所

一部ネットで話題になっている場所です。
期間中に石が落下しないことを望みます。


休憩所

14:25
隣には、これから行くBLUE OCEAN DOME(ブルーオーシャン・ドーム)が見えています。


BLUE OCEAN DOME

受付入口を見ると、まだ予約の14:40開場の表示がされておらず、さらに西口方面に向かいます。
正面には赤い笑い顔の球体(よしもと waraii myraii館)が見えます。
球体を正面に右に行くと西ゲートです。
右に曲がると大きなガンダムが立っています。


■GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(予約制)
関西エリアに初めて登場する実物大ガンダム像。
高さは約17mで、片膝を立てて腕を大きく上げるこれまでにないポーズは、宇宙、そして未来に向けて手を差し伸べているイメージとなっています。
20年12月から24年3月に開催した「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(神奈川県横浜市)」で展示された動く実物大ガンダムの資材を再活用し、RX-78F00/E ガンダムとして、新たな姿でお目見えします。
※大阪・関西万博に設置する「実物大ガンダム像」は稼働しません。
(引用先:公式サイト)


GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION

パピリオンは、予約制でこの時点で閉館になっていました。
巨大ガンダムの前では、記念写真が撮影でき、その近くのQRコードを読むと自分の撮影した好きな写真を使った「万博デジタル気年証」が作成できます。


万博デジタル気年証

14:40
■BLUE OCEAN DOME(ブルーオーシャン・ドーム)(予約制)
BLUE OCEAN DOMEは、2019 年のG20 大阪サミットで発表された、海洋プラスチックごみによる追加的な汚染を2050 年までにゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の実現に向けて、海洋資源の持続的活用と海洋生態系の保護をテーマとした、来館者が楽しみながら環境保護の考え方を学べるパビリオンです。
海をテーマにした当パビリオンで、「海の持続的活用」の保全と啓発促進、「ブルーオーシャン宣言」実現に向けた取り組みを実践していきます。
(引用先:公式サイト)


BLUE OCEAN DOME

BLUE OCEAN DOME

受付でQRコードを提示して入館。
館内は竹のドームです。
竹は3~5年で成長する持続可能な素材のようです。


館内

館内に入ると何やら中央に展示物があります。


展示物

超はっ水塗料をほどこした真っ白な盤面に上から落ちる水滴の流れを観賞。
最初、水の入った沢山のシーソーから水滴が流れ、水がかたちを変えながら駆けめぐっていく。地球を躍動させる水の循環のようです。


シーソーから水滴

ドームは、AからCまであるようです。
 DomeAは、循環
 DomeBは、海洋
 DomeCは、叡智(えいち)


BLUE OCEAN DOME

入館して最初は「DomeA」です。
超はっ水・巨大立体アートピースを見るだけの展示物ですが、後続から人が来たり、前の人が展示物前にずっといるのでゆっくり見れません。
しかし、説明などは無く、先への案内もありません
先に進むと次は「DomeB」のようです。
こちらでは、映像を視聴するため前(14:20受付者)が詰まっているので待機するのは、ドームAです。
10分程「ドームA」に居た感じですが、準備が出来て「ドームB」へ進みます。
こちらは、前方に球体が置かれています。


ドームB

こちらで映像が流れます。


ドームB

超高精細・巨大球体スクリーンで、
まだ見ぬ海洋世界に没入する。
トンネルのような通路を抜けると
宇宙空間のような、漆黒のシアターへ。
高精細のLEDスクリーンに映し出されるのは、
青く輝く水の惑星・地球そのもの。
いのちの誕生から、躍動する魚の群れ、
サンゴ礁の豊かな生態系、未知の深海生物、
そして海中を侵していくプラスチックごみまで。
無数のいのちがさざめく「海」に没入し、
環境の汚染に身を震わせる、はじめての映像体験を。
(引用先:公式サイト)


ドームB

映像が終わり、「DomeC:叡智」へ進みます。
何か分かりませんが、スクリーンに映像が流れ誰も立ち止まらず出口へ向かいます。(15:15)

→14時40分に「DomeA」に入り水滴の流れを15分程眺め、「DomeB」では約10分の映像。「DomeC」は素通りで約30分の見学。
色々な方の観点があると思いますが、私的には予約が取れた(空席多しパピリオン)理由が何となくわかりました。

<BLUE OCEAN DOME ★☆☆☆☆>


15:17
BLUE OCEAN DOMEを出て、次の予約を何十回チャレンジしますが、結果的に全く予約できず
本日のテストラン営業時間は、18時(パピリオン終了17時)。
枠数(開館)が少なかったからですが、この後は園内を探索します。
特に大屋根リングは約2kmあると言われ、歩こうと思います。


経路(赤→オレンジ→ピンク)

上の写真は、「BLUE OCEAN DOME」から西ゲート前を通り、芝生のEXPOアリーナを経て、大屋根リング一周をして東ゲートから帰路につきます。

15:42
ガンダムを見ながら、西ゲート前を通ります。
西ゲートは、シャトルバスで来られる人の専用入口です。


西ゲート

西ゲートから大屋根リングの途中にはミャクミャクの記念撮影スポットが東ゲート同様にありました。


記念撮影スポット

先に進むとEXPOアリーナです。


■EXPOアリーナ
万博会期中、万博に公式に参加する国・地域や国際機関「公式参加者」が1日ずつナショナルデー(国・地域)またはスペシャルデー(国際機関)を開催します。ナショナルデー、スペシャルデーは、それぞれの公式参加者の参加を称える日で、公式参加者の文化に対する理解を深め、国際親善の増進に寄与することを目的に行います。
(引用先:公式サイト)


EXPOアリーナ

この日もイベントが開催されていました。


流鏑馬・笠懸

流鏑馬があったようですが、到着した際は、甲冑を着るイベントでした。


イベント

補助の方に着せて頂いた二人の方が堂々と立っていました。
また、流鏑馬の体験が出来る馬(手製)があり、弓矢で的を狙う体験をしましたが、形がなっていなくて馬の上からの弓矢は非常に難しかったです。


EXPOアリーナ

EXPOアリーナ

EXPOアリーナには、20分程滞在。(15:45~16:05)

この後は、隣に海が見える団体休憩所を見学。


団体休憩所

外には柵があり出ることは出来ませんが、万博会場内・外周バスが走っていました。


団体休憩所

対岸は、神戸から淡路島方面が見えました。
この辺りは、バスを利用した団体客が利用するには便利ですが、この日は東ゲートから遠く離れ、歩くと30分以上離れている場所です。

16:07
西側には、くら寿司が出店しています。


くら寿司

離れた西にあるので、場所が分かりづらいですが、広い場所に建物が立っています。
店前には、メニューがありましたが、この日は予約者限定で行った際は入店を断わられました。


メニュー

16:21
大屋根リングへ向かう為、会場中央へ戻ります。
よしもとの大きな球体パピリオンが見えてきます。


■よしもと waraii myraii館
よしもとwaraiimyraii館のテーマは、「こころとからだの健康につながる、笑いのチカラ」。
多彩な企業や大学などと手をとりあい、笑いの可能性を見つめ、見つけていく。
その成果を世界中のみなさんに発信していきます。
“笑顔の球体”が目印の広場では、毎日異なるエンターテインメントのひと時をお届けします。
(引用先:公式サイト)


よしもと waraii myraii館

何か入口で並んでいましたが、左右から中の舞台を見ることが出来ました。


舞台

大屋根リングに上りたいですが、上る所は少ないので注意してください。
リングの4分の1地点が昇降場所です。


エレベーター

エレベーターがありますが、時間によっては行列が出来ていました。


行列待ち

エスカレーターも離れた所にあります。
今回は、エレベーターに乗車して上がります。


エレベーター

大屋根リング内部

階段もありましたが、使用不可でした。


使用不可だった階段

大屋根屋根リングは約2kmです。


大屋根屋根リングの歩道

上がるとリングが二重になっている場所もあります。
エスカレーターが見えます。


大屋根屋根リングの歩道

大屋根屋根リングの上からATC(南港)方面が見えます。


大屋根屋根リングからの景色

さらに、先程見学した「日本館」が見えます。


大屋根屋根リングから見た「日本館」

上から東ゲートも見えます。


大屋根屋根リングから見た東ゲート

上から各国のパピリオンも見ることが出来ます。


韓国館

スペイン館

オーストラリア館

セルビア館

ウズベキスタン館

大屋根リング一周は、約45分(16:26~17:11)で回りました。
写真を撮ったりしていると45分かかりました。
途中でエスカレーターやエレベーターがありますが、離れているので降りたい場所周辺に出入口が無い場合もあります。

17:11
エスカレーターで下ります。


大屋根リングからエスカレーターを利用

この日のテストランは18時閉園なので、リング状の先は警備員が制止し、この先に行かなく、全ての方を降ろす方向へ誘導していました。
下に降りると「アルジェリアの光輝」と書かれた建物前に行列が出来ていました。


アルジェリアの光輝

前を歩いているとポケモン・カビゴンが寝ています。


カビゴン

17:16
閉園が18時の案内があり、東出口に向かいますが、出口の案内板などが無く、人の流れで出口に向かいます。
左には、スシローが見えます。


スシロー

スシローの横には姫路の駅そばで有名な「まねき」の店舗も見えます。
姫路駅ホームで食べる駅そばはリーズナブルな価格ですが、こちらは高価な万博価格です。


メニュー

メニュー

お弁当は、いつもの料金のようですが、駅そばは「神戸牛すき焼き」は3,500円です。
外国人は食べる方も居そうです。

17:27
東口ゲートが見えましたが、正面にはアメリカ館が未公開ですが、姿勢正しい警備員がひとり立っていました。


アメリカ館

この後、ゲートを出ると左側に「小型コインロッカー」と書かれた建物があるのを知りました。
原則大きな荷物は持ち込めないですが、ロッカーがあるようです。


「小型コインロッカー」と書かれた建物

17:35
夢洲駅から中央線を利用して帰ります。
閉園近くの時間は、入口が一か所なので大勢の方です。


夢洲駅

右側はエスカレーターですが、これから園内に入る関係者もいるので全てが下り専用ではありません。


駅構内

駅の改札内も混雑しています。
前回も訪問して、ホームには三か所?降りる所がありますが、最奥の階段を使います。


ホームへの階段

17:40
地下鉄は、3分間隔で到着しているので、1本見逃して次の列車で座って帰りました。


中央線

以上が、テストラン参加の記録です。

来場者は、この日の数倍が予想されていますが、パピリオン予約が取りづらい印象だけが残りました。
帰宅後、ニュースで見ると入場に1時間以上かかり、予定のパピリオンが見れなかった人が居たようです。
開幕後はどのようになるか・・・


来園日:2025年4月5日(土)
テストラン時間:09:00~18:00
※記事中の緑色箇所は原則公式サイトから引用しています。


 

WESTERポイント旅(1日目・2/3)

WESTERポイント旅(1日目・2/3)
◆北陸/山陽新幹線・各駅下車◆
(上越妙高~敦賀~新大阪)

上越妙高駅の滞在時間は20分。

ここから北陸新幹線の各駅下車旅をスタートします。


北陸新幹線・各駅(JR西日本管轄駅)
上越妙高糸魚川黒部宇奈月温泉富山新高岡金沢小松加賀温泉芦原温泉福井越前たけふ敦賀


 

上越妙高駅


上越妙高駅は、JR西日本の新幹線駅では最北になり、管理はJR東日本です。
新幹線の乗務員は、長野駅で各社(JR西日本・JR東日本)が原則交代します。
(上越妙高駅では交代しません)

新幹線改札口

改札付近にはJR東日本の駅で見かけるコンビニが見えます。

コンビニ

上越妙高駅には、2~3度下車したことがあり、駅前のホテルに宿泊したこともあります。

新幹線改札口から西口方面の連絡通路には、旧信越線から移管された「妙高はねうまライン(えちごトキめき鉄道)」の改札が見えます。

えちごトキめき鉄道・改札口

西口を出ると東横イン、スーパーホテル(奥側)があります。

西口

また、東口にはアパホテルが見え、駅前近くに上杉信玄像が見えます。

上杉信玄像

正面から見た上杉謙信像。

上杉信玄像

滞在時間は20分。
駅周辺を少し見ただけですが、1時間に1本の新幹線に乗り遅れず乗車して北陸新幹線の駅巡りを始めます。

★ 参考 ★
上越妙高駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・5号車~6号車付近
◇エレベーター・・・6号車~7号車付近
◇エスカレーター・・・8号車付近

10:40
上越妙高駅から「はくたか555号(金沢行)」に乗車。

はくたか555号(金沢行)

<停車駅> 各駅
 糸魚川・黒部宇奈月温泉・富山・新高岡・金沢

案内板

<座席> 8号車20番E席

新幹線指定券(4列車目)

車内混雑はありませんでしたが、上越妙高駅からの乗客は少しだけ見掛けました。
車両は、W7・JR西日本編成。(北陸新幹線はJR東日本車両(E7)も運行中)
WIFIの設定(JR_WEST_FREE_WI-FI)も行いました。

上越妙高→糸魚川
はくたか555号 8号車20番E席 (W7/JR西日本車両)
上越妙高【10:40発】→【10:52着】糸魚川
・移動距離 37km
・乗車時間 12分
・料金 3,080円
(乗車券680円、新幹線指定席2,400円)

【えちごトキめき鉄道利用の場合】
・移動距離 49.2km(直江津経由)
・料金 1,140円
・移動時間 2時間4分
 上越妙高(10:53発)→(11:09着)直江津(12:14発)→(12:57着)糸魚川

 
糸魚川駅

10:52
上越妙高駅から12分の乗車で糸魚川駅に到着。

糸魚川駅

こちらの糸魚川駅は、ここ数年で4~5回来ています。
新潟県西部にあり、えちごトキめき鉄道とJR大糸線の乗換駅です。

この日の乗降客は少なく感じました。

糸魚川駅到着の「はくたか555号」

糸魚川駅での滞在は45分。

改札を出て振り返ると「がんばろう!糸魚川」の大看板が掲げられてました。
2016年12月22日に起こった「糸魚川市大規模火災」の復興を願ってなのか分かりませんが、駅の北側から日本海側の南北方向エリアが焼失したニュースを見た記憶があります。

新幹線改札口

駅改札を出ると、右の山側・アルプス口(南口)と左の日本海側・日本海口(北口)を結ぶ自由通路があります。

自由通路(日本海口から撮影)

自由通路の日本海口方面に進むと、えちごトキめき鉄道(JR大糸線)の改札があります。

改札口(JR大糸線・えちごトキめき鉄道)

今回は、日本海口へ向かいます。
階段を降りる手前にスマホゲームと共催しているパネルが置かれていました。

パネル

駅前には、ヒスイロードが日本海側に続きます。

糸魚川駅(北口)

1990年11月に命名された「ヒスイロード」には、宝玉を掲げる奴奈川姫の像、ヒスイの原石、勾玉のモニュメント、市内で採取された岩石、海望公園(旧糸魚川市庁舎跡地)の奴奈川姫と建御名方命の母子像などが配置されています。

Q:奴奈川姫とは?

A:「奴奈川姫(ぬなかわひめ)」は『古事記(こじき)』や『出雲国風土記(いずものくにふどき)』などの古代文献に登場する高志国(現在の福井県から新潟県)の姫であると言われています。
 『古事記』では出雲国(今の島根県)の大国主命(おおくにぬしのみこと)が沼河比売(= ぬなかわひめ?)に求婚に来た、とあり、また、『出雲国風土記』では天の下造らしし大神(大国主命)が奴奈宜波比売(=ぬなかわひめ?)の命と結婚して御穂須々美(みほすすみ)命を生み、この神が美保に鎮座していると記されています。

 あくまでも伝説ですが、それでも奴奈川姫を祭る神社が糸魚川・西頸城地方に多く、また、考古学的資料にも恵まれていること、さらには『万葉集(まんようしゅう)』の記述にある「沼名河の底なる玉…」との関係をみても、奴奈川姫は神秘的であり、姫にまつわる伝説がこの地方に多いのも興味深いものです。
(糸魚川市公式サイトより)

ヒスイロード

奴奈川姫と建御名方命の母子像

奴奈川姫と建御名方命の母子像の正面には日本海が見えます。
駅前からヒスイロードを直線に約6~7分歩きます。
広大な海が見えるように日本海展望台が設置されています。

日本海展望台

日本海展望台

以前も来ましたが、前回同様、荒々しい海の景色でした。
(到着時小雨の降る天候でした)

日本海展望台からの日本海

展望台から陸側を見ると正面奥に駅が見えます。

日本海展望台から駅方面の景色

今回は、糸魚川市のマンホールカードが頂けるので、この近くの「キターレ」と言う施設に訪問。

キターレ

大火の記憶を伝承する展示スペースと防火水槽を設けた復興まちづくりの拠点として2020年4月にオープンしましたが、配布場所が判かりません。
屋内にはイベントホールと飲食エリアが左右に分かれていました。
飲食エリアの喫茶の店員さんに聞くとマンホールカードを渡され、ここで配布されているようでした。
(入口などに一切表示されていません)

マンホールカード

実際のマンホールは敷地内裏の隅に設置されていました。

マンホール

滞在時間も少ないので駅へ戻ります。

新幹線発車まで10分あったので、アルプス口へ向かいます。
階段を降りると「ジオステーション ジオパル」があります。
今回で3度目の訪問です。

ジオステーション ジオパル

入場無料の施設。
糸魚川世界ジオパークのパネルなどがあります。
隣接場所には、鉄道実車両、模型、プラレールがあり、乗換待ちの時間に立ち寄るには、おすすめです。

キハ52待合室

館内には、平成22年3月12日まで大糸線で活躍していたキハ52-156が展示されています。
車内で休憩が出来ますが、この手前にはテーブルがあり、こちらで休んでいる方がいました。
また、大阪と札幌を走っていた「トワイライトエクスプレス」の再現車両があります。

トワイライトエクスプレス再現車両

展望A個室スイートと食堂車の一部を再現し、備品も置かれています。
車両は本物ではなく、糸魚川産の杉を使用した複製です。
車内の見学は15時まで。
最初に訪れた時は15時半で中は見れませんでしたが、その次に来た時は昼前だったので食堂車の備品などを見ました。

糸魚川駅のアルプス口駅舎の一部にレンガ倉庫が残されています。
この奥に先程の列車展示が行われています。

糸魚川駅(アルプス口)

滞在時間は45分しかなく、実際は30分程で慌ただしく駅周辺を見た感じです。
駅前のヒスイロードの商店街にあった「ひすいラーメン」は今も気になっています。(次回機会があれば。。。)

ひすいラーメンのお店

ヒスイラーメンのメニュー

新幹線ホームへ上がり、列車を待ちますが、こちらでもエスカレーターなどの場所を記載しておきます。

★ 参考 ★
糸魚川駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・7号車~8号車付近
◇エスカレーター・・・6号車付近

11:37
糸魚川駅から「はくたか557号(金沢行)」に乗車。

はくたか557号(金沢行)

<停車駅> 各駅
 黒部宇奈月温泉・富山・新高岡・金沢

案内板

<座席> 8号車20番E席

新幹線指定券(5列車目)
糸魚川→黒部宇奈月温泉
はくたか557号 8号車20番E席 (E7/JR東日本車両)
糸魚川【11:37発】→【11:51着】黒部宇奈月温泉
・移動距離 39.2km
・乗車時間 14分
・料金 3,080円
(乗車券680円、新幹線指定席2,400円)

【他鉄道利用の場合】
(えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道・富山地方鉄道)
・移動距離 64km(泊・新魚津経由)
・料金 1,730円
 (糸魚川~市振・550円/市振~魚津・700円/新魚津~新黒部・480円)
・移動時間 2時間3分
 糸魚川(11:49発)→(12:22着)泊(12:24発)→(12:46着)魚津/新魚津(13:26発)→(13:52着)新黒部

 
黒部宇奈月温泉駅

11:51
糸魚川駅から14分の乗車で黒部宇奈月温泉駅に到着。
次の列車まで69分待ちです。

黒部宇奈月温泉駅

こちらの駅近くには、宇奈月温泉方面に行く富山地方鉄道の新黒部駅があります。
このため、この日の新幹線から数組の団体客が降りてくる光景が見えました。

下車する乗客

駅前には観光バスが数台停車していたので、宇奈月温泉へ行かれるのでしょうか。

黒部宇奈月温泉駅

1時間以上の列車待ちのため、周囲を散策。
そして昼食にします。
こちらの駅は、過去に2度程、宇奈月温泉に行った際に利用しています。
特に駅周辺はお店も無く、どのような雰囲気かは承知の上、1時間の滞在を過ごします。

新幹線の改札を出て正面を歩いて行きます。

新幹線改札口

建物を出て振り返えると遠くに新幹線の改札が見えています。

黒部宇奈月温泉駅

この先の道路を渡ると、富山地方鉄道の新黒部駅が見えてきます。

新黒部駅

新黒部駅

富山地方鉄道(地鉄)の駅は無人駅が多いですが、ここは新幹線の乗換駅だからなのか、駅舎があり有人でした。

駅舎内で乗車券を販売

駅舎の中では乗車券類を発売していました。

新黒部駅

地鉄・新黒部駅周辺を探索。
電車到着時にはホームで乗車券を回収している光景が見えました。
(多くの駅は、車内清算です)

新黒部駅ホーム

地鉄では、他社から購入した車両を走らせており、訪問時に偶然、旧京阪電車で使われていた車両(10030系)が到着していました。

旧京阪電車・車両(10030系)

また、2013年に東急テクノシステムから購入した17480系(デハ8692→17482)が、旧京阪電車が発車後に宇奈月方面から到着。

旧東急17480系

この車両は4枚扉ですが、中間2枚は使用されていない車両のようです。

中間扉が塞がる車両

地鉄は、1時間に1~2本運行していますが、新幹線・地鉄の到着以外の時間帯は、人ひとり居ないところです。

地鉄前の広場には、宇奈月から走っているトロッコ列車が展示されています。

展示のトロッコ列車

駅周辺には、お店がありませんが、唯一目の前にレンタカー店と食事処(休業中)の建物が建っています。

駅前のお店

また、駅のロータリー広場には「黒部の水」があります。

黒部の水

事前にペットボトルを用意していたので、ミネラル豊富な黒部の水を頂きました。

少し駅周辺を散策しましたが、やはり昼食が出来るお店は無いので、新幹線の駅舎にあるコンビニ(おみやげ処)で駅弁を購入します。

駅の売店

昼の時間だったので種類が豊富でした。

駅弁

こちらでは、「ますのすし」で有名な源さんの商品が勢ぞろい。
その中で購入したのが「富山味づくし(税込1,350円)」。

ピンクの風呂敷に覆われた2段重のお弁当。

富山味づくし

風呂敷を開けると2段が見えます。

富山味づくし

中を見ると、お品書きが入っていました。

お品書き

ますのすし・ほたるいか・白海老など富山の名産が味わえるお弁当でした。

富山味づくし

食事をしたのは、新幹線の駅舎横に建つ「黒部市地域観光ギャラリー(2階)」です。
こちらでは、1階に4つ程のテーブルがありましたが既に着席済。
2階に上がると黒部の紹介ギャラリーになっていました。

黒部市地域観光ギャラリ

こちらの2階にも1階より少し多めのテーブルがあり、ここで昼食を採ります。
ガラス越しのカウンターには充電できる席があり、ここで食べることにしました。(飲食可の表示あり)

黒部市地域観光ギャラリー2階

最初は2階に誰も居なかったですが、食事中に私の充電や休憩できるのを知ってか、食事後に周囲を見ると多くの人が席に座っていました。
食事後に少し館内を見学。

黒部市地域観光ギャラリー2階

黒部のジオラマなどが展示しています。

黒部のジオラマ

館内に「立山黒部フィールドカード」がありました。
種類が豊富で、一人10枚までと書かれています。

立山黒部フィールドカード

この横にカードを監視するためか、ガイドのような高齢の男性が居て、「10枚までですよ」と言ってきました。
適当に取っていると、「どこから来たの?」と声を掛けられ、返答はしましたが、時間も無いので足早にこの場を後にしました。

1階に降りると売店があり、こちらでも弁当が販売されていました。

店頭の駅弁

そろそろ列車の時間が近づいてきたので、新幹線ホームへ向かいます。

新幹線構内の待合室はエアコンの故障中ですが、人が少ないので影響は無さそうです。

エアコン故障中の待合室

★ 参考 ★
黒部宇奈月温泉駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・4号車付近
◇エレベーター・・・5号車~6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近

13:00
黒部宇奈月温泉駅から「はくたか559号(金沢行)」に乗車。

はくたか559号(金沢行)

<停車駅> 各駅
 富山・新高岡・金沢

案内板

<座席> 9号車17番E席

新幹線指定券(6列車目)
黒部宇奈月温泉→富山
はくたか559号 9号車17番E席 (W7/JR西日本車両)
黒部宇奈月温泉【13:00発】→【13:13着】富山
・移動距離 33.8km
・乗車時間 13分
・料金 2,990円
(乗車券590円、新幹線指定席2,400円)

【他鉄道利用の場合】(2ルート)
(富山地方鉄道・あいの風とやま鉄道)
(1)新黒部~新魚津/魚津~富山
 <富山地方鉄道・あいの風とやま鉄道>
 ・移動距離 36km(魚津経由)
 ・料金 1,080円
 (新黒部~新魚津・480円/魚津~富山・600円)
 ・移動時間 1時間3分
 新黒部(12:09発)→(12:26着)新魚津/魚津(12:46発)→(13:12着)富山
(2)新黒部~電鉄富山
 <富山地方鉄道>
 ・移動距離 40.7km
 ・料金 1,080円
 ・移動時間 1時間22分
 新黒部(12:09発)→(13:24着)電鉄富山

 
富山駅

13:13
黒部宇奈月温泉駅から13分の乗車で富山駅に到着。

富山駅での滞在時間は27分。

富山駅

乗車した列車で富山駅を下車した方は少なかったです。

新幹線ホーム

富山駅には、北陸本線時代のJR在来線があった頃から何度か来ています。

改札内には、「ますのすし」の自動販売機がありました。

ますのすしの自動販売機

地元の源さんが製造販売しているので商品は充実しています。

充実した駅弁

改札を出ると正面には路面電車が見えます。

路面電車の電停

この路面電車の電停は数年前までJR駅舎で分断されていましたが、現在は高架下に停車場ができ、市内を走る電車と海側を走る電車が繋がっています。
また、駅舎内には旧北陸本線から移管された第三セクターの「あいの風とやま鉄道」の改札があります。

「あいの風とやま鉄道」の改札

富山駅からは、JR高山線の始発駅でもあります。
途中の猪谷駅までがJR西日本の営業駅です。
(こちらは最終日に訪問します)

JR富山駅(南口)

富山駅南口から富山地方鉄道・電鉄富山駅へ乗換が出来ます。
駅はビルの中です。

電鉄富山駅が入るビル

ビルの中に駅があります。

電鉄富山駅

こちらは現在工事中でした。

工事中の案内

昔を知っている方は、同じようにビル内を進むと正面に改札がありましたが、現在は貸ロッカーが置かれ、壁で塞がれていました。

旧改札口(正面)

現在の改札は右に曲がり左手に改札口がありました。

現在の改札口

こちらから宇奈月温泉や立山へ向かうことが出来ます。(別々路線)
滞在時間が27分なので、そろそろ新幹線ホームへ戻ります。

新幹線の改札に入ると先程見た「ますのすし」自販機の正面隅に「富山湾鮨」のサンプルが置かれていました。

「富山湾鮨」のサンプル

美味しそうなお寿司(サンプル)が置かれ、「富山湾鮨」の説明文がありました。

富山湾鮨の説明

写真を撮っていると数名の外国人の方も気付かれたようで写真を撮りに来られました。

★ 参考 ★
富山駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近

13:40
富山駅から「つるぎ25号(敦賀行)」に乗車。
(富山駅始発列車)

つるぎ25号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 新高岡・金沢・小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 8号車20番E席

新幹線指定券(7列車目)
富山→新高岡
つるぎ25号 8号車20番E席 (W7/JR西日本車両)
富山【13:40発】→【13:49着】新高岡
・移動距離 18.9km
・乗車時間 9分
・料金 2,730円
(乗車券330円、新幹線指定席2,400円)

【他鉄道利用の場合】
(あいの風とやま鉄道・JR城端線)
・移動距離 20.6km
・料金 530円(10円乗継割引)
(富山~高岡・390円/高岡~新高岡・150円)
・移動時間 31分
 富山(13:20発)→(13:37着)高岡(13:47発)→(13:51着)新高岡

 
新高岡駅

13:49
富山駅から9分の乗車で新高岡駅に到着。

新高岡駅

こちらの駅の下車は2度目。
下車された方は、数名だけでした。

滞在時間は、15分。

改札を出る手前には、この駅の在来線である城端線・新高岡駅から乗車できる観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称:べるもんた)の椅子が置かれていました。(休日を中心に城端線・氷見線で運行)

べるもんたの模型席

新幹線の改札を出ます。

新幹線改札(改札内より撮影)

改札を出ると、左手すぐに「ますのすし」源さんの売店が見えます。

「ますのすし」源さんの売店

新高岡駅は、在来線である城端線の乗換駅です。
しかし在来線乗り場は離れているため、新幹線の改札を出て正面を歩きます。

城端線へのルート

この正面の建物内(100m以上)を進みます。
扉の右手前には、何やら兜のような高いオブジェが見えます。

高岡大兜

説明を見ると、前田利長公が着用していたとされる銀鯰尾兜(春田勝光作)と書かれています。
この兜は、外鉢高が127.5cmあり、戦の際にこれを被った利長公は身の丈3mの大男となり威嚇効果があったようです。
ちなみに、前回ここから歩いて訪問した利長公の菩提寺・国宝「瑞龍寺」は境内が素晴らしくオススメな場所です。

話は戻りますが、城端線の新高岡駅。
長い通路を進むと外に出ます。

進んだ先を振り返った光景(新幹線駅入口)

外に出て左手を見ると無人駅の新高岡駅です。

城端線・新高岡駅

数段の階段を上がるとホームになります。

城端線・新高岡駅改札口

単線の駅ですが、新幹線から乗り換える方が多数見えます。

城端線・新高岡駅ホーム

ここからは、隣駅の高岡駅方面と城端線の終点・城端駅に向かう列車が運行されています。
(城端駅からは路線バスに乗車して世界遺産の五箇山・白川郷に行くことが出来ます)
休日などは、観光列車が発着する駅でもあります。
この日は、時間がありませんでしたが、帰り際に高岡駅から到着したキハ40系の汽車がやってきていました。

入線するキハ40(城端行)

新幹線駅は立派ですが、城端線の駅とのギャップがあるところです。

新高岡駅(東口)

付近には飲食店などが見えませんが、北口から瑞龍寺方面に整備された道を進むと数店舗のお店があります。

新高岡駅(北口)

また、南口から少し歩くと巨大なイオンモール(高岡店)があります。

滞在時間が15分と短かったので、急ぎ足で新幹線ホームへ戻ります。

★ 参考 ★
新高岡駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・5号車~6号車付近
◇エレベーター・・・7号車付近
◇エスカレーター・・・9号車付近

14:04
新高岡駅から「はくたか561号(敦賀行)」に乗車。

はくたか561号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 金沢・小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 5号車17番E席

新幹線指定券(8列車目)
新高岡→金沢
はくたか561号 8号車20番E席 (E7/JR東日本車両)
新高岡【14:04発】→【14:17着】金沢
・移動距離 39.7km
・乗車時間 13分
・料金 3,080円
(乗車券680円、新幹線指定席2,400円)

【他鉄道利用の場合】
(JR城端線・あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道)
・移動距離 42.4km
・料金 1,020円
(新高岡~高岡・150円/高岡~倶利伽羅・500円/倶利伽羅~金沢・370円)
・移動時間 1時間3分
 新高岡(14:12発)→(14:15着)高岡(14:34発)→倶利伽羅→(15:15着)金沢

 
金沢駅

14:17
新高岡駅から13分の乗車で金沢駅に到着。

金沢駅

金沢は数えきれない程来ています。
コロナ禍に来た時は、人が居ませんでしたが、最近はコロナ禍前まで観光客が来ているようです。(外国人や関東方面からの観光客が多く見られます)

金沢駅の滞在時間は47分。

次の隣駅・小松駅に停車する新幹線がすぐに無いため、40分以上の待ち時間になります。

改札口手前には、子供さん向けの電車の遊び場が設けられています。

特急・能登かがり火/観光列車「花嫁のれん」

新幹線改札口は、いつ来ても人が多いです。

新幹線改札口

改札を出て正面には商業施設があります。
その一角に石川県の観光PRマスコット「ひゃくまんさん」やご当地のお相撲さんのパネルが置かれています。

ひゃくまんさんとご当地のお相撲さん

金沢駅では、旧北陸線から移管されたIRいしかわ鉄道の駅があります。

IRいしかわ鉄道の改札口

こちらは、金沢駅始発のJR七尾線の在来線改札口も兼ねています。
(JR七尾線は、津幡駅から和倉温泉駅の区間ですが、金沢駅からIRいしかわ鉄道の東金沢駅・森本駅・津幡駅を経て七尾線に入ります)

金沢駅の滞在時間があるので、東口(兼六園口)側の鼓門(つづみもん)に向かいます。

金沢駅・東口(兼六園口)

鼓門(つづみもん)は、金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージして作られています。
高さが13.7m。
2本の太い柱に支えられた門です。

鼓門

こちらは、観光名所の一つとなっているため、いつも写真を撮る方がいます。
夜になるとライトアップされるので、夜の鼓門も良いものです。

以前コロナ禍で人が少ない時期に、石川県の観光PRマスコット「ひゃくまんさん」がいたので、撮影協力して頂きました。

ひゃくまんさんと鼓門

定番の鼓門の写真も良いですが、東口を出たすぐ見える覆いが続く光景も好きなスポットです。

金沢駅東口

東口からは、兼六園・金沢21世紀美術館・金沢城公園・ひがし茶屋街・近江町市場などに向かうバスのりばがあります。
東京や大阪方面の高速バス以外に1時間20分で世界遺産の白川郷行のバスも走っています。
一部のバス路線には「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の世界遺産名にある五箇山に停車便もあります。(事前予約が必要な便もあります)
白川郷から乗り継ぎ、飛騨高山までのバスもあるので世界遺産巡りが可能です。

東口を探索し、時間があるので反対の西口へ向かいます。
新幹線の改札口、IRいしかわ鉄道の改札の前を通りながら西口を出ます。
この入口付近にちょっと変わったポスト(郵太郎ポスト)がありました。

郵太郎ポスト

郵太郎(ゆうたろう)
昭和29年4月19日、日本国有鉄道金沢駅舎の落成を記念し、金沢の伝統工芸を代表する郷土色豊かな加賀人形を題材とした特殊郵便差出箱、通称「郵太郎ポスト」(制作者 長谷川 八十氏(1909~1982、金沢市生まれ))を駅構内に設置。
2014年に生誕60周年を記念し、また2015年3月の北陸新幹線金沢開業にあわせて、伝統的なオリジナルの郵太郎に加え、新デザインのキャラクターも誕生。
(金沢中央郵便局・郵太郎オフィシャルサイトより)

西口は、東口のような賑やかさはありませんが、大型モニュメントがあります。

金沢駅西口(左側にモニュメント)

これは、金沢市制百周年記念事業モニュメントで、題は「悠颺(ゆうよう)」。
1991年に建てられたステンレス製の大型モニュメントです。
作者は金沢出身の造型作家、蓮田修吾郎さん。
「悠颺」とは「ゆったりと風で舞い上がる」意味だそうです。

この日は奥の方で「3x3.EXE PREMIER JAPAN 2024」のイベントが開催。
3人制のバスケットの試合が行われていました。

3x3.EXE PREMIER JAPAN 2024

まだ新幹線の出発時刻まで時間があるので、駅ビルにある飲食店を探索。
金沢で有名なゴーゴーカレーと8番ラーメンを見に行きました。

ゴーゴーカレー・8番ラーメン

昼時間が過ぎていますが、店内には数名のお客さんが食事中でした。
いつ来ても来店客が多くて人気があるのがわかります。
(2日後訪問した際、カレーを食べました)
以前、ゴーゴーカレーは食べたことがありますが、8番ラーメンはまだなので機会があれば食べたいです。

滞在時間の47分を気にしながら、新幹線ホームへ向かいます。

★ 参考 ★
金沢駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近

15:04
金沢駅から「つるぎ29号(敦賀行)」に乗車。

つるぎ29号(敦賀行)

つるぎ29号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 6号車18番E席

新幹線指定券(9列車目)
金沢→小松
つるぎ29号 6号車18番E席 (E7/JR東日本車両)
金沢【15:04発】→【15:15着】小松
・移動距離 27.1km
・乗車時間 11分
・料金 2,910円
(乗車券510円、新幹線指定席2,400円)

【IRいしかわ鉄道利用の場合】
・移動距離 28.4km
・料金 580円
・移動時間 32分
 金沢(14:30発)→(15:02着)小松

 
小松駅

15:15
金沢駅から11分の乗車で小松駅に到着。

小松駅

小松駅での滞在時間は16分。
あまり時間がありませんが、駅周辺を探索します。
この駅で下車する方は少なかったようです。

小松駅新幹線ホーム

エスカレーターで下に降りると目に付いたのが、待合室にある陶芸。

待合室

近づくと九谷焼の作品です。

花火をイメージした九谷焼

こちらの作品は、新幹線開業の際に人間国宝の吉田美統さんら小松美術作家協会の九谷焼作家18人が制作したものです。
左右の柱に縦225cm、横35cmに飾られています。
金箔を焼き付ける「釉裏(ゆうり)金彩」や極細の文字を書き込む「毛筆細字」、赤絵や吉田屋風などさまざまな技法を使った作品のようです。

乗客が居なくなった改札を出ます。

新幹線改札出口

小松駅は旧北陸線から移管されたIRいしかわ鉄道の乗換駅でもあります。

新幹線改札口(改札外から撮影)

出口を出て右に行くとIRいしかわ鉄道の改札があります。

小松駅構内(改札外)

先を進むと従来からあった西口に出ますが、今回は新幹線駅側の東口へ向かいます。

小松駅(東口)

東口を出ると目の前に「こまつの杜」(園内見学無料)があります。

駅前の「こまつの杜」

こちらでは、世界最大級のダンプ「930E」の展示をはじめ、旧本社社屋を復元した「わくわくコマツ館」や、加賀地方の里山を再現した「げんき里山」などの施設があります。

あまり時間が無いので世界最大と言われるダンプを見学。
こちらは、特定日に運転席を見学できるようです。
(この日は休止していました)

こまつの杜

16分の滞在時間なので、新幹線ホームへ戻ります。
ホームからも「こまつの杜」が見えます。

小松駅ホームから見たこまつの杜

小松駅ホームから見たこまつの杜

★ 参考 ★
小松駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近


15:31
小松駅から「はくたか563号(敦賀行)」に乗車。

はくたか563号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 加賀温泉・芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 6号車17番E席

新幹線指定券(10列車目)
小松→加賀温泉
はくたか563号 6号車17番E席 (W7/JR西日本車両)
小松【15:31発】→【15:38着】加賀温泉
・移動距離 14.5km
・乗車時間 7分
・料金 2,640円
(乗車券240円、新幹線指定席2,400円)

【IRいしかわ鉄道利用の場合】
・移動距離 13.9km
・料金 270円
・移動時間 15分
 小松(15:52発)→(16;07着)加賀温泉

 
加賀温泉

15:38
小松駅から7分の乗車で加賀温泉駅に到着。

加賀温泉駅

こちらは、新幹線開業前のJR西日本のサイコロきっぷで来たところです。

滞在時間は、47分。

乗車してきた新幹線で、この駅に降りる人は10名足らず(?)です。

加賀温泉駅

加賀温泉駅には、線路中央に通過線が設けられていました。

中央に通過線が設置

新幹線のホームからは商業施設が目の前に見えます。

商業施設

ホーム階からエスカレーターで下に降りると屋根瓦が付いた待合室が見えます。

加賀の赤瓦を使った待合室

正面入口扉の左右には、九谷焼の陶壁が飾られています。

待合室入口の九谷焼陶壁

新幹線の改札出口に向かいますが、右手は工事中のようです。

改札出口

改札を出ると周辺は工事中でした。
以前来た際も新幹線駅の工事中でしたが、今回は案内所も無くなり、カウンターだけの案内所(仮設)がありました。(列車到着時だけ人がいました)

改札口周辺

改札の正面には、2024年11月に交流施設が完成し、お土産屋などが入るようです。

2024年11月完成予定の案内板

新幹線駅が開業までに入札などで色々あった話を聞きましたが、まだ出来上がっていないのが残念です。
しかも、駅コンビニが無くなり、駅構内には喫茶店だけがありました。
こちらの入口に駅弁と少しのお土産が置かれていました。

喫茶店入口の販売品

駅前に出ると以前と変わらない未整備の場所。

未整備の駅前

上の写真の場所は以前に来た際、山中温泉・山代温泉方面の路線バス乗り場でした。
現在は駅出口を出たすぐの商業施設側に新設されています。

加賀温泉駅

商業施設前には温泉旅館の送迎バスのりばになっているようです。
駅出口から少し歩きます。

少し駅周辺の様子を記載しましたが、加賀温泉駅はJRから移管された「IRいしかわ鉄道」の駅に乗換できます。(新幹線の改札を出て右側)

IRいしかわ鉄道のりば

この先はIRいしかわ鉄道の改札口があります。

IRいしかわ鉄道の改札口

在来線(IRいしかわ鉄道)の駅舎が新しくなる工事中のため、北側に通り抜け出来ないようです。
(工事の警備員が頻繁にこちらを見ていたので近くに寄らず撮影)
従来は、並行して地下自由通路がありましたが、にぎわい交流施設を建設中のため通行止めになり、一般の人は入場券を購入して通るしかないみたいです。
加賀市のサイトを見ると令和6年3月16日から交流施設完成予定の11月30日まで、鉄道利用者以外は通り抜けが出来ないようです。
(市に通行証の申請をすれば住民などは可能のようですが、観光客はダメみたいです)

相変わらず工事が続く加賀温泉駅。
駅名の加賀温泉は実在せず、当駅からバスで行ける片山津・山代・山中温泉を総称して呼ばれる名称です。(隣市の粟津温泉を含む)

駅前からバスに乗車して、十数分で片山津温泉へ行くことが出来ます。
また、駅から15分程で山代温泉、30分程乗車すると山中温泉に到着します。
山代温泉は山中温泉行のバスの途中を経由します。
駅から片山津温泉の行きは11分。
帰りは26分とバスは一方向の運行経路のため往復で乗車時間が違ってきます。

少し前に来た際に見ていた「観音像と駅舎」を撮影。

観音像と駅舎

昔は新幹線の建物が無くて旧JRの駅舎から真上に観音像が見えていましたが、現在は少し離れた場所から撮影すれば、この光景を見ることが出来ます。

日差しの強い時間帯に周辺を探索していたので、隣接する商業施設で少し涼み、新幹線ホームへ戻ります。
商業施設では、お土産も販売しているので駅でお気に入り商品が無ければこちらで探してみるのも良いかも知れません。
(今後は、駅ビル内にお土産店が出来るようです)

★ 参考 ★
加賀温泉駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・4号車~5号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・7号車~8号車付近

16:24
加賀温泉駅から「つるぎ33号(敦賀行)」に乗車。

つるぎ33号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 芦原温泉・福井・越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 6号車18番E席

新幹線指定券(11列車目)
加賀温泉→芦原温泉
つるぎ33号 6号車18番E席 (W7/JR西日本車両)
加賀温泉【16:24発】→【16:32着】芦原温泉
・移動距離 16.3km
・乗車時間 8分
・料金 2,730円
(乗車券330円、新幹線指定席2,400円)

【他鉄道利用の場合】
(IRいしかわ鉄道・ハピラインふくい)
・移動距離 16.7km
・料金 360円
・移動時間 16分
 加賀温泉(16:08発)→大聖寺→(16:24着)芦原温泉

 
芦原温泉駅

16:32
加賀温泉駅から8分の乗車で芦原温泉駅に到着。

芦原温泉駅

こちらでの滞在時間は15分。
長いエスカーレーターを降りると木調の日除けが窓際に見えてきます。

新幹線ホームのエスカレーター

二階コンコースの窓には、木調の格子をデザインしたすだれが見えます。

コンコースの窓格子

新幹線の改札を出ますが、人影がないです。

新幹線改札出口(改札内から撮影)

新幹線改札口(改札外から撮影)

改札を出ると「金津まつり本陣飾り物」の作品が見えます。

「金津まつり本陣飾り物」の作品

この作品の新幹線はペットボトルキャップを約1万個使用して仕上げたようです。
また、あわら市マスコット「湯巡権三(ゆめぐりごんぞう)」が傍に置かれていました。
また、近くには顔パネルもありました。

顔パネル

芦原温泉駅は初めて下車しましたが、滞在時間(15分)が少ないため足早に東西自由通路から西口へ向かいます。

東西自由通路(西口から撮影)

長い通路を進み、西口側には旧JR北陸線の駅舎があった現在の「ハピラインふくい」の列車のりばに向かう通路がありました。

自由通路から通じるハピラインふくいのりば

新幹線から第三セクター「ハピラインふくい」の乗換は10分程かかりそうです。
連絡通路の下は、線路(旧北陸本線)が見えます。

線路

西口を降りると前にはお店が並び、ハピラインふくいの駅前ではイベントが行われており、ここには大勢の人がいました。

西口駅前

西口側から新幹線駅が見えます。
(手前の貨物列車が見えるのは旧北陸本線)

芦原温泉駅

滞在時間が少ないので足早に新幹線ホームへ戻ります。

★ 参考 ★
芦原温泉駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・5号車付近
◇エレベーター・・・6号車~7号車付近
◇エスカレーター・・・8号車~9号車付近


16:47
芦原温泉駅から「はくたか565号(敦賀行)」に乗車。

はくたか565号(敦賀行)

はくたか565号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 福井・越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 6号車17番E席

新幹線指定券(12列車目)
芦原温泉→福井
はくたか565号 6号車17番E席 (E7/JR東日本車両)
芦原温泉【16:47発】→【16:55着】福井
・移動距離 18km
・乗車時間 8分
・料金 2,730円
(乗車券330円、新幹線指定席2,400円)

【ハピラインふくい利用の場合】
・移動距離 17.7km
・料金 380円
・移動時間 18分
 芦原温泉(17:00発)→(17:18着)福井

 
福井駅

16:55
芦原温泉駅から8分の乗車で福井駅に到着。
こちらでの滞在は43分。

福井駅

新幹線が走り出して、外を見ると恐竜が見えます。

新幹線ホームから見える恐竜

新幹線開業に伴い完成した西口の福井市観光交流センターの屋上にある恐竜が見えています。

長いエスカレーターを降りると改札出口階に到着します。

長いエスカレーター

改札を出る(改札内)手前には越前そばのお店がありました。

越前そば店

北陸新幹線の改札内(上越妙高~敦賀)で食事ができるのは、今まで見た駅には無かったように思えます。
(長野駅上りホームにはあります)
今回は時間の都合上、立寄れませんでしたが、メニューだけ撮影しておきました。

メニュー

また、その近くには自動販売機が置かれていました。
こちらでは、越前そばが購入できます。

自動販売機

蕎麦以外に福井のお土産(どらやき・水羊羹)がありました。

自動販売機内の商品

新幹線改札を出ます。
福井駅の新幹線改札は、A(1~6号車)、B(7~12号車)に分かれています。

新幹線改札はA(1~6号車)

ちなみに北陸新幹線は12両編成です。
かがやき号は、全車指定。
はくたか号は、自由席が1~3号車。
つるぎ号は、自由席が1~2号車です。

B(7~12号車)

出た先は東西の自由通路になっています。

東西自由通路

今回は新しくできた東口(一乗谷口)を探索します。
外に出る右手前に階段が見えます。

階段広場

休憩場所として利用している感じです。
上には、福井が舞台の「千歳くんはラムネ瓶のなか」のパネルがありました。

「千歳くんはラムネ瓶のなか」のパネル

『千歳くんはラムネ瓶のなか』とは?
『千歳くんはラムネ瓶のなか』は、福井を舞台にした青春ラブコメディー。
進学校「藤志高校」に通う高校生たちの青春や成長を描いたライトノベル作品です。
主人公はイケメンで友人にも恵まれた”リア充”という設定は、ライトノベル作品ではかなり変わっていると言っていいでしょう。

小学館ガガガ文庫の「第13回ライトノベル大賞」で優秀賞に輝き、既刊6巻。
さらに、コミカライズ作品が既刊3巻、ドラマCD、オーディオブック(既刊2巻)とメディアミックスも進められています。
※いずれも2021年11月時点
(福井市観光公式サイトより)

こちらの階段を上がるとカフェスペースがあり、その横から屋上に行ける通路が見えます。

屋上広場へ向かう通路

先を進むと屋上広場が見えてきます。

屋上広場

さらに奥には、えちぜん鉄道福井駅の駅舎です。
(直接通ることは出来ません)

えちぜん鉄道福井駅

えちぜん鉄道の電車が停まっているのも見れます。

えちぜん鉄道福井駅

ここは、地元の人たちの休息場のようです。
(観光客には分かりづらいかも知れません)

この後は、エレベーターで1階に降り、東口から外に出ます。
正面には恐竜(トリケラトプス)と岡田啓介氏・松尾傳蔵氏像が見えてきます。

<岡田啓介氏・松尾傳蔵氏>
岡田啓介氏は福井県で唯一の総理大臣(第31代)になった方。
2.26事件の際は、義弟の松尾傳蔵氏が身代わりとなって九死に一生を得ました。
また、岡田氏は第二次世界大戦の早期終結に大きな功績を残した人です。
岡田氏と松尾氏の二人はJR福井駅東側に位置する旭地区で生まれ、中央公園と旭小学校に銅像がありましたが、福井駅東口が開業し度移設されました。

福井駅東口

こちらは新幹線開業に伴い整備され、主に送迎車の乗り場の雰囲気です。
(タクシーは停まっていました)
そして、トリケラトプスの親子が設置されています。

トリケラトプスの親子

<福井市公式サイトより>
東口の新たなランドマークとして、トリケラトプスの親子を設置しました。
地層造形の上に悠然とたたずむ親トリケラトプスは、実物大の恐竜ロボットで 高さ4.0m(地層造形を含めると7.6m)、全長8.1mあります。恐竜ロボットは毎時00分、10分ごと、30分のタイミングで動き出します。
子トリケラトプスのモニュメントは、愛くるしい表情で親を見つめており、直接触れることもできます。
※それぞれ違った動きをします。毎時00分と30分は声を聞くことができます。※親トリケラトプスの稼働時間は、午前9時から午後9時まで。ライトアップは、日没から午後11時まで。冬期間は雪の影響により稼働停止します。
その他、荒天やメンテナンス等により、稼働停止している場合があります。

東口を探索し終え、まだ新幹線の待ち時間があるので、以前からある西口側の恐竜を見に行きます。

東口の出入り口には、恐竜の骨格が展示されているのも見逃さないでください。

フクイラプトルの木製恐竜骨格標本

フクイラプトルの木製恐竜骨格標本は、全長8.4m・高さ3.4m。
東口の出入り口を歩いていると出会います。

東西自由通路の新幹線改札の前を再び通り過ぎると旧JR西日本福井駅の改札が、新幹線開業に伴い第三セクター「ハピラインふくい」の改札口に変わっていました。

ハピラインふくいの改札口

ピンク色が特徴のハピラインふくい。
2024年3月16日開業時には、JR西日本から「521系」車両16編成(32車両)を譲り受け、開業時には1編成のみが新デザイン(ピンクが特徴)が運行していました。
(その後の3か月間で、新デザインに変更)
※デザインは、デザイン事務所「アーチザン&パートナーズ」(福井市)の景山直恵代表が監修し、広告企画制作会社「真空ラボ」(同)が制作。

ハピラインふくいの改札前を通り、西口へ。
以前は、JR福井駅のロゴがありましたが、ハピラインふくいに変更されていました。

福井駅西口

JR西日本時代(2021年8月3日撮影)

福井駅前にある恐竜広場。

恐竜広場

広場には、福井で発見された新種恐竜のうち、肉食恐竜として日本で初めて全身骨格が復元された「フクイラプトル」、鳥脚類の草食恐竜「フクイサウルス」、全長(頭の先から尾の先まで)約10mの竜脚類の草食動物「フクイティタン」の実物大モニュメントを見ることが出来ます。
9時〜21時の間に30分毎鳴き声があげて動きます。

福井は、恐竜王国として博物館があり、駅のベンチに恐竜が座っていたり、恐竜が街中でも目に付くところです。

福井駅での43分の滞在時間が少なくなったので新幹線ホームへ戻ります。

★ 参考 ★
福井駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・1号車~2号車付近
◇エレベーター・・・4号車~5号車付近と7号車~8号車付近
◇エスカレーター・・・6号車~7号車付近と9~10号車付近

17:38
福井駅から「つるぎ37号(敦賀行)」に乗車。

つるぎ37号(敦賀行)

つるぎ37号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 越前たけふ・敦賀

案内板

<座席> 6号車17番E席

新幹線指定券(13列車目)
福井→越前たけふ
つるぎ37号 8号車20番E席 (W7/JR西日本車両)
福井【17:38発】→【17:46着】越前たけふ
・移動距離 19km
・乗車時間 8分
・料金 2,730円
(乗車券330円、新幹線指定席2,400円)

【他鉄道利用の場合】
・なし (越前たけふ駅・新幹線単独駅)
※他鉄道+バスを利用の場合
(ハピラインふくい+シャトルバス)
・移動距離 約23.7km
 福井~武生・18.9km/武生駅~越前たけふ駅・約4.8km
・料金 880円
 福井~武生・380円/武生駅~越前たけふ駅・500円
・移動時間 57分
 福井(17:05発)~(17:25着)武生/武生駅(17:47)シャトルバス~(18:02着)越前たけふ駅


 
越前たけふ駅

17:46
福井駅から8分の乗車で越前たけふ駅に到着。

越前たけふ駅

敦賀駅の一つ手前の新幹線単独駅です。

下車する方は少なかったです。

越前たけふ駅

こちらの駅での滞在時間は19分。

エスカレーターで改札階に降りると目に付いたのが、待合室。

待合室

待合室

待合室の壁面(幅10m、高さ4m)は、透かし技術を用いて越前市の花「菊」をデザインした越前和紙をガラスに挟み、バックライトで照らされています。

また、改札付近の天井には、越前市の鳥「コウノトリ」をモチーフとして、越前和紙の流し漉(す)きの技法の動きを曲線で表現しています。

改札口

越前たけふ駅は、新幹線単独駅です。

東西自由通路(正面は東口)

出口は東西にありますが、東口を出るとすぐに駐車場(無料)が広がっています。

越前たけふ駅(東口)

旧北陸線の武生駅(ハピラインふくい)まで約3km離れており、西口からバスが出ています。

西口広場

駅改札付近にはコンビニがありますが、周辺には道の駅とレンタカー店以外何も無いです。

駅改札付近

西口には新幹線開業に伴い駅前に道の駅が出来ました。

道の駅

観光案内所(8時~18時)があり、1階に物産販売所(9時~18時)、2階に食事処(11:00~15:00/17:00~22:00)があります。

案内所

1階物産販売所(2階から撮影)

2階食事処

到着が18時前だったので物産販売所は閉店準備をされていました。
また、二階には食事処がありますが、1組の家族が出てきた際に店内を見ると人が居ませんでした。

雰囲気的に乗降客が少ない新幹線駅前に道の駅ができましたが、メインは車で来る方の施設ですが、日曜の夕方でこの静けさは今後どのようになるか見守っていきたいです。

滞在時間が19分と言うことで、足早に新幹線ホームへ戻ります。

★ 参考 ★
越前たけふ駅の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・5号車~6号車付近
◇エレベーター・・・7号車付近
◇エスカレーター・・・8号車~9号車付近

18:05
越前たけふ駅から「はくたか567号(敦賀行)」に乗車。

はくたか567号(敦賀行)

はくたか567号(敦賀行)

<停車駅> 各駅
 敦賀

案内板

<座席> 6号車18番E席

新幹線指定券(14列車目)
越前たけふ→敦賀
はくたか567号 6号車18番E席 (E7/JR東日本車両)
越前たけふ【18:05発】→【18:17着】敦賀
・移動距離 30.2km
・乗車時間 12分
・料金 2,000円
(乗車券590円、新幹線指定席1,410円)

【他鉄道利用の場合】
・なし (越前たけふ駅・新幹線単独駅)
※バス+他鉄道を利用の場合
(シャトルバス+ハピラインふくい)
・移動距離 約39.9km
 越前たけふ駅~武生駅・約4.8km/武生~敦賀35.1km
・料金 1,280円
 越前たけふ駅~武生駅・500円/武生~敦賀・780円
・移動時間 1時間2分
 越前たけふ駅(18:15)シャトルバス~(18:28着)武生駅/武生(18:47発)~(19:17着)敦賀


 
敦賀駅

18:17
越前たけふ駅から12分の乗車で敦賀駅に到着。

敦賀駅

ここで、JR西日本の北陸新幹線・営業区間(上越妙高~敦賀)の各駅下車巡りは終了。

大阪から上越妙高駅まで行き、10時40分発の新幹線から順に下車。
富山駅までは「はくたか号」がメイン。
(かがやき号の各駅停車はありません)
富山駅から「つるぎ号」(富山駅始発)が加わり、約20分の後続「はくたか号」と交互に乗車し終点の敦賀駅に到着しました。
18時17分に到着したので、12駅を7時間半程で移動した結果になります。

ところで、敦賀駅では、新幹線駅が開業し大阪・名古屋方面の特急乗換駅になりました。
開業前のシュミレーション(テスト)では、新幹線と特急列車の乗換時間が12分(満席時)となり、8分乗換の時刻設定をしていましたが、乗客が乗り遅れる問題が発生。
テスト時には、満席近い乗客の大移動でエスカレーターや改札が混雑したようですが、開業後は、新幹線・特急列車の降車前に車内アナウンスで数回に渡り、特急乗換の案内することで現時点では問題がないようです。
(YouTube動画や新幹線・特急列車の座席前テーブルに「敦賀駅乗換の案内」として注意喚起しています)

今回の旅では、各駅での階段・エレベーター・エスカレーター位置を記載しましたので参考になれば良いかと思います。
また、2日後には再び北陸に来ますので、特急から新幹線の乗り継ぎの最適な予約号車・座席を確認します。
大阪からの9両編成のサンダーバードを乗車の場合、7号車前方座席
敦賀からの新幹線の乗車は9号車付近に乗車すると近くにエスカレーターがあります。
エレベーター・階段の場所は違い、車両編成が12両の場合も異なってきます。

<敦賀駅到着の新幹線から特急・在来線に乗換方法>
敦賀駅3階新幹線ホームからエスカレーターで2階の改札フロアーに降ります。
2階には、JR線・「ハピラインふくい」に乗り継ぐための改札があります。

2階新幹線改札出口

新幹線の改札を出ると左側に改札が見えます。
こちらは東口(やまなみ口)です。
新幹線開業に伴い、西口にあった「みどりの窓口」がこちらに移動しています。(西口は廃止)

東口(改札外から撮影)

東口を降りると、送迎車が使うロータリー広場です。

東口出口へ続くエスカレーター

下から撮影

東口のロータリー広場には送迎車が多く見られました。
左側には大型車(バスなど)の駐車できるエリアが用意されています。

敦賀駅東口

駅前の前方は、川(木ノ芽川)が流れ、芝生の堤防が整備された感じです。

左側は木ノ芽川

敦賀駅東口

一方、旧敦賀駅の改札があった西口ではJR西日本から新しく移管された「ハピラインふくい鉄道」が管理に変わりました。
みどりの窓口(閉鎖)やJR関係の券売機も縮小されています。

ここからは、2階新幹線改札から在来線ホーム(西口方面)の紹介です。
尚、今回は時間が無かったので写真は6月に撮影した写真を使用します。

新幹線改札から特急乗換の足元の通路を真っすぐ進むと右手に在来線のりば(西口出口)に進めます。(距離があります)

在来線のりば方向

西口と書かれた案内板を見ながら、右手方向に進むとエスカレーターがあります。

西口へのエスカレーター

エスカレーターの先には、福井県初の歩く歩道(ムービングウォーク)が続きます。

西口へ続くムービングウォーク

新幹線乗換改札からは約300m離れています。
在来線を使用して新幹線・特急に乗り換える際もムービングウォークとエスカレーターを使います。

在来線側から見たムービングウォーク

ムービングウォークを歩き終えると従来のあった跨線橋に続きます。

跨線橋

跨線橋の上から電車が見えます。
ピンク色の車両は福井駅方面の「ハピラインふくい」の車両です。

跨線橋からの在来線ホーム

跨線橋の突き当り右の階段を降りると1・2番線のりばと西口改札です。

1・2のりば・西口改札方面

改札周辺はJR時代の券売機などを失くし、改修作業が行われていました。

西口改札

敦賀駅西口は、列車が到着する時以外は閑散としていました。
こちらからは、北陸道総鎮守 越前国一之宮 氣比神宮が徒歩15分で行くことが出来ます。(バスの場合約5分)

左側が敦賀駅(西口)

以上、敦賀駅の東口と西口を紹介しました。

ここからは、新幹線から特急列車へ乗換する場合の紹介です。

<北陸新幹線→特急サンダーバード・しらさぎ号>
改札を出ると足元に青と黄色の特急乗換案内が見えます。

足元の案内シール

改札を進んた左に最初のエスカーレーターが見えます。
特急サンダーバード号の1号車~6号車を乗車する方は、こちらが最短ルートです。それ以外は少し先のエスカレーターを利用します。

最初のエスカーレーター

下に降りると特急列車が停車しています。
京都・関西方面に行く「サンダーバード号」と米原・名古屋方面に行く「しらさぎ号」の特急ホームは左右で分かれています。
尚、出発時(33/34番線)と到着時(31/32番線)のホームは異なります。

特急列車

★ 参考 ★
敦賀駅(新幹線)の階段・エレベーター、エスカレーター位置

階段・エレベーター、エスカレーター位置

◇階段・・・8号車~9号車付近
◇エレベーター・・・6号車付近
◇エスカレーター・・・3号車~5号車付近、9号車~10号車付近


ここからは、敦賀駅から特急サンダーバードに乗車してへ関西方面に向かいます。

敦賀駅

18:44
敦賀駅からサンダーバード40号(大阪行)に乗車。

案内板

<座席> 4号車3番D席

指定券(15列車目)

<停車駅> 京都・新大阪・大阪

9両編成の車内は、発車(18:44発)8分前(18:36着)に新幹線(富山始発つるぎ39号)から到着した乗客の駆け込みで、発車前には窓側席を中心に多く埋まっていました。

列車は定刻(18:44)に発車。
敦賀駅で時間があったので2階の乗換フロアーにあるコンビニで駅弁を買おうと思ったら全て売り切れでした。
仕方なく、コンビニ弁当を購入して車内で食べます。

コンビニ弁当

敦賀駅の特急発車ホームには駅弁の自動販売機がありますが、この日はお気に入りのものがありませんでした。

特急のりばホームに設置の駅弁自販機

列車は、敦賀駅から湖西線を経由して54分後には京都(19:38~19:40)に到着します。この間の停車駅は無く、京都駅では多くの外国人が下車していきました。
京都駅で2分停車後、23分の乗車で新大阪(20:03~20:04)に到着です。
自宅に帰るには終点の大阪駅(20:09着)ですが、今回はここから先の山陽新幹線各駅下車旅を始めていきます。

新大阪駅

隣のホームには新大阪駅始発の福知山行き・特急こうのとり23号(20:06発)が停車していました。

特急こうのとり23号

サンダーバードからの乗り換えができるようです。

新大阪駅案内板

この後は、新大阪駅から山陽新幹線に乗車します。
少しの乗換時間があるので、一旦改札を出て新幹線改札からスタートします。

<次 WESTERポイント旅(1日目・3/3)>

WESTERポイント旅(1日目・1/3)

WESTERポイント旅(1日目・1/3)
◆北陸/山陽新幹線・各駅下車◆
(大阪~上越妙高)
~2024年9月8日(日)~

今回は、JR西日本が期間限定販売「WESTERポイント全線フリーきっぷ」を使って北陸新幹線と山陽新幹線の各駅・隣駅下車旅をします。

WESTERポイント全線フリーきっぷ

この切符は、7月に兵庫県を旅した際に付与されたWESTERポイントを利用します。
9,000ポイントで3日間乗り放題の他、1,000ポイントと14,000円を使用する一部ポイント(1日有効)の2種類が発売。

「一部ポイント」と「全ポイント」の比較表(鉄道コムより)

普通車指定席交付に制限が無いきっぷは最近見掛けず、この機会に今回はJR西日本管轄の新幹線駅を順に下車(隣駅)していきます。

事前準備として指定券の予約が必要です。
ルートは、大阪から北陸新幹線(JR西日本管轄)の最北営業駅・上越妙高駅まで行き、順に隣駅を北陸新幹線の各駅に下車し、敦賀まで行きます。
そして、敦賀から新大阪まで特急サンダーバードに乗車し、新大阪からは博多までの山陽新幹線・隣駅を順に下車します。

北陸新幹線・各駅(JR西日本管轄駅)
◆上越妙高◆糸魚川◆黒部宇奈月温泉◆富山◆新高岡◆金沢◆小松◆加賀温泉◆芦原温泉◆福井◆越前たけふ◆敦賀◆

山陽新幹線・各駅
◆新大阪◆新神戸◆西明石◆姫路◆相生◆岡山◆新倉敷◆福山◆新尾道◆三原◆東広島◆広島◆新岩国◆徳山◆新山口◆厚狭◆新下関◆小倉◆博多◆


初日の予定は、大阪~上越妙高~敦賀~新大阪~岡山。
2日目は、岡山~博多・博多南~大阪です。

切符の予約はネットから9区間のみが可能です。
全部で40以上予約しますが、10区間目からは駅にある指定席券売機で1枚づつ発行する必要があります。

発券した切符(一部)

10区間目から駅の指定席券券売機で発券する際には、台数の少ない券売機の駅は行列ができる場合もあります。
今回は数日掛けて最寄駅・旅先の駅で発券しました。

前日までに準備が整い、旅へ向かいます。

2024年9月8日(日)初日
自宅は6時頃に出発し電車で大阪駅へ。

大阪駅

06:30
大阪駅から特急サンダーバード1号(敦賀行)に乗車。

案内板

大阪駅始発の9両編成の列車は、発車7分前(06:23)に入線。

特急サンダーバード1号

指定券(1列車目)

車内は、全車指定ですが、窓側席は新大阪駅・京都駅に停車後には満席近くになっていました。
大阪駅出発後には、いつも旅の朝に食べるサンドウィッチを車内で食べます。

朝食

湖西線を経由し、定刻の7時54分に敦賀駅に到着。

敦賀駅

敦賀駅からは、北陸新幹線に乗車します。
乗換駅である敦賀駅は、3階に新幹線ホーム・2階に新幹線改札口・1階に特急列車のりばです。

2階新幹線乗換口改札

北陸新幹線の延伸開業で新たに出来た新幹線駅の1階に特急専用のホームを完成させましたが、事前のシュミレーション(満員の場合)では、8分乗換(最短)の列車に乗車できない結果となったようです。(結果は約12分)
その後に改善され、現在は問題はないようです。

今回行く上越妙高駅が停まる敦賀発の新幹線は、この時間帯には本数が少なく、2時間後の9時58分発の「はくたか560号」になります。
乗り換えなしで行くには2時間待ちになりますが、途中の金沢駅始発の新幹線に乗車すれば金沢駅で数分待つだけで上越妙高駅に行くことが出来ます。
(上越妙高駅は、1時間に1本程度の「はくたか号」が停車)

新幹線改札内(2F)

そのため、金沢駅始発の新幹線に乗車するため、先発の8時6分発(つるぎ2号)の列車ではなく、次発の全車指定「かがやき506号」でも可能なので、こちらに乗車。
どちらに乗車しても構いませんが、万一特急サンダーバードが遅延したことを考えて次発にしています。
次発にすると金沢駅の待ち時間が短く済みます。

今回、特急から8時6分の新幹線への乗換時間は12分間あり、余裕で先発(08:06「つるぎ2号」)に乗車することも可能でした。

この時間のホームには、富山駅始発のつるぎ5号(富山06:37発)が7時59分に11番線に到着し、4ホーム全てに新幹線が停車しています。

4列車が停車する敦賀駅新幹線ホーム

敦賀駅

08:15
8時4分。
乗車する「かがやき506号(東京行)」が入線。

かがやき506号(東京行)

敦賀駅の案内板はモニターを採用しています。

案内板

サンダーバードから乗換する方は先発の「はくたか号」に乗車する方が多く、次発(かがやき506号)の新幹線は全車指定と言うこともあり、乗車する方は少ない感じです。

新幹線指定券(2列車目)

乗車は8号車・普通車指定席ですが、9号車はグリーン車。
入る際にちらっと、グリーン車を撮影しました。

グリーン車車内

普通車指定席(8号車)では、数名の方が座っていました。

8号車指定席

敦賀駅から福井・芦原温泉・加賀温泉を停車し、金沢には9時5分に到着。
金沢駅手前で雲行きが怪しくなり、金沢駅到着時には大雨になっていました。

雲行きが怪しい金沢駅手前風景

金沢駅入線時には豪雨。

金沢駅入線時には豪雨

09:05
金沢駅到着。
駅の外は豪雨で雨音がホームにも聞こえてきます。
ホーム後方へ車両写真を撮りに行こうとすると、沢山の駅員が集まっていました。

転勤車掌を見送る職員達

話を聞くと、先程乗ってきた新幹線の乗務員が大阪に転勤になり、最後の勤務だったようです。

金沢駅

09:17
乗車してきた新幹線「かがやき号」が発車後、金沢駅始発の「はくたか558号(東京行)」が同一ホームに9時9分入線。

はくたか558号(東京行)

入線した「はくたか558号(東京行)」ですが、4~5分間扉が開きません。
発車3分前にドアが開き、乗客は車内に入れました。

案内板

出発時の金沢駅は豪雨でしたが、定刻(09:17)に発車。

新幹線指定券(3列車目)

新幹線は、11駅先の軽井沢駅まで各駅に停車していきます。
富山駅を過ぎた頃には、天気が良ければ車窓から立山連峰が見えますが、この日は雲で見えませんでした。

車窓・立山連峰

金沢から約1時間。
定刻10時20分に上越妙高駅に到着。

上越妙高駅

上越妙高駅の滞在時間は20分。
ここからJR西日本管轄の北陸新幹線各駅下車旅をスタートします。

<次 WESTERポイント旅(1日目・2/3)>

«阪神・山陽電車の旅②(大阪梅田~三宮・明石・姫路)

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